要害山城
山梨県甲府市にある中世の山城が要害山城(ようがいやまじょう)。武田氏館、躑躅ヶ崎館(つつじがさきやかた=現在の武田神社)の詰城(つめのしろ)として要害山に築かれた城で、永正17年(1520年)、武田信玄の父、武田信虎(た…
山梨県甲府市にある中世の山城が要害山城(ようがいやまじょう)。武田氏館、躑躅ヶ崎館(つつじがさきやかた=現在の武田神社)の詰城(つめのしろ)として要害山に築かれた城で、永正17年(1520年)、武田信玄の父、武田信虎(た…
茨城県笠間市の佐白山(205m)の山上にある藩政時代、笠間藩の藩庁だったのが笠間城(かさまじょう)。明治6年の廃城令で建物は破却され、石垣、堀などが残るのみですが、続日本100名城にも選定されています。鎌倉時代、笠間氏の…
千葉県印旛郡酒々井町本佐倉と佐倉市大佐倉の境界に位置する将門山に築かれた中世の城が、本佐倉城(もとさくらじょう)。文明年間(1469年~1486年)、下総(しもふさ)守護・千葉輔胤(ちばすけたね)が築城し、千葉氏の本拠だ…
北海道函館市志海苔町にある中世の城館跡が、志苔館(しのりたて)。渡島半島(おしまはんとう)に築かれた倭人の城館跡の道南十二館(どうなんじゅうにたて)のひとつ。道南十二館の東端に位置する城館で、国の史跡に指定されるほか、続…
埼玉県比企郡嵐山町にある中世の山城が杉山城。菅谷館(嵐山町)、松山城(吉見町)、小倉城(ときがわ町・嵐山町・小川町)とともに比企城館跡群として国の史跡に指定されるほか、続日本100名城にも選定。山内上杉氏が扇谷上杉氏に対…
埼玉県比企郡嵐山町にある鎌倉幕府の御家人・畠山重忠(はたけやましげただ)の居館跡が菅谷館(すがややかた)。平安時代に大里郡畠山荘の荘司だったのが畠山家で、その居館。国の史跡、そして続日本100名城にも選定され、菅谷館の一…
東京都八王子市、滝山丘陵にある中世の山城が滝山城(たきやまじょう)。都立滝山自然公園として整備され、本丸、中の丸や、空壕、竪壕、土塁、虎口、曲輪(くるわ)、土橋などの遺構が良好に残され、「中世城郭の最高傑作」ともいわれて…
三重県熊野市にある中世から近世の過渡期に築かれた平山城が赤木城(あかぎじょう)。藤堂高虎が縄張りし、築城したという曲輪群が残され、続日本100名城に選定。江戸時代初期の北山一揆で処刑された刑場跡とともに、「赤木城跡及び田…
滋賀県近江八幡市、水郷風景が広がる近江八幡の町並みから見上げるようにそびえているのが標高271.8mの鶴翼山(八幡山)。豊臣秀吉の甥で、豊臣秀次が天正13年(1585年)に築いた八幡山城(近江八幡城)の城跡で、山麓から山…
中世に三河国渥美郡今橋(現在の愛知県豊橋市今橋町)に築かれた吉田城。江戸時代には吉田藩の政庁となった城で、現在では本丸、二の丸、三の丸一帯が豊橋公園として整備され、本丸北西の鉄櫓(くろがねやぐら)跡に模擬櫓が再建されてい…
長崎県対馬市美津島町にある古代山城で、国の特別史跡に指定されるのが金田城(かなたのき・かねだじょう)。飛鳥時代の天智天皇2年(663年)の白村江の戦いで倭軍が唐・新羅連合軍に敗北、倭国の対朝鮮半島最前線の城として天智天皇…
長崎県五島市池田町にある幕末に築かれた福江藩(五島藩)の城が福江城(石田城)。福江藩10代藩主・五島盛成(ごとうもりあきら)の時、異国船の来襲に備え、嘉永2年(1849年)から15年もの歳月をかけ、幕末の文久3年(186…
宮城県白石市にある続日本100名城にも選定される平山城が白石城(しろいしじょう)。仙台藩伊達氏の支城で、江戸時代の一国一城制の例外的な存在として明治維新まで存続しました。天守の代用として三階櫓が聳えていましたが明治の廃城…
山形県米沢市にある松が岬公園は、江戸時代に上杉家の居城、米沢藩の藩庁だった米沢城跡に整備された公園で、城下町の歴史と文化の中心地ともなっている公園。県内屈指の桜の名所で、市民の憩いの場。本丸跡には上杉謙信が祀る上杉神社が…
岐阜県中津川市にあった中世から近世の山城が苗木城(なえぎじょう)。天文元年(1532年)、美濃国岩村城主・遠山景前(とおやまかげさき)の弟、遠山直廉(とおやまなおかど)が木曽川に臨む標高433mの高森山(通称:城山)に築…
岡山市西部・備中高松にある城跡公園が備中高松城址公園。高松城は毛利氏の名将・清水宗治(しみずむねはる)の居城で、山陰と山陽を連絡する松山往来の要衝に築かれていました。讃岐高松城と区別して備中高松城と通称され、羽柴秀吉の水…
小田原から箱根へと上る箱根ターンパイク沿いにある標高262mの尾根状のピークが石垣山。ミカン畑が広がるのどかな山ですが、東は相模湾に臨み、北は小田原市街を眼下にするという立地から、戦国時代末に豊臣秀吉が「石垣山一夜城」を…
大分県臼杵市にある続日本100名城に選定される連郭式平山城の跡が臼杵城跡(うすきじょうせき)。現在は臼杵市街地となった丹生島に、戦国時代の永禄5年(1562年)、大友宗麟(おおともそうりん)が築いた海城。大友家の本拠はも…