寛永寺・不忍池辯天堂
東京都台東区の上野恩賜公園にある不忍池(しのばずのいけ)の中島にあるのが寛永寺・不忍池辯天堂。寛永寺開山の天海僧正が、江戸時代初期の寛永年間(1624年〜1645年)に創建したもので、祀られる本尊は、八本の腕があり、煩悩…
東京都台東区の上野恩賜公園にある不忍池(しのばずのいけ)の中島にあるのが寛永寺・不忍池辯天堂。寛永寺開山の天海僧正が、江戸時代初期の寛永年間(1624年〜1645年)に創建したもので、祀られる本尊は、八本の腕があり、煩悩…
東京都台東区上野公園にある天台宗の寺、護国院。寛永2年(1625年)、天海僧正が東叡山寛永寺を開山したのと同時に、天海の命により東叡山寛永寺最初の子院として生順が創建。宝永6年(1709年)に現在地に移転しています。谷中…
東京都台東区、谷中墓地の一画、JR日暮里駅近くにある天台宗の寺が天王寺。鎌倉時代後期、土豪関長耀が当地に立ち寄った日蓮聖人に帰依して草庵を結んだのが始まりで、江戸時代に輪王寺宮公弁法親王を願主に、5代将軍徳川綱吉を大檀那…
東京都台東区谷中にある臨済宗妙心寺派の禅寺が長安寺(ちょうあんじ)。江戸で最古の七福神巡りという『谷中七福神』の寿老人を祀っています。長安寺の寿老人像は徳川家康の寄進と伝えられる等身大の寄木彫刻で、左脇に鹿を従えた座像で…
江戸近郊の行楽地として賑わった日暮の里(ひぐらしのさと)。荒川区西日暮里にある日蓮宗の寺、修性院(しゅしょういん)。妙隆寺(修性院に合併)・青雲寺とともに花見寺とも呼ばれ、歌川広重の『名所江戸百景』の「日暮里寺院の林泉」…
江戸時代の中頃から「日暮の里」(ひぐらしのさと)といわれ東京都荒川区西日暮里にある臨済宗妙心寺派の寺、青雲寺。江戸時代に花見の場所として賑わったことから、「花見寺」とも呼ばれ、周辺の月見寺(本行寺)、雪見寺(浄光寺)とあ…
三重県伊勢市、朝熊山(あさまやま)の山上に建ち、創建は欽明天皇の御代(6世紀後半)と伝えられる臨済宗南禅寺派の古刹が金剛證寺(こんごうしょうじ)。神宮(伊勢神宮)の鬼門を守る寺として、昔から神宮との関係も深く、「お伊勢参…
東京都北区田端にある真言宗豊山派の寺、東覚寺(とうがくじ)。延徳3年(1491年)、神田に創建し、その後、根岸を経て江戸時代初めに現在の地に移りました。山門の石造金剛力士立像は、病を患った部分に赤い紙を貼るという赤紙仁王…
京都府宇治市にある黄檗宗大本山、黄檗山萬福寺(おうばくさんまんぷくじ)。その本堂となるのが大雄寶殿(だいおうほうでん)で萬福寺最大の堂宇。寛文8年(1668年)の築で国宝に指定されています。ここで上げられるお経は、今も中…
京都府宇治市にある黄檗山萬福寺(おうばくさんまんぷくじ)。江戸時代初期に明から来日した黄檗宗の開祖・隠元がもたらした中国風の伽藍が、禅宗らしい凛とした空気の中にも優美な雰囲気を醸し出していますが、その玄関ともいえるのが天…
京都府宇治市にある黄檗宗(おうばくしゅう)の大本山、萬福寺(まんぷくじ)。近世(江戸時代)に開宗した黄檗宗の中心寺院・萬福寺の総門をくぐると右手に放生池、その先に三門があり、天王殿、大雄宝殿、さらに奥に法堂が一直線に並ん…
京都府宇治市にある黄檗宗大本山の萬福寺(まんぷくじ)。その正門にあたるのが総門。中国僧・隠元隆琦(いんげんりゅうき)禅師が創建したという寺だけあって、総門も中国風。これは萬福寺全体が中国の明時代末期頃の様式で造られている…
寛弘元年(1004年)、雌鹿の皮を常に身につけていたことから、皮聖(かわひじり)と呼ばれた行円が創建したのが京都市中京区にある天台宗の寺、革堂(行願寺)。境内にある寿老人神堂には日本最古の七福神といわれる『都七福神』の寿…
踊り念仏で知られる空也創建の京の名刹、六波羅蜜寺(ろくはらみつじ)。江戸時代までは大伽藍を有していましたが、明治初年の神仏分離、廃仏毀釈で寺域を大幅に縮小し、今では本堂、弁財天堂(弁天堂)、宝物収蔵庫のみとなっています。…
世界文化遺産「古都京都の文化財」の構成資産でもある東寺(教王護国寺)。国宝・御影堂(みえいどう)の南側に位置する毘沙門堂(びしゃもんどう)は、天元元年(978年)倒壊した羅城門の上層から食堂に移されていた兜跋毘沙門天像(…
京都市左京区にある日蓮宗の寺、松崎山(しょうさきざん)妙円寺。江戸時代初期の元和2年(1616年)、本涌寺(関西で初めて日蓮宗の檀林=松ヶ崎檀林、現・涌泉寺)内に建てられた日英の隠居所に始まる寺ですが、松ヶ崎大黒天(「松…
「京のゑべっさん」として京都の人々から親しまれている古社が京都市東山区に鎮座する京都ゑびす神社(登録名称は恵美須神社)。鎌倉時代初期の建仁2年(1202年)、建仁寺創建の際に鎮守杜として建立されたもので、今宮戎神社(大阪…
勝道上人が開山し、空海も入山したと伝わる日光山。山岳崇拝、修験道、日本古来の神道などが結びついて神仏習合の霊山として発展します。天長6年〜天長10年(829年〜833年)頃、円仁(慈覚大師)が日光山(当時の寺号は満願寺)…