山本有三ふるさと記念館
栃木宿のほぼ中央、日光例幣使街道沿い建つ見世蔵を再生したのが山本有三ふるさと記念館。呉服商の子として栃木県下都賀郡栃木町(現在の栃木市)に生誕し、『女の一生』、『真実一路』、『路傍の石』などの名作を残しました。執筆で愛用…
栃木宿のほぼ中央、日光例幣使街道沿い建つ見世蔵を再生したのが山本有三ふるさと記念館。呉服商の子として栃木県下都賀郡栃木町(現在の栃木市)に生誕し、『女の一生』、『真実一路』、『路傍の石』などの名作を残しました。執筆で愛用…
『日本書紀』に伊奘冉尊(いざなみのみこと)が火の神である軻遇突智(かぐつち)をお産した時、焼かれて死亡し、紀伊国の熊野の有馬に埋葬されたという記述があり、産田(うぶた)というのは軻遇突智の生まれた地と伝えられています。産…
博多の新春は十日恵比須の祭りで始まるといわれる『十日恵比須神社正月大祭』で知られる神社。香椎宮社家の武内平十郎が1591(天正19)年の正月、香椎宮、筥崎宮への参詣の帰途、香椎浜で恵比須大神像2躰を拾い上げ、それを自宅に…
天橋立の入口、宮津市文殊切戸にある臨済宗妙心寺派の古刹、智恩寺。日本三文殊のひとつに数えられ、「三人集まれば文殊の知恵」でお馴染みの知恵の仏様、文殊菩薩が本尊(秘仏)。「切戸の文殊」、「知恵の文殊」とも呼ばれ、本尊は、1…
臨済宗建仁寺派の総本山が建仁寺(けんにんじ)。1202(建仁2)年、源頼家の保護を受けた栄西(えいさい)が開山。足利義満が京都五山制を定めたのち、その第三位に列せられています。応仁の乱後に荒廃しますが、1586年(天正1…
商売繁盛の神様「えべっさん」として知られる神社で、大阪市浪速区に鎮座するのが今宮戎神社(いまみやえびすじんじゃ)。毎年1月9日〜11日にかけて『十日戎』(とおかえびす)が開かれることでも有名。推古天皇8年(600年)、聖…
大阪市北区にある商売繁盛の神様「堀川のえべっさん」として知られるのが堀川戎神社(ほりかわえびすじんじゃ)。毎年1月9日〜11日に行なわれる『十日戎』(とおかえびす)が有名。社伝によれば、6世紀、欽明天皇の御代に創建された…
創建年代は定かでありませんが少なくとも平安時代の記録に残される古社が兵庫県西宮市にある西宮神社。全国に3500社あるという商売繁盛の神・福の神「えびす神」の総本社で「西宮のえべっさん」として親しまれています。1月9日〜1…
元和2年12月(1617年1月)、久能山に創建された東照社(久能山東照社)。徳川家康の遺言で、久能山に埋葬され、東照大権現の神号が贈られた家康。久能山東照宮の拝殿・石の間・本殿は、創建時のもので国宝に指定されています。寛…
明治42年、両国の回向院(えこういん)境内に建てられたのが国技館のはじまり。江戸時代に勧進相撲が回向院で行なわれたのが由来で、その後、昭和33年に日大が買収し、昭和57年まで日本大学講堂として使われていました。現在の両国…
仙台市の中心部、南に定禅寺通り、北に宮城県庁、仙台市役所に挟まれた都市公園が勾当台公園(こうとうだいこうえん)。『全日本大学女子駅伝対校選手権大会』(杜の都駅伝)のゴール、『定禅寺ストリートジャズフェスティバル in 仙…
元和2年4月17日(1616年6月1日)に駿府城で没した徳川家康は、その遺言によってその夜のうちに久能山に遺体が移され、葬られています。一周忌を経て江戸城の真北に在る日光の東照社にも祀られていますが、久能山東照宮には実際…
日本平からロープウェイで5分の久能山駅から徒歩1分の久能山山頂に鎮座するのが久能山東照宮。1616(元和2)年4月17日、75歳の徳川家康が駿府城で没した際、その遺言により、山上にあった久能城を廃城にし、2代将軍・秀忠の…
正面に富士山、眼下には駿河湾と市街を一望する景勝地、標高308mの日本平と、標高165mの久能山(くのうざん)山頂を、55人乗りのゴンドラが5分で結ぶのが日本平ロープウェイ。伊豆の山並みや御前崎までも一望する、快適な空中…
陸奥国胆沢郡胆沢(現・岩手県奥州市)に9世紀初頭に築かれた古代城柵、胆沢城。平安時代に編纂された歴史書『日本紀略』には、802(延暦21)年1月9日に坂上田村麻呂が派遣されて築城されたと記されています。789(延暦8)年…
島根半島の中心部、標高300mの一畑山の山上に建つ名刹、総本山一畑寺(いちばたじ)。一般的には一畑薬師(いちばたやくし)の名で、「目のお薬師様」として知られています。894(寛平6)年、一畑山の麓、赤浦海中から漁師・与市…
1175(承安5)年に法然上人が吉水に設けた草庵に始まる浄土宗の総本山が知恩院。正式名は、華頂山知恩教院大谷寺。法然は自身が説いた学問や修業のない念仏仏教が信仰されるも、宗教追害にあい流刑の後、この地で入滅しています。没…
知恩院境内にある法然上人の遺骨を安置する廟が法然上人御廟。現在の御廟は、1613(慶長18)年に常陸国土浦藩の2代藩主・松平信吉(まつだいらのぶよし=称念寺を開山)の寄進で改築されたもので、「雲に龍」「桐に鳳凰」「梅に鶯…