旧田中銀行博物館
山梨県甲州市勝沼町、旧甲州街道勝沼宿・本陣(池田屋)跡の「槍掛けの松」にもほど近い、街道沿いにある擬洋風建築が、旧田中銀行博物館。前身は明治30年代の初めに建てられたという勝沼郵便電信局舎。大正9年に山梨田中銀行の社屋と…
山梨県甲州市勝沼町、旧甲州街道勝沼宿・本陣(池田屋)跡の「槍掛けの松」にもほど近い、街道沿いにある擬洋風建築が、旧田中銀行博物館。前身は明治30年代の初めに建てられたという勝沼郵便電信局舎。大正9年に山梨田中銀行の社屋と…
京都府京都市伏見区にある酒造メーカー・月桂冠の企業博物館が、月桂冠大倉記念館。8世紀には酒造技術者が、朝廷の造酒司に携わっていたという伏見。そんな古き酒の都にある老舗蔵元が、月桂冠(旧大倉酒造)。伏見城の外堀でもあった濠…
高知県安芸郡北川村、魚梁瀬地区からの伐採木搬出のため、明治44年〜昭和17年に農商務省の直轄事業で建設された森林鉄道が魚梁瀬森林鉄道。遺構のひとつ、国の重要文化財に指定されるコンクリート橋が、旧魚梁瀬森林鉄道施設・堀ヶ生…
愛媛県新居浜市の山根公園に隣接する別子銅山と住友(泉屋)の歴史を解説するミュージアムが別子銅山記念館。元禄4年(1691年)の開坑から昭和48年の閉山まで一貫して単一企業体の住友(泉屋)が経営した、世界でも例のない銅山が…
千葉県野田市、「野田市の醸造関連遺産」として経済産業省の近代化産業遺産にも認定される醤油蔵が昭和7年築のキッコーマン煉瓦蔵。正式名は野田工場製造第3部れんが蔵。内部には、杉材の仕込み樽が72本並べられている。レンガの蔵は…
福岡県直方市(のおがたし)、筑豊炭田の歴史を解説するミュージアムが直方市石炭記念館。明治初期から昭和51年の約100年にわたって日本の産業を支えた筑豊炭田。その歴史を今に伝えるため、昭和46年7月に開館したのが直方市石炭…
福岡県飯塚市幸袋にある「筑豊の炭鉱王」伊藤伝右衛門の旧宅が旧伊藤伝右衛門邸。伊藤伝右衛門が歌人・柳原白蓮(やなぎわらびゃくれん=大正天皇の従妹で大正三美人のひとり)が過ごした邸宅で、建物は国の重要文化財、庭園は国の名勝、…
福岡県飯塚市にある昭和6年に建てられた芝居小屋が嘉穂劇場(かほげきじょう)。石炭の産出で繁栄した時代の娯楽施設として建てられたもので、国の登録有形文化財、そして経済産業省の近代化産業遺産にも認定。維持管理に経費がかかり、…
福岡県北九州市門司区、大里赤煉瓦タウン・門司赤煉瓦プレイスにある鉱滓(こうさい)レンガ建築が北九州市門司麦酒煉瓦館。大正2年、帝国麦酒として建設され「サクラビール」を醸造した施設で、公開される門司麦酒煉瓦館のほかに醸造棟…
静岡県牧之原市菅ケ谷にある太平洋側唯一の油田、相良油田の歴史を今に伝える公園が油田の里公園。公園内には手掘り井戸小屋が復元され、「相良油田資料館」には手掘り井戸小屋の内部ジオラマが用意され、石油を手掘りした明治時代の掘削…
静岡県牧之原市菅ケ谷にある太平洋側唯一の油田という、相良油田(さがらゆでん)の掘削した井戸の跡が相良油田油井(さがらゆでんゆせい)。明治5年、海老江村(えびえむら=現在の牧之原市大江地区)で石油の露頭が発見されたのがこと…
山梨県甲州市勝沼町岩崎地先の笛吹川の支流・日川(ひかわ)にある砂防堰堤が勝沼堰堤で、自然の滝のような景観から、祇園の滝とも呼ばれています。当時暴れ川だった日川の氾濫をおさえるため、大正6年3月31日に内務省直轄砂防事業と…
宮城県栗原市鶯沢(うぐいすざわ)、昭和62年の閉山時には坑道の総延長が600kmにもなったという細倉鉱山を再生した鉱山観光施設が細倉マインパーク。細倉鉱山の鉱山跡などは経済産業省が認定する近代化産業遺産となっていますが、…
山形県新庄市多門町、山形新幹線「つばさ」が停車するJR新庄駅。奥羽本線、そして起終点となる陸羽西線、陸羽東線の分岐する駅で、明治36年に新庄駅の開業と同時に竣工したレンガ造りの新庄駅機関庫、転車台が現存し、経済産業省の近…
山形県米沢市板谷にある奥羽本線の駅が板谷駅。奥羽本線の福島駅〜米沢駅間は、奥羽山脈の吾妻連峰を越える路線で、板谷駅は、標高545mで奥羽本線内では峠駅に次ぐ標高です。標高差を克服するために往時にはスイッチバックが行なわれ…
山形県米沢市大沢にある奥羽本線の駅が峠駅。奥羽本線の福島駅〜米沢駅間は、奥羽山脈の吾妻連峰を越える路線で、峠駅は、標高622mと奥羽本線内で最も高い駅。標高差を克服するために往時にはスイッチバックが行なわれ、峠駅スイッチ…
神奈川県川崎市川崎区港町、多摩川河口にある高さ20.3m、水門幅10.0m、コンクリート造りの水門が川崎河港水門(かわさきかこうすいもん)。大正7年に始まった多摩川改修工事の一環、多摩川と陸側に伸びる予定の運河を隔てる水…
高知県安芸郡北川村小島にある森林鉄道の遺構が、旧魚梁瀬森林鉄道施設・小島橋(きゅうやなせしんりんてつどうしせつこじまばし)。魚梁瀬森林鉄道の鉄道橋として昭和7年に架橋された橋長143.0mの橋で、国の重要文化財に指定。