禄剛埼灯台
明治16年イギリス人技師ブラントン(Richard Henry Brunton)の設計で、日本人技術者の手によって建設された灯台が能登半島最北に位置する禄剛埼灯台(ろっこうさきとうだい)。かつては狼煙(のろし)という地名…
明治16年イギリス人技師ブラントン(Richard Henry Brunton)の設計で、日本人技術者の手によって建設された灯台が能登半島最北に位置する禄剛埼灯台(ろっこうさきとうだい)。かつては狼煙(のろし)という地名…
中宮温泉(石川県白山市)から白山白川郷ホワイトロードを蛇谷沿いに上流に向かうと蛇谷最大の橋である蛇谷大橋を渡ると、上流には、蛇谷園地があります。蛇谷園地駐車場から舗装された道を20分ほど歩くと親谷の湯露天風呂。親谷の湯の…
新潟県新発田市にある五十公野公園(いじみのこうえん)は、標高20mから85mの丘陵地にある総面積約90haの自然公園。そのうち1.8haが昭和53年から「あやめ園」として整備され、300種60万本のアヤメが植栽されていま…
戦国時代には、信濃川河口右岸の蒲原津、阿賀野川河口(現・通船川河口)右岸の沼垂湊(ぬったりみなと)、信濃川河口左岸の新潟津が「三か津」と総称されていましたが、江戸時代には新潟津が北前船の寄港地として、さらに長岡藩の外港と…
明治時代の大商家、斎藤家の邸宅の一部(明治40年代の建築物と推定)を、東堀通7番町から白山公園内に移築復元したのが燕喜館。奥座敷、前座敷、居室、茶室は、茶道や俳句などの伝統的文化活動に有料で利用できるほか、利用されていな…
北前船の寄港で栄えた旧新潟町のすぐ裏にあるのが日和山海岸(新潟海岸)。夏は海水浴で賑わう海岸の背後、砂丘の上に建てられた展望台が日和山展望台(ひよりやまてんぼうだい)。日和山という名は、漁師が天気や海の状況(日和)を確認…
新潟市の旧市街と新市街を結ぶ全長307mのアーチ橋が萬代橋(ばんだいばし)。信濃川に架かるこの橋が、初めて建造されたのは、明治19年。当時は萬代橋(よろずよばし)と呼ばれた木橋で、全長782mと国内最長を誇っていました。…
新潟市街の白山神社を中心とした一帯は、松原が広がり、弥彦山を眺望した江戸時代の景勝地。白山公園は、明治6年の太政官(当時の内閣にあたる)布達によって整備された日本初の公園。上野公園、水戸の偕楽園などと同様に、明治初頭に全…
妙高山を源とする太田切川の上流・大倉沢に懸かる落差80mという巨瀑が惣滝(そうたき)。妙高市では苗名滝と並んで「日本の滝百選」に選定されています。妙高山の噴火によって流れ出た燕溶岩流(輝石安山岩)の末端に懸かっています。…
新潟県と長野県の県境、関川に懸かる落差55mの苗名滝(なえなたき)。玄武岩の見事な柱状節理の断崖から水しぶきを上げて落ち込むさまは迫力満点で、「日本の滝百選」にも選ばれています。とくに雪解け水が流れ込む春から初夏は、水量…
源義経が奥州・平泉に落ち延びる際に、駒を止めて鑑賞したと伝わる滝が新潟県村上市にある鈴ヶ滝。三面川の支流、高根川上流の鈴谷本流にかかる落差55m、幅10mの豪快な滝は「日本の滝百選」にも選定。周囲はブナの森で、滝までの4…
佐渡市の両津湾入口、姫崎に建つ灯台で、佐渡の入口を守る灯台として、越佐海峡を航行する船舶の道標として、明治28年12月10日に初点灯。現存する日本最古の鉄造りの灯台で、「日本の灯台50選」に選定。さらにその歴史的、文化的…
高湯温泉〜浄土平〜土湯峠を結び吾妻(あづま)山系を南北に縦断する全長28.7kmのドライブルートが、磐梯吾妻スカイライン(正式名は磐梯吾妻道路)。平均標高1350mという山岳ルートで、ヘアピンカーブが連続し、車窓の左右に…
「神の立つ山」立山は白山、富士山と並ぶ日本三大霊山に数えられ、立山修験(たてやましゅげん)と呼ばれる山岳信仰の場。立山信仰では浄土山は「過去」、雄山(立山)は「現在」、別山は「未来」でこの3つが立山三山。立山連峰で最高峰…
東北以北の最高峰、標高2356m(柴安嵓=しばやすぐら)の燧ヶ岳(ひうちがたけ)。約35万年前に火山の噴火によって誕生した美しいフォルムの安山岩型の成層火山です。燧ヶ岳の噴火で流出した溶岩流が、只見川(ただみがわ)水系を…
沼ノ平火口で現在も活発な噴火活動を示す福島県中部の活火山が安達太良山(あだたらやま)。深田久弥の『日本百名山』選定の一座で磐梯朝日国立公園の一角。安達太良山系の最高峰は箕輪山(1728m)ですが、主峰は安達太良山(169…
尾瀬を源流とし、尾瀬ヶ原から流れ落ちる只見川の上流部の峡谷に懸かる滝。本流に懸かる落差100mの豪快な滝で「日本の滝百選」に選定。上流部の只見川は、福島県と新潟県の県境で、滝は福島県側に位置しています。滝を見る場合には、…
甲子旭岳に源を発する阿武隈川の本流に懸かる滝で、「日本の滝百選」のひとつ選定の名瀑が乙字ヶ滝(おつじがたき)。白河盆地と須賀川盆地の境にある渓流に落ちる滝で、落差は6mほどですが川幅いっぱいに懸かるため豪快。乙の字をなし…