日光東照宮・三神庫(下神庫・中神庫・上神庫)
日光東照宮で有料エリアとなる表門をくぐった先、最初に見るのが三神庫。門を入った右手に下神庫(しもじんこ)、正面に中神庫(なかじんこ)、左手に上神庫(かみじんこ)が独立して建てられています。神庫とは祭礼に使う祭具を入れる倉…
日光東照宮で有料エリアとなる表門をくぐった先、最初に見るのが三神庫。門を入った右手に下神庫(しもじんこ)、正面に中神庫(なかじんこ)、左手に上神庫(かみじんこ)が独立して建てられています。神庫とは祭礼に使う祭具を入れる倉…
日光東照宮の陽明門前にあるのが釣灯籠。オランダ王国が、オランダ商館を通じて3代将軍・徳川家光に献上した3基の灯籠のうちの1基で、附(つけたり)・銅燈籠として国の重要文化財に指定されています。寛永13年(1636年)、3基…
日光東照宮陽明門の上り口、鼓楼近くにあるのが廻転灯籠。寛永20年(1643年)、オランダ国(オランダ商館)からの奉納です。灯籠上部に取り付けられた葵の紋が上下逆さであることから「逆紋の廻り灯籠」と称されています。附(つけ…
日光東照宮、陽明門への石段基部に立つのが唐銅鳥居(二の鳥居)。一の鳥居が石鳥居であるのに対し、二の鳥居は銅製。寛永13年(1636年)、つまりは3代将軍・徳川家光による寛永の大造営の際に建立されたもので、国の重要文化財に…
日光東照宮の参拝で、陽明門をくぐると、いよいよ御本社(拝殿・石の間・本殿)ですが、その入口に建つのが国宝の唐門(からもん)。間口3m、奥行き2mと陽明門に比べると小さく感じられますが、東照宮でもっとも重要な御本社の正門で…
日光東照宮のハイライトのひとつが陽明門ですが、その階段下にあるのが日光東照宮・輪蔵(経蔵)。元和6年(1620年)築の方形造の建物は国の重要文化財に指定されています。経典を収納しておくための蔵で、経蔵の内部には、八角形を…
日光東照宮、陽明門をくぐった右手、奥宮への入口近くにあるのが祈祷殿(きとうでん)。寛永12年(1635年)に建てられた入母屋造、銅瓦葺きの建物で、国の重要文化財。上社務所ともいわれますが、結婚式や初宮詣、七五三詣、家内安…
日光東照宮、陽明門へと上る階段の下に配されるのが御水舎(おみずや)。徳川家康が祀られる日光東照宮の神域中の神域に足を踏み入れる前に、手を洗い、口をすすぎ、心身を清めるための建物です。水盤は、元和4年(1618年)、肥前佐…
日光東照宮参拝のハイライトの一つが国宝の陽明門。極彩色彫刻で覆われ、一日中見ていても飽きないということから「日暮御門」とも称されていますが、平成の大修理を終えて絢爛豪華な輝きが蘇っています。他の社殿と同様、3代将軍・徳川…
日光東照宮の神馬(しんめ)の厩舎(きゅうしゃ)である神厩舎の長押には、人間の人生を表す合計で16匹の猿が彫られています。そのうち、もっとも有名な猿が「見ざる、言わざる、聞かざる」の三猿(さんえん・さんざる)です。厩舎に猿…
日光東照宮の陽明門前にあるのが朝鮮鐘と通称される鐘が下がる鐘舎。すぐ横に巨大な鐘楼がありますが、朝鮮鐘は鐘舎に下がっています。寛永20年(1643年)、竹千代(後の4代将軍・徳川家綱)誕生の祝賀に朝鮮通信使が香炉、燭台、…
日光東照宮の有料エリアの入口、表門を入ったすぐ左手にあるのが神厩舎。神馬(しんめ)をつなぐ厩(うまや)で、古来、猿は、馬の病を治したり、 馬の世話をするなどされているところから、長押(なげし)上には猿の彫刻8面が描かれ、…
勝道上人が開山し、空海も入山したと伝わる日光山。山岳崇拝、修験道、日本古来の神道などが結びついて神仏習合の霊山として発展します。天長6年〜天長10年(829年〜833年)頃、円仁(慈覚大師)が日光山(当時の寺号は満願寺)…
勝道上人によって開山した日光ですが、空海に続いて天長6年〜天長10年(829年~833年)、円仁(慈覚大師)が入山。その影響を受けて創建したのが日光山輪王寺・常行堂(じょうぎょうどう)。現存する常行堂は、慶安2年(164…
日光二荒山神社とその別宮・滝尾神社を結ぶ峠越えの日光史跡探勝路途中、峠部分に建つのが日光山輪王寺・行者堂。明治4年の神仏分離令で、日光山輪王寺、日光二荒山神社、日光東照宮に分けられるまでは日光山は修験の地としても繁栄。山…
日光山輪王寺の旧本坊は、明治4年5月13日に焼失していますが、その表門だったのが日光表参道に面して建つ本坊表門(黒門)。黒漆塗りのため、黒門と通称されています。皇族を日光山の門主(輪王寺宮)と仰ぐ門跡寺院の格式を示す門で…
日光史跡探勝路(滝尾神社コース)の終点、白糸の滝脇に鎮座するのが滝尾神社(たきのおじんじゃ)。二荒山神社の別宮で、二荒山神社の主祭神、大己貴命(おおなむちのみこと)の妃神(きさきがみ)で女峰山の女神・田心姫命(たごりひめ…
明治初年の神仏分離まで、日光全山が日光山の霊場で、その歴史を紹介するミュージアムが日光山輪王寺の輪王寺宝物殿。日光山の歴史を物語る歴史的美術的価値の高い資料を保存研究公開する施設です。年間6回、約50点ずつ展示替えを行な…