竜頭の滝
湯ノ湖から湯滝を経て流れる湯川が中禅寺湖にいたる最後の見せ場ともなっているのが竜頭の滝。滝壺近くの大岩で流れが分けられて、変化に富んだ景観を見せる滝としても有名です。とくにツツジや紅葉の季節は絶好の写真撮影の場所として多…
湯ノ湖から湯滝を経て流れる湯川が中禅寺湖にいたる最後の見せ場ともなっているのが竜頭の滝。滝壺近くの大岩で流れが分けられて、変化に富んだ景観を見せる滝としても有名です。とくにツツジや紅葉の季節は絶好の写真撮影の場所として多…
日光と霧降高原を結ぶ霧降高原有料道路沿いにある落差75m、幅15mの滝が霧降の滝。霧降の滝観瀑台が設けられ、原生林の合間を縫うように流れ落ちる姿を眺望できます。上下2段に分かれ、水量の多い沢水が上段の滝から落下し、岩棚に…
那智の滝(那智大滝)、袋田の滝と並ぶ日本三名瀑のひとつに数えられる有名な滝で日光二社一寺の神域に位置しています。中禅寺湖から97mの高低差を一直線に水が流れ落ちる様は荘厳かつ豪快。昭和5年に営業開始という歴史ある専用エレ…
世界遺産に登録された「紀伊山地の霊場と参詣道」。そのひとつ、「熊野三山」の中心である熊野本宮大社は、明治22年の大水害で流出するまで、熊野川・音無川・岩田川の合流点の中洲に鎮座していました。それが大斎原(おおゆのはら)で…
世界遺産に登録された「紀伊山地の霊場と参詣道」の中心的な存在。熊野速玉大社、熊野那智大社と並んで熊野三山のひとつで、日本全国に3000社近くある熊野神社の総本社。神武天皇東征以前の創建と伝わる古社で、もとの社地は現在大鳥…
和歌山県白浜町の大塔日置川県立自然公園内にある滝で、全国的にはまだまだ無名ですが、「日本の滝百選」に選定。対岸から遠望することもできますが、駐車場から滝壺近くまで到達する遊歩道が整備されています。近くには鍋津呂滝(なべつ…
華厳滝、袋田の滝とともに日本三名瀑のひとつ、そして日本の滝百選に数えられる那智の滝。那智大滝として国の名勝にもなっています。落差133m、幅13m、滝壺の深さ10mの大滝で、平安時代以降、聖地として知られ、滝自体が熊野那…
串本町の東北端の海岸から大島に向かって延長850m、柱状に大小40余りの奇岩が一直線に並んでいるのが橋杭岩(はしくいいわ)。あたかも橋の杭を打ったようなさまからその名があり、弘法大師(空海)と天邪鬼(あまのじゃく)が紀伊…
南紀白浜を代表する景勝地のひとつ。太平洋に突き出た瀬戸崎一帯に広がる、巨大な岩盤のテラスが千畳敷。第三紀層の柔らかいスロープ性の砂岩が波蝕され、徐々に沈降していく過程で、折り重なるように何層もの階段状になったもの。これが…
周囲26kmという紀伊大島でいちばん迫力ある景観を有するのが、樫野埼灯台(かしのざきとうだい)の建つ樫野崎から鷹ノ巣台地にかけての海金剛。海に垂直に落ち込む約40mもの海食崖に囲まれた海岸線の沖に、海面から突き出たピラミ…
白浜の西端に広がる延長2kmの海食崖で、新第三紀層の厚い砂岩の地層(田辺層群)が波の侵食を受けて隆起し、50mもの断崖となったもの。ここにはその昔、漁師たちが行き交う船や魚群を見張った「見壇(みだん)」があり、地名は見壇…
白浜北西の海岸沖に浮かぶ南北130m、東西35mほどの小島。正式には高嶋といいますが、島の真ん中にぽっかりと開いた円形のトンネル(海蝕洞)があり、明治の漢学者・津田東巌(つだとうがん)が、海に沈む月に見立てたことから「円…
和歌山市の中心部、紀ノ川河口の虎伏山(とらふすやま・標高48.9m)に建つ平山城。もとは1585(天正13)年、有力豪族・雑賀党(さいかとう=雑賀衆)を破り紀州を平定した羽柴秀吉(翌年豊臣姓に)が、弟・秀長のために藤堂高…
城の石垣などの下方をあけて門にした形式を埋門(うずみもん)と呼びますが和歌山城天守曲輪、小天守横にあった御台所の通用門が天守埋門。御台所と水の手を直結する門で、平時にはこの門を開けて水などを供給していました。水の手には黄…
羅臼峠近くの幌萌にあるオンコの森。公園とはいうものの下草を刈る程度の自然公園で鹿や熊も出没。4.5haの園地に樹齢数百年というオンコ(イチイ)の大木が茂っています。周辺では先住民族の遺跡も見つかっていますが、公園ともども…
和歌山城の表坂を上った松の丸にある石庭。もともとは、本丸曲輪にあった本丸御殿の中庭だったのですが、大正12年に本丸御殿跡に上水道施設(現・和歌山市水道局城内給水場)を設置した際に、松の丸に移設されました。1621(元和7…
和歌山城の建つ山は、海上から見ると虎が伏せたように見えることから、虎伏山と呼ばれ、城も虎伏竹垣城という別名があります。和歌山城の別名にちなんで、昭和34年に作られたのが2代目となる虎の像です。
和歌山城西の丸の紅葉渓庭園復元を記念して、和歌山市の名誉市民・松下幸之助が寄贈し、昭和49年5月に完成した茶室。茶道の心得がなくても気軽に立礼室で抹茶を楽しむことができます。もともとこの場所には茶室の遺構があり、そこに数…