デ・レーケ導流堤(若津港導流堤・筑後川導流堤)
明治16年、明治政府がお雇い外国人の一人、オランダ人技師ヨハニス・デ・レーケを招き、筑後川河口の土砂の堆積防止、若津港の航路確保のために築いたのが若津港導流堤(筑後川導流堤)。設計者のデ・レーケの名を採ってデ・レーケ導流…
明治16年、明治政府がお雇い外国人の一人、オランダ人技師ヨハニス・デ・レーケを招き、筑後川河口の土砂の堆積防止、若津港の航路確保のために築いたのが若津港導流堤(筑後川導流堤)。設計者のデ・レーケの名を採ってデ・レーケ導流…
熊本県阿蘇郡南小国町、阿蘇山の外輪山、瀬の本高原を流れる田の原川を源流に、熊本・大分・福岡・佐賀の4県を流れて有明海に注ぐ九州一長大な河川が筑後川。幹川流路延長は143kmで、日本第21位、流域面積2863平方キロも日本…
山梨県富士吉田市と忍野村の境、山中湖を源流とする桂川に懸かる落差10mの滝、鐘山の滝(かねやまのたき)。延暦19年(800年)~延暦21年(802年)頃の延暦大噴火で流出した檜丸尾第2溶岩流の末端に懸かっている滝。周囲は…
福井県小浜市にある臨済宗妙心寺派の寺、常高寺(じょうこうじ)。初代の小浜藩主、京極高次(きょうごくたかつぐ)が小浜城で没すると妻・お初(浅井三姉妹の次女、姉が淀、妹がお江)は、剃髪・出家して常高院栄昌尼と称し、寛永7年(…
平成11年、福井県敦賀市で、敦賀港開港100周年記念事業として開催された『つるが・きらめき・みなと博21』のシンボル館として建設された旧敦賀港駅舎。シベリア鉄道経由でヨーロッパ諸国と繋がる「欧亜国際連絡列車」の発着駅とし…
福井県勝山市、5年の歳月をかけ平成4年に竣工した5層6階の天守の中にある博物館が勝山城博物館。天守の高さは57.8mと全国一の高さを誇っています。勝山市の名誉市民、多田清氏が私財を投じて城を建設、自ら収集した古美術品など…
文明3年(1471年)、本願寺第8代法主で真宗中興の祖といわれる蓮如(れんにょ)上人が57歳の時に北陸布教の拠点に選んだ金津町吉崎山(現・福井県あわら市吉崎)に造られた坊舎跡が吉崎御坊跡。本願寺の隆盛を妬(ねた)む比叡山…
福井県坂井市、えちぜん鉄道三国芦原線の終着駅三国港駅近くにある跨線橋が眼鏡橋(めがねばし)。レンガ造りの単アーチ橋はいわゆる「ねじりまんぽ」(アーチ端部が鋸歯状)スタイル。大正2年築で国の登録有形文化財になっています。大…
別名「甘棠園」(かんとうえん)とも呼ばれる福井県敦賀市にある江戸時代前期の庭園で国の名勝に指定されるのが柴田氏庭園。江戸時代前期、敦賀の豪農(庄屋)だった柴田権右衛門が絵師・狩野探幽に地割りを任せ、探幽の死後14年が経た…
福井県大野市にそびえる荒島岳(標高1523.4m)は、1500m峰ながら福井県内では唯一、深田久弥の『日本百名山』に選定の山で「大野富士」とも呼ばれる名峰。『延喜式』には「阿羅志摩我多気(あらしまがたけ)」と表記され、大…
高知県いの町の瓶ヶ森(かめがもり/標高1896.5m)・白猪谷を源流に、四国山地を横断し、徳島県徳島市で紀伊水道に注ぐ長大な河川が吉野川。幹川流路延長は194kmで、日本第12位、流域面積3750平方キロは日本第17位の…
長野県白馬村、八方尾根に通じる黒菱林道(黒菱ライン)終点の黒菱駐車場と黒菱平を結ぶペアリフト。全長415m、高低差180mを7分で結んでいます。黒菱第3ペアリフトに乗れば、グラートクワッドリフトに乗り継ぐことができ、黒菱…
長野県白馬村、白馬八方は和田野の奥、標高892m地点から八方尾根北尾根から八方尾根・黒菱駐車場へと登る林道が黒菱林道(黒菱ライン)。終点は標高1500mのカフェテリア黒菱(旧黒菱小屋)・黒菱第3リフト乗り場。全長は6.2…
長野県大町市の大町市街中心部にある戦国時代、仁科氏の居館跡(現・天正寺)周辺に残された遺構が東側外堀跡・土居跡。大和の古代豪族・阿部氏が姫川上流の信濃安曇地方に居を構えて仁科氏を称し、鎌倉時代に大町に館を築いたのが現在の…
長野県大町市、大町市街地の西端に位置する曹洞宗の寺、天正寺。大和の古代豪族・阿部氏が姫川上流の信濃国・安曇地方に居を構えて仁科氏を称し、鎌倉時代に大町に館を築いたと伝えられますが、その仁科氏居館跡が現在の天正寺一帯。戦国…
福井県坂井市、北前船で賑わった三国港(三国湊)に鎮座する神社が三國神社。大山咋命(おおやまくいのみこと=神仏習合時代には山王権現)と継体天皇を祀った神社で、地元では「お山王さん」と呼ばれ親しまれています。楼門は北前船の全…
福井県坂井市、北前船で賑わった三国港(三国湊)で材木商を営んだ、新保屋・岸名惣助(きしなそうすけ)が代々住んでいた町家が旧岸名家。旧岸名家がある下新町は、かつては廻船問屋が軒を並べ、隣接する元新町とともに三国湊の商業の中…
福井県坂井市、北前船(西廻り航路)の寄港地として繁栄した三国湊(三国港)の古刹、瀧谷寺(たきだんじ)。南北朝時代の永徳元年(1381年)、睿憲上人(えいけんしょうにん)が開山した寺で、性海寺とともに、越前における真言宗の…