暗がり坂
石川県金沢市主計町(かずえまち)にある小さな石段坂が、暗がり坂。商人の町尾張町と、主計町茶屋街を結ぶ坂道で、主計町茶屋街は、明治維新後に置かれた遊郭があったため、当時は仕事帰りの商人達で賑わっていました。尾張町の商人達は…
石川県金沢市主計町(かずえまち)にある小さな石段坂が、暗がり坂。商人の町尾張町と、主計町茶屋街を結ぶ坂道で、主計町茶屋街は、明治維新後に置かれた遊郭があったため、当時は仕事帰りの商人達で賑わっていました。尾張町の商人達は…
石川県小松市にある高野山真言宗別格本山が那谷寺(なたでら)。寺伝によれば古代から聖地だった地に、養老元年(717年)、白山開山の泰澄(たいちょう)が創建したと伝えられる古刹。泰澄は岩屋に千手観音像を安置し、自生山岩屋寺と…
石川県輪島市にある建物が国の重要文化財、庭園が国の名勝に指定されるのが重要文化財 時國家(下時国家)。初代は文治元年(1185年)、能登に配流された平時忠(たいらのときただ)という時国家には、現在、上時国家(本家)と下時…
石川県金沢市清川町・寺町にある坂道がW坂。犀川に架かる桜橋付近(清川町)から高台の寺町に上る急坂で、何度も鋭角に折れ曲がりその名のとおりまさしくWに見えるもの。藩政時代には、坂の上に石工の職人町があり、石伐坂(いしきりざ…
石川県輪島市の朝市通りで開かれるのが輪島朝市。神社の祭日ごとに立った物々交換の市が輪島の朝市のルーツといわれ、その歴史は1000年にも及ぶといわれ、千葉県の勝浦朝市、岐阜県の高山朝市とともに日本三大朝市にも数えられ、その…
岐阜県大垣市にある中山道・美濃十六宿のひとつが赤坂宿(美濃赤坂)。中山道69次のうち、江戸から数えて56番目の宿場で、平安時代から鎌倉時代にかけては杭瀬川駅(くいせがわえき)、江戸から明治にかけては赤坂湊(杭瀬川の川湊で…
岐阜県瑞穂市、中山道69次のうち、江戸から数えて55番目の宿場が美江寺宿(みえじゅく)。宿場の名は養老3年(719年)創建の古刹、美江寺に由来しますが、寺自体は、本尊の十一面観音を含め戦国時代に斎藤道三(さいとうどうさん…
岐阜県美濃加茂市と可児市の間を流れる木曽川に架かる国道248号旧道の橋が太田橋。昭和2年2月20日に開通(渡橋式を挙行)した全長218.0m、幅員6.4mのワーレントラス橋で、土木学会選奨土木遺産に登録。江戸時代には中山…
岐阜県美濃加茂市にあるのが太田宿・太田の渡し跡。中山道(なかせんどう)の三大難所のひとつで「木曽の桟、太田の渡し、碓氷峠がなくばよい」と俗謡にもある急流・木曽川を越える、太田の渡し(渡船場)。太田橋のすぐ下流が太田の渡し…
岐阜県美濃加茂市太田本町にある中山道の本陣の跡が太田宿・本陣跡。現存する遺構は、福田家が務めた本陣の立派な門のみで、文久元年(1861年)、皇女・和宮が14代将軍・徳川家茂に嫁ぐために下向した際に建てられたもの。元は、本…
岐阜県各務原市鵜沼にあるのが、うとう峠一里塚跡。中山道(なかせんどう)の鵜沼宿(うぬまじゅく)から太田宿の間は、木曽川が今日、日本ラインと呼ばれる激流区間となるため北側の山間、うとう峠を抜けていますが、峠の西側にあるのが…
福井県敦賀市金ケ崎町、敦賀港・金ヶ崎緑地に臨む地に建つヨーロッパへの玄関港として機能した敦賀港の歴史を紹介する博物館が人道の港 敦賀ムゼウム。ロシア革命後の1920年代のポーランド孤児、昭和15年〜昭和16年、杉原千畝(…
岐阜県加茂郡八百津町にある「日本のシンドラー」と呼ばれた杉原千畝(すぎはらちうね)の記念館が杉原千畝記念館。杉原千畝は、第二次世界大戦中、リトアニア(当時リトアニア最大の都市・カウナス、ソ連占領後、ドイツ軍が侵攻)の日本…
岐阜県高山市上川原町、益田街道(飛騨川沿いに美濃太田へと通じた尾張街道)沿いに建ち薬種商を営む「原三」商店の店舗兼用住宅だった町家が松本家住宅。現存する建物は、明治8年の大火を奇跡的に免れた江戸時代末期建築で、国の重要文…
岐阜県高山市、古い町並みの残る大新町、越中街道沿いにある、明治8年の大火の後すぐに建てられた高山の標準的な町家が宮地家住宅(高山市の文化財に指定)。土蔵は江戸時代中期築という歴史的建造物。宮地家住宅が建つ大新町は多くの職…
岐阜県高山市にある城山(標高686.1m)に築城された平山城が高山城。戦国時代から江戸時代前期の城跡で、城山公園(24.63ha)として整備されています。飛騨は、貴重な資源を産する地として、元禄5年(1692年)に天領(…
岐阜県高山市八軒町、江戸時代に天領だった飛騨(ひだ)の代官・郡代所跡が高山陣屋。幕末には全国に60数ヶ所あった郡代・代官所ですが、現存するのは高山陣屋のみ(国の史跡)。陣屋とは、江戸時代に郡代・代官が治政を行なった場所で…
岐阜県高山市、日本三大朝市に数えられる高山の朝市。歴史ある「陣屋前朝市」に対し、川沿いの風情と、店舗数を誇るのが、宮川沿いの宮川朝市。鍛冶橋から弥生橋まで宮川東岸の約350mの間に、およそ40~50軒もの白いテントの露店…