霧島山麓丸池湧水
平成17年3月、鹿児島県で旧栗野町と旧吉松町が合併し、湧水町が誕生。その名の通り、町内随所に湧水がありますがその代表格なのが粟野駅近くにある霧島山麓丸池湧水。湧出量は1日5万9000t。栗野岳に降り注いだ雨水が、約35年…
平成17年3月、鹿児島県で旧栗野町と旧吉松町が合併し、湧水町が誕生。その名の通り、町内随所に湧水がありますがその代表格なのが粟野駅近くにある霧島山麓丸池湧水。湧出量は1日5万9000t。栗野岳に降り注いだ雨水が、約35年…
鹿児島県霧島市、丸尾温泉近くにある珍しい湯滝が丸尾滝。丸尾温泉から霧島神宮に向かう国道223号沿いにあり、丸尾温泉からも徒歩5分。落差は23m、幅16mで、上流の林田温泉や硫黄谷温泉の温泉水を集めて落ちるため明礬泉と湧水…
天孫降臨伝説を残す高千穂峰(たかちほのみね)の登山の起点となるのが、高千穂河原(鹿児島県霧島市)。この高千穂河原は、御鉢の噴火による焼失まで霧島神宮の鎮座した地(霧島神宮古宮址)。中岳・新燃岳、御鉢・高千穂峰方面への登山…
霧島山の火山活動によって約5万年前に形成された火口湖が鹿児島県霧島市の大浪池(おおなみのいけ)。湖面の標高は1239m。直径630m、周囲約2km、最高深度12mの正円形の湖で、碧い湖面に樹々の緑を映し出す姿は神秘的。湖…
鹿児島県霧島市にある古社、霧島神宮。祭神は、神話の世界で天照大神の命により高天原から地上に降りたと伝わる(天孫降臨神話)、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)。もとは天孫降臨の地、霊峰・高千穂峰に僧・慶胤(けいいん)によって創建さ…
鹿児島県霧島市隼人町内(はやとちょううち)にある古社、鹿児島神宮。大隅国一之宮で、平安時代編纂の『延喜式神名帳』に鹿児嶋神社と記され、大社に列せられています。社伝によれば、神武天皇の御代に、天津日高彦火火出見尊(あまつひ…
石州瓦、淡路瓦と並ぶ日本三大瓦のひとつ三州瓦(さんしゅうがわら)の本場、西三河の高浜市。名鉄三河線高浜港駅を起点に整備された5kmほどの散策路が「鬼みち」です。鬼とはもちろん、鬼瓦のこと。日本一の大きさを誇る古代鬼面が配…
山梨県北杜市の大泉高原にある中世の山城の城跡が、谷戸城跡(やとじょうせき)。城は平安時代末期から鎌倉時代初期の要害城の典型で、15世紀以降も城として使われていたことが出土品から判明。武田信玄が造った軍用道路「信玄棒道」(…
甲斐の武田氏の発祥地、山梨県韮崎市の古社、武田八幡宮。社伝によれば弘仁13年(822年)、武田王の祠廟に宇佐神宮の分霊を勧請して創建したという古社。さらに清和天皇の貞観年間(859年~876年)に京・石清水八幡宮の分霊を…
武田信玄が八ヶ岳山麓に築いた軍用道路が信玄棒道(しんげんぼうみち)。上の棒道、中の棒道、下の棒道の3本が甲斐国から信濃国諏訪へと通じていましたが正確な経路は不明。既存の道を改修したのか、新道を開いたかも定かでありません。…
12世紀から西国を代表する修験道の聖地として栄えた英彦山(ひこさん/中世には彦山)。神仏習合の彦山三所権現が祀られ、山中にはわかっているだけでも800ほどの坊がありました。英彦山山麓(福岡県添田町)に残る旧亀石坊庭園は…
江戸時代以前は、出羽三山(山形県)、吉野山・大峰山(奈良県・和歌山県)と並ぶ日本三大修験道場のひとつとして、修験道で栄えた英彦山(福岡県添田町)。明治初年の神仏分離、それに続く修験禁止令で、英彦山全体を神域とする英彦山神…
福岡県添田町と大分県中津市にまたがる標高1199.5mの霊山が英彦山(ひこさん)。江戸時代以前の神仏習合時代には修験道で栄え、出羽三山(山形県)や吉野山・大峰山(奈良県・和歌山県)と並ぶ日本三大修験道場のひとつ。北岳、中…
雪舟終焉の地といわれる島根県益田市にある臨済宗東福寺派の寺、医光寺。雪舟作庭と伝わる庭園は、雪舟四大庭園のひとつ。南北朝時代の貞治2年・正平8年(1363年)に天台宗の崇観寺(すうかんじ)として創建。文明年間(1469年…
山口県山口市宮野下にある臨済宗東福寺派の寺、常栄寺。もとは室町時代に造られた大内氏14代・大内政弘(おおうちまさひろ)の別荘跡で、父・大内教弘(おおうちのりひろ)が、夫人・妙喜尼の菩提を弔うため曹洞宗の寺、妙喜寺を開山。…
島根県益田市にある時宗の寺、萬福寺(まんぷくじ)。雪舟庭園があることで知られ、庭園は国の史跡及び名勝に指定されています。雪舟は文明年間(1469年~1487年)、医光寺の第7世住職となり、庭園を手掛けるが、その時にあわせ…
京都の豪商・角倉了以(すみのくらりょうい)は、大堰川(保津川)を開削して丹波と京都を結ぶ水運を考案、慶長11年(1606年)にわずか5ヶ月で工事を完成させる。その水運のルートを利用して明治時代に始まったのが現在の保津川遊…
嵐山(京都市右京区)から上流の桂川(かつらがわ)を保津川(ほづがわ)と呼び、嵐山から亀岡市の保津大橋あたりまでのおよそ16kmの景勝地を保津峡と呼んでいます。丹波の杉や檜を筏に組んで流した川で、現在では保津川遊船企業組合…