義経寺
史実では奥州藤原氏の居館・衣川館(ころもがわのたち/岩手県平泉町)で最期を遂げた源義経ですが、津軽海峡を渡り蝦夷地(北海道)へ落ち延びたという『義経北行伝説』が北東北から道南にかけて残されています。龍飛崎付近の青森県三厩…
史実では奥州藤原氏の居館・衣川館(ころもがわのたち/岩手県平泉町)で最期を遂げた源義経ですが、津軽海峡を渡り蝦夷地(北海道)へ落ち延びたという『義経北行伝説』が北東北から道南にかけて残されています。龍飛崎付近の青森県三厩…
津軽海峡(津軽海峡フェリー航路)を海上国道として青森・奥入瀬と函館駅前を結ぶ国道338号(海峡ライン)。下北半島西海岸の景勝地・仏ヶ浦は、海岸から100mほど高台を走り抜けていますが、八柄間山(はちがらまやま/313.1…
明治の文豪、大町桂月(おおまちけいげつ)が「人の世ならぬ処なりけり」といった海岸の奇観が仏ヶ浦(ほとけがうら)。下北半島西岸、佐井村の福浦と牛滝の間、2kmにわたり奇岩怪石が続き、白緑色の凝灰岩が風雨と荒波で浸食されまさ…
『ゲゲゲの鬼太郎』で有名な漫画家・水木しげるは、境港市の出身。大人気の「水木しげるロード」を歩いた先に建つのが「水木しげる記念館」。水木しげるは、『ゲゲゲの鬼太郎』で知られますが、戦争漫画を描いたり、冒険家としての側面も…
2017年7月18日から『世界妖怪会議』が開催され、JR境港駅前の「水木しげるロード」の妖怪たちが、続々と『世界妖怪会議』に参加・・・。実は「水木しげるロード」、2018年7月の完成を目標に、リニューアル工事を実施。20…
漫画家の故・水木しげるさんの出身地、鳥取県境港市で2017年7月18日、『世界妖怪会議』が始まりました。JR境港駅前の観光スポット「水木しげるロード」のリニューアル工事に伴い、800mのロードに並ぶ153体のうち、145…
862年(貞観4)年、慈覚大師(円仁)の開山と伝えられる古刹が恐山菩提寺。高野山、比叡山と並ぶ日本三大霊山のひとつに数えられています。正式名は、恐山伽羅陀山菩提寺で、むつ市田名部にある曹洞宗円通寺が本坊。宇曽利山湖の湖畔…
恐山(おそれざん)は、下北半島の北部中央にある霊場。カルデラ湖である宇曽利湖(うそりこ/正式名は宇曽利山湖)を囲む地蔵岳などの外輪山は「蓮華八葉」と呼ばれています。コバルトブルーで透明度も高い宇曽利山湖の湖畔には、現在も…
栗駒国定公園内、栗駒山山麓を流れる皆瀬川上流に、高さ60mほどのV字谷が約3kmに渡って続く峡谷が小安峡(おやすきょう)。最大のみどころは、断崖の裂け目から轟音とともに湯煙が噴き上がる「小安峡大噴湯」。別名「地獄釜」とも…
栗駒国定公園内の西の玄関口にあたり、岩手・宮城・山形県境とも近い、秋田県南東部の湯沢市高松岳山中に広がる火山性の地熱帯が川原毛地獄。標高800m、約5haの火山荒原では、昭和41年まで硫黄が採掘されており、今も至るところ…
岩手・宮城・山形県境にも近い、秋田県湯沢市の国有林内(栗駒国定公園内)にある落差20mの滝が川原毛大湯滝。「湯滝」と呼ばれるのは、沢の上流で湧出する天然の温泉が滝となり、断崖下にある滝壺に落下しているから。滝壺がそのまま…
JR境線(さかいせん/米子駅〜境港市、17.9km)に運転されている「鬼太郎列車」。『ゲゲゲの鬼太郎』の作者、水木しげるは、境港の出身。水木しげるロードが完成した平成5年から運転され、現在、鬼太郎、ねずみ男、ねこ娘、目玉…
秋田県にかほ市にあり、白瀬矗(しらせのぶ)の南極探検の偉業を後世に伝える白瀬南極探検隊記念館の前に広がる公園。建物中央には氷山をイメージするオーロラドームなどが配され、その前には南極を模したという南極公園があり、春には桜…
白瀬矗(しらせのぶ)中尉は出羽国由利郡金浦村(現・秋田県にかほ市)の浄蓮寺の長男として1861(文久元)年に生まれ、11歳のとき、蘭学者佐々木節斎から「北極」の話を聞き、探検家を志します。千島探検、南極探検を行ない、南極…
整然と田が広がる八郎潟を干拓して生まれた大潟村の中央、中央幹線排水路に架かる御幸橋のたもとにある小山が大潟富士。大潟村は戦後に八郎潟を干拓して誕生した村のため、村全体が海抜ゼロメートル以下。大潟富士は標高0mだが、もとも…
象潟(きさかた)にある曹洞宗の寺、蚶満寺(かんまんじ)。853(仁寿3)年、円仁(慈覚大師)の開創と伝えられる古刹。1689(元禄2)年に『奥の細道』途中の芭蕉が、1784(天明4)年には菅江真澄が立ち寄っています。菅江…
江戸時代の俳人・松尾芭蕉が紀行文『奥の細道』に記した最北の地が、にかほ市象潟(きさかた)町の九十九島(くじゅうくしま)。かつて象潟周辺には、鳥海山の噴火による山体崩壊で日本海に流れ出た流山。のちにそれが入江となって、潟湖…
道の駅象潟ねむの丘に併設された展望温泉が象潟温泉眺海の湯。建物の4階にあるためその名の通り日本海の雄大な眺望が広がります。晴れた日には遠く男鹿半島まで見わたすことのできる絶景で、日没時間ならさらに感動的。