川治ダム(八汐湖)

川治ダム(八汐湖)

栃木県日光市川治温泉を流れる鬼怒川の本流に昭和58年に完成した多目的ダムが川治ダム。堤高140.0mのアーチ式コンクリートダムで、アーチダムとしては黒部ダム(富山県立山町)、温井ダム(広島県安芸太田町)、奈川渡ダム(長野県松本市)に次ぐ堤高を誇っています。鬼怒川上流ダム群のひとつで、首都圏の水がめとしての機能も。

ダムサイトには「川治ダム資料館」も

鬼怒川上流部にある五十里ダム(昭和31年完成)、川俣ダム(昭和41年完成)、湯西川ダム(平成24年)とともに鬼怒川上流ダム群を形成。
遠く離れた北総地域、京葉工業地帯に上水道、工業用水、灌漑用水をも供給しています。

ダム湖の八汐湖は、周辺にヤシオツツジ(栃木県の県花)が多いことが名の由来。

ダム天端を栃木県道23号(川俣温泉川治線)が走り、ダム下流にある川治温泉街を眼下にします。
右岸側(上流から見て)のダムサイトに「川治ダム資料館」があり、ダムカードが配布されるほか、食堂の「向日葵」でダムカレーを味わうことができます(川治ダムカレーは道の駅湯西川にもあります)。

名称 川治ダム(八汐湖)/かわじだむ(やしおこ)
所在地 栃木県日光市川治温泉川治293-3
関連HP 鬼怒川ダム統合管理事務所公式ホームページ
電車・バスで 野岩鉄道会津鬼怒川線川治湯元駅からバスで7分
ドライブで 日光宇都宮道路今市ICから約25km
問い合わせ 日光市観光経済部藤原観光課 TEL:0288-76-4111
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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