武雄温泉新館
武雄温泉(佐賀県武雄市)の玄関に位置する楼門をくぐると武雄温泉新館。設計はともに東京駅などを手がけた辰野金吾です。平成15年に復元工事が完成し、大正4年に建てられた当時の姿に戻されています。新館は大正3年8月6日に上棟し…
武雄温泉(佐賀県武雄市)の玄関に位置する楼門をくぐると武雄温泉新館。設計はともに東京駅などを手がけた辰野金吾です。平成15年に復元工事が完成し、大正4年に建てられた当時の姿に戻されています。新館は大正3年8月6日に上棟し…
平成22年、嬉野温泉(佐賀県嬉野市)にオープンした公衆浴場。佐賀藩の支藩のひとつ蓮池藩の湯治場が前身で古湯の名で親しまれてきましが老朽化を理由に閉鎖。合併特例債を活用し3億円をかけて再建し、嬉野温泉公衆浴場「シーボルトの…
佐賀県武雄市の武雄温泉は、1200年前開湯という歴史ある温泉で、豊臣秀吉が朝鮮出兵の際に、負傷兵士の湯治場に活用したほか、宿場町となった江戸時代には藩主の湯浴みにも使われました。江戸時代中期に領主の武雄鍋島氏の専用風呂と…
武雄温泉(佐賀県武雄市)の入口に建つ竜宮城を思わせる朱塗りの楼門。天平式楼門というクギを用いぬ建物は日本銀行本店、日本銀行大阪支店、東京駅、奈良ホテルなどと同じ辰野金吾の設計で大正4年築。国の重要文化財に指定されています…
京都の伏見稲荷、愛知の豊川稲荷とともに日本三大稲荷(三大稲荷は諸説あります)のひとつに数えられるのが佐賀県鹿島市に鎮座する祐徳稲荷神社(ゆうとくいなりじんじゃ)。もとは京都御所内の花山院(かざんいん)邸に鎮座する稲荷大神…
豊臣秀吉が朝鮮出兵(文禄・慶長の役)の拠点とするために肥前国松浦郡名護屋(現・佐賀県唐津市)に築城の達人といわれた加藤清正などの諸将に築かせた城が名護屋城(なごやじょう)。松浦党・波多親(はたちかし)の家臣、名護屋経述(…
佐賀県唐津市のJR唐津線山本駅から松浦川を渡った場所にある久里双水古墳(くりそうずいこふん)。古墳というより2つの小山といった感じで、その巨大さに驚くほど。唐津市の久里と双水の境にあり、周囲は久里双水古墳公園として整備さ…
嬉野市街地より7km西方の不動山・皿屋谷にある茶の大樹(国の天然記念物)。茶の木は本来大きくなりませんが、大茶樹は珍しい大木で、一時は樹高4m、根まわり3m、7本の主幹からなり、35本の枝が四方に広がっていました。だが樹…
弥生時代後期の環壕(かんごう)集落としては日本一の規模をもち、国の特別史跡にも指定されているのが佐賀県神埼郡吉野ヶ里町の吉野ヶ里遺跡(よしのがりいせき)。現在、遺跡一帯は国営吉野ヶ里歴史公園として整備されています。3重の…
豊臣秀吉が起こした朝鮮出兵(文禄・慶長の役/1592年〜1598年)により、それまで築き上げてきた、朝鮮半島との交流は途絶。佐賀県立名護屋城博物館はそうした過去の反省に立ち、日本列島と朝鮮半島との交流の歴史を紹介し、双方…
佐賀県伊万里市の東山代町にある巨桜が明星桜。浦川内(うらがわち)地区の観音堂境内に咲くエドヒガン系の桜で、樹高13m、根回り5m、幹回り11.4mで、幹は4本に分かれ、枝張りは東西21m、南北15mという九州随一の巨桜で…
国道498号沿い、武雄市若木町川古(かわご)の交差点近くにそびえるクスノキの巨樹が川古の大楠。樹齢は3000年を越えると推定され、高さ25m、枝張は東西27m、南北27m、幹回り21m、根回り33mという巨大さで、国の天…
佐賀市街の北にそびえる標高501.7mの金立山に鎮座するのが金立神社上宮。金立山は、秦の始皇帝の命を受けた徐福が不老不死の薬求めて辿り着いた霊山との伝承があります。祭神は保食神(うけもちのかみ)、岡象売命(みずはめのみこ…
唐津市の七山地区を流れる滝川川(玉島川の支流)の中流に懸かるのが観音の滝。七山とはその名の通り標高600m内外の7つの山に囲まれたエリアで、上流には「九州の尾瀬」と呼ばれる樫原湿原(かいばるしつげん)もあります。観音の滝…
中国の秦(しん)の始皇帝(しこうてい)から不老不死の薬草を手に入れるよう命を受け、はるばる日本の地にまで足を踏み入れた伝説の人、徐福(じょふく)。全国に徐福伝説が伝わりますが、古湯温泉の発見者として名をとどめるなど、佐賀…
長崎自動車道の建設に伴う調査で、久保泉町川久保の丘陵から発見された遺跡が久保泉丸山遺跡。自動車道の用地になった関係で、現在は金立サービスエリアに隣接する金立公園(きんりゅうこうえん)内に移築され、野外歴史館として整備され…
唐津市を流れる伊岐佐川(いきさがわ)上流に懸かり、落差100mと佐賀県最大のスケールを誇るのがのが見帰りの滝。「日本の滝百選」に選ばれ、滝の背後には山岳信仰の霊山で知られる作礼山(さくれいざん)があり、かつてはこの滝も修…
三保の松原(静岡県)、気比の松原(福井県)と並び、「日本三大松原」に数えられる景勝地で国の特別名勝になっているのが唐津市の虹の松原。松浦川の河口から浜玉町にかけて5km、幅400m〜700mで、230haにも渡る長大な松…