琵琶湖疏水第1隧道(国宝)東口
明治18年に着工し、当時の京都府の年間予算の約2倍という巨額の費用と約5年という歳月を費やして開通した琵琶湖疏水。琵琶湖の湖水を取水し、園城寺(三井寺)近くから隧道(トンネル)となって京都側に水を運んでいます。長さが24…
明治18年に着工し、当時の京都府の年間予算の約2倍という巨額の費用と約5年という歳月を費やして開通した琵琶湖疏水。琵琶湖の湖水を取水し、園城寺(三井寺)近くから隧道(トンネル)となって京都側に水を運んでいます。長さが24…
丹後(たんご)の天橋立(あまのはしだて)は陸奥(むつ)の松島、安芸(あき)の宮島とともに「日本三景」に数えられる景勝地。約8000本の黒松林が続く砂嘴で、全長約3.6km、幅は20mから170m。白砂青松百選、日本の道百…
天橋立駅・智恩寺(切戸の文殊)側から、公園となった天橋立へと歩くと、西の内海(阿蘇海)と東の外海(宮津湾)を結ぶ天橋立運河(文殊水道=大正3年掘削)があります。この水路にかかる橋で、正式名は小天橋へと架かるため小天橋。そ…
京都府宮津市の金引山の山中、滝馬川(たきばがわ)に懸かる落差40m、幅20mの滝。数条に分かれ、岩肌を滑るように流れ落ちる優美な滝で、右側が男滝、左側が女滝と呼ばれています。京都府では唯一、「日本の滝百選」に選定。下流に…
丹後半島最北端の岬。岬の先端、海抜140mの断崖上には明治31年に初点灯した経ヶ岬灯台があり、灯台へは駐車場から400mの遊歩道(階段状の山道)を15分かけて登ります。明治期に建設された石造の灯台として国の重要文化財に指…
金沢城の石川門は高麗門の一の門、櫓門の二の門、続櫓と2層2階建ての石川櫓で構成され、その全体が石川門。現存する門は、1759(宝暦9)年の大火によって全焼した後、1788(天明8)年、10代藩主・前田治脩(まえだはるなが…
明治16年イギリス人技師ブラントン(Richard Henry Brunton)の設計で、日本人技術者の手によって建設された灯台が能登半島最北に位置する禄剛埼灯台(ろっこうさきとうだい)。かつては狼煙(のろし)という地名…
中宮温泉(石川県白山市)から白山白川郷ホワイトロードを蛇谷沿いに上流に向かうと蛇谷最大の橋である蛇谷大橋を渡ると、上流には、蛇谷園地があります。蛇谷園地駐車場から舗装された道を20分ほど歩くと親谷の湯露天風呂。親谷の湯の…
新潟県新発田市にある五十公野公園(いじみのこうえん)は、標高20mから85mの丘陵地にある総面積約90haの自然公園。そのうち1.8haが昭和53年から「あやめ園」として整備され、300種60万本のアヤメが植栽されていま…
戦国時代には、信濃川河口右岸の蒲原津、阿賀野川河口(現・通船川河口)右岸の沼垂湊(ぬったりみなと)、信濃川河口左岸の新潟津が「三か津」と総称されていましたが、江戸時代には新潟津が北前船の寄港地として、さらに長岡藩の外港と…
明治時代の大商家、斎藤家の邸宅の一部(明治40年代の建築物と推定)を、東堀通7番町から白山公園内に移築復元したのが燕喜館。奥座敷、前座敷、居室、茶室は、茶道や俳句などの伝統的文化活動に有料で利用できるほか、利用されていな…
北前船の寄港で栄えた旧新潟町のすぐ裏にあるのが日和山海岸(新潟海岸)。夏は海水浴で賑わう海岸の背後、砂丘の上に建てられた展望台が日和山展望台(ひよりやまてんぼうだい)。日和山という名は、漁師が天気や海の状況(日和)を確認…
新潟市の旧市街と新市街を結ぶ全長307mのアーチ橋が萬代橋(ばんだいばし)。信濃川に架かるこの橋が、初めて建造されたのは、明治19年。当時は萬代橋(よろずよばし)と呼ばれた木橋で、全長782mと国内最長を誇っていました。…
新潟市街の白山神社を中心とした一帯は、松原が広がり、弥彦山を眺望した江戸時代の景勝地。白山公園は、明治6年の太政官(当時の内閣にあたる)布達によって整備された日本初の公園。上野公園、水戸の偕楽園などと同様に、明治初頭に全…
妙高山を源とする太田切川の上流・大倉沢に懸かる落差80mという巨瀑が惣滝(そうたき)。妙高市では苗名滝と並んで「日本の滝百選」に選定されています。妙高山の噴火によって流れ出た燕溶岩流(輝石安山岩)の末端に懸かっています。…
新潟県と長野県の県境、関川に懸かる落差55mの苗名滝(なえなたき)。玄武岩の見事な柱状節理の断崖から水しぶきを上げて落ち込むさまは迫力満点で、「日本の滝百選」にも選ばれています。とくに雪解け水が流れ込む春から初夏は、水量…
源義経が奥州・平泉に落ち延びる際に、駒を止めて鑑賞したと伝わる滝が新潟県村上市にある鈴ヶ滝。三面川の支流、高根川上流の鈴谷本流にかかる落差55m、幅10mの豪快な滝は「日本の滝百選」にも選定。周囲はブナの森で、滝までの4…
佐渡市の両津湾入口、姫崎に建つ灯台で、佐渡の入口を守る灯台として、越佐海峡を航行する船舶の道標として、明治28年12月10日に初点灯。現存する日本最古の鉄造りの灯台で、「日本の灯台50選」に選定。さらにその歴史的、文化的…