骨寺村荘園遺跡
岩手県一関市にある中尊寺に現存する荘園絵図『陸奥国骨寺村絵図』(国の重要文化財)に記された荘園(しょうえん)の景観が現存する中世の遺跡が、骨寺村荘園遺跡(ほねでらむらしょうえんいせき)。国の史跡に指定されるだけでなく、「…
岩手県一関市にある中尊寺に現存する荘園絵図『陸奥国骨寺村絵図』(国の重要文化財)に記された荘園(しょうえん)の景観が現存する中世の遺跡が、骨寺村荘園遺跡(ほねでらむらしょうえんいせき)。国の史跡に指定されるだけでなく、「…
岩手県の最南端に位置し、盛岡市に次ぐ第二の都市が一関市。古くから関所が築かれていたのが地名の由来ということからわかるように、東北の要衝として発展した町です。後期旧石器時代の花泉遺跡に始まり、平安時代の坂上田村麻呂の東征、…
岩手県出身の詩人で童話作家の宮沢賢治(宮澤賢治)。そのミュージアムは故郷の花巻市にもありますが、一関市にある「石と賢治のミュージアム」は、盛岡中学校時代から鉱物に興味を持ち、昭和6年、東北砕石工場花巻出張所の開設で技師と…
厳美渓(岩手県一関市)の名物となっているのが郭公屋の「郭公だんご」。厳美渓の中心、天工橋南詰めから上流・長者滝橋側に厳美公園の園地を歩くと、磐井川の対岸へとロープが架かっていることに気が付きます。このロープを使い、籠にの…
中の湯ゲートの先から通年マイカー規制が実施される上高地ですが、その探勝の起点となるのが上高地バスターミナル。マイカーの場合は、梓川沿いの沢渡(さわんど)または岐阜県側の平湯駐車場(アカンダナ駐車場)から路線バス、タクシー…
岩手県一関市の景勝地、厳美渓(げんびけい)は栗駒山を源に流れる磐井川の渓谷。奇岩、怪石が2kmに渡って続き国の天然記念物に指定されています。須川岳爆発の初期に噴出、堆積した石英安山岩が急流に削られ美しい峡谷となったもの。…
上高地、明神池の入口に建つのが嘉門次小屋。上高地が上河内、神河内と書いていた明治13年に創建した猟師小屋が前身。近代登山の黎明期に活躍した名ガイド・上條嘉門次ゆかりの小屋です。登録有形文化財になった山小屋は、宿泊も可能で…
上高地、穂高神社(ほたかじんじゃ)の奥宮の神域内にあり、荘厳なムードを漂わせる明神池(みょうじんいけ)。ここは穂高神社の神域なので、拝観料を入口で支払い、散策します。針葉樹林に囲まれたひょうたん形の池で、池畔には遊歩道も…
上高地を流れる梓川の清流に架かる幅3.6m、長さ30mの吊り橋は、上高地のシンボル的存在で、人気の撮影スポット。日中は混雑するので、上高地に宿泊し、人気の少ない朝がおすすめの時間帯。昭和2年には芥川龍之介がこの橋をヒント…
その名の通り、大正4年の焼岳大爆発の際に、梓川がせき止められてできた池が大正池。池に点在する立ち枯れた木と、静寂な水面に映し出された穂高連峰、焼岳の光景は実に美しく絵になる光景。朝もやが枯れ木の間を流れていくさまも神秘的…
岩手県一関市の郊外、館ヶ森の高原地帯にあるのが岩手サファリパーク。二本松市にある東北サファリパークの運営で、「天空のサバンナ」をコンセプトに平成20年に開園。気候が温暖で雪も少ない土地という利点を活かし、サファリゾーン、…
「世にも稀なるこの景色」と『げいび追分』に歌われる猊鼻渓を和舟で探勝するのが猊鼻渓舟下り。げいび観光センターから三好ヶ丘にある舟着場を往復するもので往路は渓流の遡上になり、復路が川下りとなります。折り返し点で舟を下船し、…
岩手県一関市にある猊鼻渓(げいびけい)は北上川の支流、カルスト台地を流れる砂鉄川沿いの渓谷で、大正14年に岩手県最初の名勝に指定され、天然記念物にもなる景勝地。猊鼻渓という名は、侵食された鍾乳石の獅子ヶ鼻(猊=獅子のこと…
岐阜県側の登山口から伊吹山の山頂部(9合目)まで滋賀県と岐阜県の県境を縫うように走る全長17kmの山岳ドライブコースが伊吹山ドライブウェイ。終点の駐車場にはスカイテラス伊吹山があり、食事、喫茶ができるほか土産を販売。伊吹…
標高1377.4mの伊吹山は滋賀県の最高峰で日本百名山の一つ。『古事記』に伊服岐能山(いふきのやま)、『日本書紀』に胆吹山と記され、奈良時代にはすでに修験の霊場となっていたことが推定されます。山上へ伊吹山ドライブウェイが…
鈴鹿山脈の北部に位置する霊仙山(りょうぜんさん/1094m)、御池岳(おいけだけ/1247m、鈴鹿山脈最高峰)、藤原岳(1144m)一帯には広大なカルスト地帯となっていますが、霊仙山の山麓、滋賀県多賀町河内宮前に位置する…
山口県美祢市秋芳町別府にある別府厳島神社の境内に位置するコバルトブルーの湧水池が別府弁天池。透明度抜群の池の底から湧き出る水は、カルスト台地の伏流水で、摂氏14.5度で毎秒11tも湧出。古くから「1杯飲めば1年、2杯飲め…
車山高原と車山山頂を結ぶ夏山展望リフト、スカイライナーの発着する駐車場横、スカイシティ内にあるのが車山ビジターセンター。周辺自然観察情報案内板で最新の情報を入手できるほか、車山周辺の動植物を展示解説しています。