日光二荒山神社・神輿舎

日光二荒山神社・神輿舎

日光二荒山神社の神苑(有料エリア)内にあるのが神輿舎(しんよしゃ)。文字通り例祭『弥生祭』に使われる神様が乗る神輿(みこし)を奉安する建物で、神輿3基が収蔵されています。二荒山神社の神輿舎は日光山においては貴重な江戸時代初期の築で、国の重要文化財、世界文化遺産「日光の社寺」の構成資産になっています。

『弥生祭』に使われる神輿3基を安置

日光二荒山神社・神輿舎

元和3年(1617年)、日光東照社(現・日光東照宮)仮殿(かりでん)の拝殿(護摩堂)として創建され、徳川家光の寛永の造替の際、寛永15年(1638年)〜寛永18年(1641年)に現在地に移設されています。
元和3年1月22日、日光東照社仮殿遷宮並びに居礎日時定の陣儀が行なわれ、4月4日に日光東照社が竣工しているので、原型はその時のものということになり、現存する日光山最古の建物ということに。
徳川家光の寛永の大造替で、陽明門などの絢爛豪華な建物が建てられましたが、それ以前は、この神輿舎に見られるように素木(しらき)の建物だったことがよくわかります。
安置される神輿は、向かって左から味耜高彦根命(あじすきたかひこねのみこと)、大己貴命(おおなむじのみこと)、田心姫命(たごりひめのみこと)。

名称 日光二荒山神社・神輿舎/にっこうふたらさんじんじゃ・しんよしゃ
所在地 栃木県日光市山内2307-1
関連HP 日光二荒山神社公式ホームページ
電車・バスで JR日光駅・東武日光駅から世界遺産めぐり循環バスで13分、大猷院二荒山神社前下車
ドライブで 日光宇都宮道路日光ICから約3.6km
駐車場 100台/有料
問い合わせ 日光二荒山神社 TEL:0288-54-0535
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
日光二荒山神社『弥生祭』

日光二荒山神社『弥生祭』

毎年4月13日〜4月17日、栃木県日光市の日光二荒山神社で『弥生祭』が斎行されます。日光に春を告げる『弥生祭』は、旧暦3月に行なわれたためその名があります。神社祭典は4月13日〜4月17日まで行なわれ、大祭の4月17日に付祭として、東西11

日光二荒山神社

日光二荒山神社

延暦9年(790年)、日光開山の勝道上人(しょうどうしょうにん)が男体山(なんたいざん)に登拝し、本宮(現・本宮神社)を建立したのが始まりという古社、日光二荒山神社(にっこうふたらさんじんじゃ)。日光東照社(現・日光東照宮)造営までは日光山

 

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