立石寺・せみ塚
山形県山形市、山寺と通称される立石寺(りっしゃくじ)の百丈岩(ひゃくじょうがん)へと続く参道の途中には、せみ塚があります。せみ塚は、元禄2年5月27日(1689年7月13日)、『奥の細道』途中の芭蕉が立石寺で詠んだ「閑か…
山形県山形市、山寺と通称される立石寺(りっしゃくじ)の百丈岩(ひゃくじょうがん)へと続く参道の途中には、せみ塚があります。せみ塚は、元禄2年5月27日(1689年7月13日)、『奥の細道』途中の芭蕉が立石寺で詠んだ「閑か…
山寺と通称される立石寺(りっしゃくじ)は、元禄2年5月27日(1689年7月13日)、『奥の細道』の途中の芭蕉と曽良が訪れたことで有名で、有名な「閑かさや岩にしみいる蝉の声」を詠んだことで知られています。境内には昭和47…
松尾芭蕉は『奥の細道』行脚の途中、元禄2年5月27日(1689年7月13日)に尾花沢から立石寺を訪れ、有名な「閑かさや岩にしみ入る蝉の声」の句を詠んでいます。根本中堂の脇には、幕末の嘉永6年(1853年)、門人により建立…
羽黒山山麓にある随神門は、出羽三山神社神域の表玄関となる門。随神門をくぐれば、そこからが出羽三山の神域で、神域は月山を越え湯殿山まで広がっています。随神門は、神仏習合時代の元禄15年(1720年)、羽黒権現の仁王門として…
山寺と通称される宝珠山立石寺(山形県山形市)は、比叡山延暦寺の分院で、貞観2年(860年)に円仁(慈覚大師)が創建。本堂にあたる根本中堂は、延文元年(1356年)、初代山形城主・斯波兼頼(しばかねより)が再建したもので、…
蜂子皇子(はちこのおうじ)は、推古天皇の御代に出羽三山を開いたと伝える開山の祖。蜂子神社(はちこじんじゃ)の祭神として祀られ、その墓は羽黒山頂のバス停から三神合祭殿への参道途中にあり、宮内庁の管理になっています。表参道石…
大宝寺氏12代当主(大宝寺城主)で、羽黒山の別当だった大宝寺政氏(だいほうじまさうじ=武藤政氏)が城下に巨大な一の鳥居を築いたのが始まり。その鳥居はなく、鶴岡市鳥居町という町名を残すのみ。その後山形県道47号鶴岡羽黒線を…
出羽三山の一つ湯殿山は、標高1500mで月山に連なり、湯殿山神社はその北側の渓流の畔に鎮座する神社。六十里越街道から湯殿山有料道路に入り、終点の駐車場から徒歩かシャトルバスを利用。御神体は湯がこんこんと湧き出す茶褐色の巨…
羽黒山(出羽神社)の五重塔は、平安時代に平将門(たいらのまさかど)が創建と伝えられ、文中元年(1372年)、庄内領主で羽黒山別当の大宝寺政氏(だいほうじまさうじ=武藤政氏)が大修復(再建)を行なったという記録が残されてい…
山形県の月山山頂(標高1984m)に鎮座する月山神社。平安時代編纂の『延喜式神名帳』にすでにその名が記載され、神仏習合の時代(明治維新以前)には山岳修験の地として隆盛しました。月山山頂の月読命が祀られる月山神社本宮で、毎…
月山の山頂に鎮座するのが、出羽三山神社のひとつ、月山神社。社伝によれば崇峻天皇(すしゅんてんのう)の第3皇子である蜂子皇子が推古天皇元年(593年)に羽黒山を開山し、さらに同年、月山を開山したという古社。平安時代編纂の『…
奈良県桜井市の安倍文殊院(あべもんじゅいん)、京都府宮津市の智恩寺(切戸文殊)と並び「日本三文殊」に数えられるのが山形県高畠町の亀岡文殊(大聖寺)。東北地方には、数少ない合格祈願、学業成就のパワースポットになっています。…
山形県遊佐町と秋田県象潟町にまたがる山岳道路の鳥海ブルーライン。総延長は34.9kmで、11月上旬~4月下旬には積雪のため通行止めに。例年ゴールデンウィーク直前の4月下旬に開通しますが、鳥海山5合目の鉾立(ほこだて)付近…
冬の樹氷と山頂のお釜で名高い蔵王連峰を越える山岳ドライブウェイ「蔵王エコーライン」(宮城県道・山形県道12号白石上山線)の冬季閉鎖区間(宮城県蔵王町澄川スキー場入口〜山形県上山市坊平、16.5km)が例年ゴールデンウィー…
あまりに雪が多いのでスキー場がオープンするのが例年4月の上旬というのが月山姥沢にある月山スキー場。4月上旬〜7月末が月山の夏山スキーシーズンで、リフトも運転されます。スキー場のオープン前日には月山志津温泉旅館組合などの主…
置賜さくら回廊途中、山形県白鷹町、本庄氏の居城・鮎貝城跡に咲く巨桜が子守堂の桜。樹高19m、推定樹齢1000年のエドヒガンの古木で、フラワー長井線四季の郷駅に近い、鮎貝郵便局の西側に位置しています。鮎貝城主が建立した子育…
山形県山形市の西蔵王放牧場に咲くオオヤマザクラの巨樹群。牧場奥の一角に咲く、1本の木から13本が株立ちする樹齢100年を超える大山桜は「西行桜」と呼ばれています。駐車場から牧草地内のダートの道を20分ほど登った地に華麗に…
推定樹齢750年のエドヒガンの巨樹で山形県の天然記念物になっているのが山形県東村山郡中山町に咲く、お達磨の桜。樹高15m、根回り8m、目通幹回り4.9mという巨桜です。この花が咲く頃が苗代の種蒔きの適期だったために、「種…