大峯山寺
世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」のうち、吉野山から大峯山を経て熊野本宮大社に至る80kmの「大峯奥駈道」(おおみねおくがけみち)の中心的存在が大峯山寺(おおみねさんじ)。山上ヶ岳(1719.2m)の山頂近くに建っていま…
世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」のうち、吉野山から大峯山を経て熊野本宮大社に至る80kmの「大峯奥駈道」(おおみねおくがけみち)の中心的存在が大峯山寺(おおみねさんじ)。山上ヶ岳(1719.2m)の山頂近くに建っていま…
長野県駒ヶ根市の駒ヶ根高原にある天台宗の別格本山の寺、光前寺(こうぜんじ)。天台宗信濃五山(戸隠山の顕光寺・善光寺・更科八幡神宮寺・津金寺・光前寺)のひとつに数えられた名刹で、霊犬早太郎の説話と、国の名勝に指定される庭園…
奥州平泉(岩手県平泉町)、中尊寺の東南にある丘陵地・高館(たかだち)は、兄・源頼朝に追われ奥州へと逃げた源義経が居館としていた場所で、文治5年4月30日(1189年6月15日)、藤原泰衡(ふじわらのやすひら)の急襲を受け…
寺伝によれば、大宝元年(701年)、文武天皇(もんむてんのう)の勅願で建立されたいう和歌山県日高川町の古刹が道成寺(どうじょうじ)。能、歌舞伎、浄瑠璃で有名な『安珍・清姫伝説』(あんちんきよひめでんせつ)で知られる天台宗…
高知県が生んだ植物学者で、「日本の植物学の父」牧野富太郎(まきのとみたろう)博士の業績を顕彰する施設として、高知市五台山に昭和33年に開園した施設が高知県立牧野植物園。高知県の植物を中心に牧野博士ゆかりの植物など約300…
城崎温泉(きのさきおんせん)開湯にまつわる歴史を秘める古刹。寺伝によれば天平10年(738年)、城崎温泉の開祖・道智上人の開基です。温泉街の西にそびえる大師山(標高231m)にあり、山麓に薬師堂、山腹に本堂、山上に奥の院…
信濃川右岸、中津川左岸の段丘面(米原Ⅱ面)、標高450mほどに位置している縄文時代中期の遺跡(国の史跡)。竪穴住居跡49軒、長方形大形家屋跡3軒、敷石住居跡1軒の計53軒の住居跡が発見され、さらにこの地域特有の火焔型土器…
平成2年に新潟県津南町の野菜研究会のメンバーが津南町沖ノ原の遊休農地(50アール)を利用してひまわりの作付したのが始まりというのが津南ひまわり広場。現在では4haに50万本のひまわりが咲き、津南町の「町の花」もひまわりに…
岡山県総社市にある墳丘長282mという日本で10番目という巨大な前方後円墳が作山古墳(つくりやまこふん)。岡山県内でも同じ吉備路風土記の丘にある造山古墳(つくりやまこふん/墳丘長350mで全国第4位)に次ぐ巨大な古墳で、…
新潟県中魚沼郡津南町に湧く環境省の「名水百選」にも選定されるのが竜ヶ窪の池(選定名は「龍ヶ窪の水」)。龍神伝説の残る龍ヶ窪の水は、立石の池とも呼ばれる池で、大量に湧き出る地下水によって美しい水をたたえている。毎分30tと…
山全体が天然の要塞だった坂戸山山頂を本丸とした山城の坂戸城(新潟県南魚沼市)。その麓には、平時に領主が住んでいた住居跡・御館(おたて)、家臣団の屋敷跡や石垣跡などが残されていますが、それらの屋敷群を取り囲むように巡らされ…
三国街道と清水街道の分岐点で、往時には「上田船道」と呼ばれる水運の終点だったという交通の要衝が南魚沼市の六日町。古くは上田庄と呼ばれ、軍事、交通上の重要な拠点だったのです。町の東に聳える坂戸山(633.7m)には、坂戸城…
大阪府の羽曳野市と藤井寺市にまたがる古市古墳群のうち、日本第2の巨大な古墳、誉田御廟山古墳(応神天皇陵)に次いで大きい墳丘長290m、日本9位の古墳が仲姫命陵古墳(なかつひめのみことりょうこふん=仲津山古墳)。藤井寺市内…
大阪府堺市の百舌鳥古墳群(もずこふんぐん)の前方部を西に向けた大型の前方後円墳がニサンザイ古墳(土師ニサンザイ古墳)。日本最大の前方後円墳である大仙陵古墳(仁徳天皇陵)と第3位の上石津ミサンザイ古墳(履中天皇陵)のある百…
岡山県立歴史公園、吉備路風土記の丘に含まれる古墳群のひとつで、国の史跡に指定されるのが岡山市北区にある造山古墳(つくりやまこふん)。古墳時代中期、5世紀初めの建造と推定される前方後円墳で、全長350m、高さ24m。日本で…
奈良時代に越後・塩沢地方(現在の新潟県南魚沼市一帯)で織られた麻布が正倉院に保存されているほど、塩沢の織物の歴史は古く、雪深い塩沢で、農閑期の家内仕事の代表が織物でした。塩沢つむぎ記念館は、ユネスコ無形文化遺産、国の重要…
大阪府の羽曳野市と松原市にまたがる巨大な前方後円墳が大塚山古墳。全国各地に大塚山古墳があることから河内大塚山古墳(かわちおおつかやまこふん)と称しています。6世紀後半に築造されたヤマト王権の大王墓で、その墳丘長は335m…
新潟県十日町市、魚沼丘陵南端部に位置し、上信越高原国立公園に含まれる大渓谷が清津峡(きよつきょう)。清津川沿いの清津峡温泉から八木沢まで、約13kmにわたって深く切れ込んだ峡谷が続きます。閃緑ひん岩(せんりょくひんがん)…