日和山公園
大正11年2月14日に大正天皇即位の記念公園として造られた、面積1.1ha、山口県下関市で最も古い公園が日和山公園(ひよりやまこうえん)。関門海峡を見晴らす丘で北前船の風待ちの時代は出航の日和を見た地。昭和31年に没後9…
大正11年2月14日に大正天皇即位の記念公園として造られた、面積1.1ha、山口県下関市で最も古い公園が日和山公園(ひよりやまこうえん)。関門海峡を見晴らす丘で北前船の風待ちの時代は出航の日和を見た地。昭和31年に没後9…
平清盛(たいらのきよもり)は安芸(あき=広島県)の宮島に厳島神社を創建し、平家の氏神としていますが、兵庫津(神戸)に日宋貿易用に大輪田泊(おおわだのとまり)を築港する際にも厳島神社の分霊を勧請して要所7ヶ所に弁天社を建立…
関門海峡を隔てる九州側と本州・下関側に、緊迫するアジア情勢を背景に、明治20年から築かれたのが下関要塞。清国の北洋艦隊や、ロシアのバルチック艦隊の来襲を念頭に、榴弾砲などを備える砲台を築いたのですが、そのうちのひとつが火…
山口県下関市、関門海峡に臨む標高268mの火の山の山上一帯に整備されたのが火の山公園。日本海と太平洋、本州と九州を一望する見晴らしのよさから、古来、敵の来襲を知らせる狼煙台(のろしだい)の役割を担い、山名はそこに由来して…
関門海峡(早鞆ノ瀬戸)をまたぎ、山口県下関市と福岡県北九州市門司区を結ぶ、全長1068m、幅26m・6車線の吊り橋が、関門橋。下関IC〜門司IC間の高速道路・関門自動車道の一部となっています。関門海峡を横断する陸上交通機…
明治の文豪、詩人として名高い国木田独歩は、明治4年、千葉県銚子生まれ。5歳〜16歳まで司法省に勤める父とともに山口、萩、広島、岩国などに居住。16歳で上京しますが、柳井に転勤していた両親の元に戻り、明治25年からの2年間…
旧秋田商会ビルは、大正4年に建てられた海運会社・秋田商会の事務所兼住居だったもの。秋田商会は日清戦争以後に興った海外進出機運にのって下関に創設された海運会社で、海外貿易を主な業務にしていました。屋根の塔屋が印象的な和洋折…
下関南部町郵便局(しものせきなべちょうゆうびんきょく)は、明治33年に建てられた下関に現存するもっとも古い西洋建築物。逓信省技師の三橋四郎の設計。外壁のレンガは60cmの厚さで、現在も現役の郵便局として使用されており、国…
山口県下関市一の宮にある古社で、大阪の住吉大社、博多の住吉神社とともに日本三大住吉に数えられるのが長門一宮住吉神社。神功皇后の三韓平定後に凱旋、当地に祠を建てたのが始まりと伝わる神功皇后ゆかりの神社。以来、軍事・海上交通…
綾羅木郷遺跡(あやらぎごういせき)は、山口県下関市綾羅木にある、弥生時代前期を中心とする遺跡で、国の史跡。一帯は史跡公園として整備され、下関市立考古博物館も建っています。本州西端の響灘(ひびきなだ)に面する地域に位置し、…
古代には赤間関(あかまがせき)として大陸への玄関口として栄えた山口県下関市。渡来人の文化もその多くは赤間関を経て瀬戸内や大和、さらには東国へと流入したと推測できます。綾羅木郷遺跡(あやらぎごういせき)に隣接して建ち、弥生…
関門海峡の北西、山口県下関市の響灘(ひびきなだ)に面する海岸砂丘にある弥生時代の埋葬跡が土井ヶ浜遺跡。弥生人は「縄文人が進化」という定説を覆し、「渡来・混血」説を導き出すに至る画期的な発見をもたらした、弥生時代文化像を大…
下関市の唐戸桟橋のある東港地区。「下関市立しものせき水族館 海響館」に隣接するあるかぽーと地区にあるのがアミューズメント施設「はい!からっと横丁」。運営するのはよこはまコスモワールド、万博などでも観覧車を設置する泉陽興業…
下関市の本土と彦島を隔てる小門海峡(おどかいきょう=関門海峡小瀬戸/長さ50m、幅8m)にある世界最小のパナマ運河式水門が下関漁港閘門。初代の閘門(こうもん)は昭和13年の完成で、現在の閘門は昭和61年完成の3代目。車の…
下関市立しものせき水族館「海響館」は、水産都市・下関のシンボル的な存在となる水族館で「海のいのち・海といのち」がメインコンセプト。公益財団法人下関海洋科学アカデミーが管理運営をしています。関門海峡や日本海、瀬戸内海の生物…
唐戸(からと)とは唐(中国)への戸(玄関口)という意味で国際都市として栄えた下関の往時の雰囲気を伝える地。唐戸桟橋は、関門汽船の関門連絡船発着所。最盛期の昭和48年には、年間128万人もの人を門司へと運んでいます。現在で…
山口県西部地域や北九州地域の台所として昭和8年開設の歴史ある山口県下関市の唐戸市場。門司港、巌流島への連絡船が出航する唐戸桟橋近くにあり、今ではウォーターフロントの注目株となっています。ふく(ふぐ)はもちろん、タイ、ハマ…
駐日英国大使アーネスト・サトウの本国への具申から明治39年に下関に建てられたイギリス領事館。ついで長崎、函館にも建てられましたが、現在も残っているのは長崎と下関だけ。旧下関英国領事館として保全され、国の重要文化財になって…