備中国分寺
岡山県総社市にある吉備路風土記の丘の一角にあり、岡山県内唯一の五重塔がある古刹が備中国分寺。前身は奈良時代、聖武天皇の詔で建てられた国分寺のひとつですが、南北朝時代に焼失。当初の国分寺は、国分寺境内の南に南門、中門、大井…
岡山県総社市にある吉備路風土記の丘の一角にあり、岡山県内唯一の五重塔がある古刹が備中国分寺。前身は奈良時代、聖武天皇の詔で建てられた国分寺のひとつですが、南北朝時代に焼失。当初の国分寺は、国分寺境内の南に南門、中門、大井…
岡山県真庭市の吉備高原北端にある鍾乳洞が備中鐘乳穴(びっちゅうかなちあな)。総延長約800mのうち、約300mが観光洞として公開されています。文献に残る鍾乳洞としては日本最古で、備中国から年60斤の鍾乳石を朝廷への貢ぎ物…
岡山藩主・池田光政(いけだみつまさ)により開設された日本最古の庶民学校が岡山県備前市にある閑谷学校(しずたにがっこう)。庶民のための学校として、領内はもとより他藩の者にも入学を許可、頼山陽らも度々訪れたとか。旧閑谷学校と…
池田氏岡山藩31万5000石の居城で藩政時代、岡山藩の藩庁が岡山城。天正元年(1573年)、宇喜多秀家の父・宇喜多直家がそれまでの居城である亀山城(沼城)から石山城(岡山城)に入城。西国街道を城下に入れ、城下町を整備した…
津山盆地(岡山県津山市)の中央にある小高い丘に建つ平山城の城跡が津山城で、姫路城、松山城と並んで日本三大平山城にも数えられています。鶴が羽根を広げたように見えることから、別名「鶴山城」(かくざんじょう)とも呼ばれ、その城…
竹田城(兵庫県朝来市/標高353.7m)が雲海に浮かぶ「天空の城」として有名ですが、その絶景では岡山県高梁市の備中松山城(日本三大山城、日本100名城)も負けず劣らずです。雲海に浮かぶ「天空の城」は、備中松山城東側の尾根…
岡山県高梁市、高梁川を眼下にする4つの峰からなる臥牛山(487m)の山上に建つ山城。岩村城(岐阜県恵那市岩村町)、高取城(奈良県高取町)と並び日本三大山城に数えられています。往時の天守が残る現存12天守のうちでも唯一の山…
岡山県総社市にある墳丘長282mという日本で10番目という巨大な前方後円墳が作山古墳(つくりやまこふん)。岡山県内でも同じ吉備路風土記の丘にある造山古墳(つくりやまこふん/墳丘長350mで全国第4位)に次ぐ巨大な古墳で、…
岡山県立歴史公園、吉備路風土記の丘に含まれる古墳群のひとつで、国の史跡に指定されるのが岡山市北区にある造山古墳(つくりやまこふん)。古墳時代中期、5世紀初めの建造と推定される前方後円墳で、全長350m、高さ24m。日本で…
真庭市の旭川堤防には1kmに渡って180本のソメイヨシノが植栽され、桜が道路上を覆いトンネルとなっていることから「トンネル桜」と呼ばれています。開花期間中には151基のぼんぼりが灯され(18:30~21:00)、夜桜も楽…
伯耆国(鳥取県)との国境にある四十曲峠(しじゅうまがりとうげ)を越える直前、出雲街道の新庄宿のメインストリートに明治39年、日露戦争の戦勝を記念して植えられた桜が、がいせん桜。現在、5.5m間隔に132本の桜があり、脇に…
岡山県の天然記念物に指定された目通り7.1m、根元周囲9.2m、樹高18mの桜の古木が真庭市別所の醍醐桜。ヒガンザクラの一種、アズマヒガンザクラで推定樹齢はなんと1000年。枝張りは、東西南北に20mという立派なもの。元…
岡山県総社市にある標高397mの鬼城山(きのじょうざん)にある古代の山城が鬼ノ城(きのじょう)。山に石垣を組んで、大陸からの侵攻に備えた九州や瀬戸内海に築かれた古代山城(神籠石式山城)のひとつ。とくに鬼ノ城は往時の雰囲気…
国の名勝で、「日本の滝百選」にも選ばれているのが岡山県真庭市の神庭の滝(かんばのたき)。落差110m、幅20mと中国地方随一の大きさを誇り、断崖絶壁を落下する豪快さは西日本一の呼び声も高い巨瀑です。一帯は岡山県立神庭の滝…
日本人は日本三〇〇とか、三大〇〇が大好き。今回は「日本三名園」を紹介しましょう。金沢市の兼六園、岡山市の後楽園、水戸市の偕楽園が「日本三名園」。誰が、どんな基準で選んだのでしょう? 「The 3 Great Garden…
近水園(おみずえん)は、関ヶ原の合戦後、備中足守に所領替えとなった藩主・木下氏の庭園。足守川の水を引き入れた遠州流の池泉回遊式庭園で、江戸初期の大名庭園らしい風情が感じられるのが特徴。岡山後楽園のある岡山市内にあるので、…
明暦年間(1655年〜1658年)に、津山藩2代藩主・森長継(もりながつぐ)が、京の仙洞御所を模して造らせたといわれる、池泉回遊式の大名庭園。藩政時代、津山藩(現・岡山県津山市)では他藩の使者を城内に入れずに、ここで対応…
水戸の偕楽園(かいらくえん)、金沢の兼六園(けんろくえん)と並んで、「日本三名園」のひとつに数えられる岡山の後楽園。岡山藩主・池田綱政によって、14年もの歳月をかけて完成。造園当時は、岡山城の後に造られた園という意味で、…