【知られざるニッポン】vol.81 北海道に「トヨタの飛行場」が!
北海道茅部郡鹿部町にある民間飛行場が、鹿部飛行場(しかべひこうじょう)。地元以外ではまったく知られていませんが、実はトヨタ自動車が所有する飛行場で、1992年9月に開場。軽航空機、ヘリコプター、グライダーなどが利用してい…
北海道茅部郡鹿部町にある民間飛行場が、鹿部飛行場(しかべひこうじょう)。地元以外ではまったく知られていませんが、実はトヨタ自動車が所有する飛行場で、1992年9月に開場。軽航空機、ヘリコプター、グライダーなどが利用してい…
「日本アルプス」の命名者は、ウォルター・ウェストン(Walter Weston)だと考える人もいますが、ウェストンは、それを広く紹介しただけ。ウェストンが登山を行なう際に、参考にしたガイドブックの著者、お雇い外国人のウィ…
「日本のグリンデルワルド」といわれ、訪日外国人もその美しさに魅了される上高地(長野県松本市)。河童橋(かっぱばし)と並ぶシンボル的存在が大正池で、早朝にはカメラマンが池畔に列をなすという絶景スポットです。この池の水で発電…
浅草寺(せんそうじ/東京都台東区)のおみくじは、凶が出やすいといわれていますが、実はこれは真実。江戸時代に定められたという「観音百籤」(かんのんひゃくせん)に従っておみくじの大吉、吉、半吉、小吉、末小吉、末吉、そして凶の…
津和野(島根県)出身で、東京帝国大学理学部でナウマンに学んだ小藤文次郎(ことうぶんじろう)が、明治24年の濃尾地震で現地調査を行ない、地裂線が根尾谷断層と一致することから、「断層が動いて、地震が起きる」ことを発表。今では…
「諏訪之瀬島で爆発2回」などとニュースに流れますが、富士山に関しては噴火予想などとなっていて、爆発と噴火がちゃんと使い分けられています。実は、まったく知られていない、この爆発と噴火の違い。富士山は噴火はすれども爆発はしな…
一般に東京タワーは紅白のツートンカラーと思われがちですが、実は、航空法施行規則第132条の3(昼間障害標識の種類及び設置基準)で「黄赤」と呼ばれるインターナショナルオレンジ( #FS 12197)で塗装されてい…
日暮里駅(東京都荒川区)と岩沼駅(宮城県岩沼市)を結ぶJR常磐線。本線を名乗らない線としては日本最長ですが、もともとは現在の日暮里駅から三河島駅へ大きなカーブを描く路線ではなく、田端駅が起点で、スイッチバックして始発・終…
ボーイスカウトの先駆者である中野忠八がスカウト用に作詩した『むこうのお山』の替え歌が『アルプス一万尺』。元歌は、アメリカ民謡で独立戦争時の愛国歌『ヤンキードゥードゥル(Yankee Doodle)』です。手遊び歌としても…
神奈川県鎌倉市の明月院は、「あじさい寺」と呼ばれ、例年6月になると「明月院ブルー」と呼ばれる青いアジサイに境内が染まります。その「明月院ブルー」と呼ばれるアジサイこそ、「日本の植物学の父」・牧野富太郎博士が命名し、愛した…
大阪府高槻市は、古墳時代初期から末期までの古墳がある日本でも有数の古墳群地帯。継体天皇の大王陵だと推測される今城塚古墳(いましろづかこふん)は、実は自由に立ち入ることのできる、日本唯一の大王墓(だいおうぼ)です。
国内の最高気温41・1度の記録を持つのは埼玉県熊谷市。ではでは、平地で日本で一番涼しい夏を迎えることができるのは、どこでしょう? 明治時代に、外国人たちによって避暑地として見出された軽井沢、奥日光を抑えての涼しい街のトッ…
国内の最高気温41・1度の記録を持つのは埼玉県熊谷市。ではでは、平地で日本で一番涼しい夏を迎えることができるのは、どこでしょう? 答えは道東、釧路の東、昆布森海岸、そして根室支庁管内の根室市、羅臼町などで、実は夏でも20…
きしめんといえば、名古屋めしの代表格ですが、実は近年、若者を中心にきしめん離れが進んでいるのだとか。そのきしめん離れを押し戻すブームとなっているのが、きしころ、うどんころという名古屋独自の冷やし麺文化。冷やしぶっかけうど…
新春とともに群馬県内の各地で始まるだるま市。伊勢崎などの『初市』もメインの商品はだるまです。群馬県、埼玉県、そして東京の多摩地方で、だるま市が開かれるのは、実は江戸時代〜明治時代にかけて養蚕地帯だったから。養蚕とだるまに…
古墳時代の6世紀初頭、榛名山二ツ岳の大爆発による火砕流と、軽石であっという間に埋没したのが、榛名山の山麓にあった25ヶ所の集落。古代の集落が、火砕流や降灰に埋没し、当時の生活が判明するというまさに「日本のポンペイ」ともい…
明治13年2月14日、太政官布達第十六号により開園した広大な都市公園が奈良公園(奈良県奈良市)。野生の鹿が遊ぶ公園として有名ですが、実は、明治初年の廃仏毀釈、神仏分離までは興福寺の境内だった場所です。興福寺は、春日社(現…
明治時代に日本に招かれたお雇い外国人のひとり、エルヴィン・フォン・ベルツ(Erwin von Bälz)。ベルツ博士として知られるその人こそ、草津温泉、伊香保温泉を世に紹介し、その後の温泉保養地としての基礎を築いた恩人で…