大船観音
大船駅のすぐ近く、無我相山(むがそうざん)の山頂に建ち、市街を見下ろす巨大な白衣観音像(護国観音像)で有名な大船観音。正式名は大船観音寺で、曹洞宗の寺。建造が開始されたのは、昭和4年のこと。戦争により一時中断を余儀なくさ…
大船駅のすぐ近く、無我相山(むがそうざん)の山頂に建ち、市街を見下ろす巨大な白衣観音像(護国観音像)で有名な大船観音。正式名は大船観音寺で、曹洞宗の寺。建造が開始されたのは、昭和4年のこと。戦争により一時中断を余儀なくさ…
天平神護元年(765年)、称徳天皇の勅願により藤原仲麻呂の反乱の鎮圧を目的に、鎮護国家と平和祈願のため7尺の金銅四天王を造立したのがはじまりという奈良の古刹、西大寺。創建当時は、東の東大寺に対する西の大寺として繁栄。寺域…
鎌倉市二階堂にある天台宗の名刹、杉本寺。天平6年(734年)、行基開基と伝わる古刹で、鎌倉最古の寺。本尊は十一面観世音菩薩で、坂東三十三観音(坂東三十三箇所)、鎌倉三十三箇所の第1番札所となっています。文治5年(1189…
和歌山市紀三井寺の熊野街道沿い、名草山の中腹に位置する救世観音宗総本山の紀三井寺。寺の正式名は紀三井山金剛宝寺護国院(きみいさんこんごうほうじごこくいん)。宝亀元年(770年)、唐の僧・為光が開山。紀三井寺という名前は、…
「井草の閻魔(えんま)さま」として地元では有名な閻魔大造像があるのが栃木県足利市井草町にある浄土宗の寺、利性院(りしょういん)。閻魔座像は朱塗りで高さ2mという巨像です。明暦年間(1655年~1657年)に創建されたとい…
2月第1土・日曜に、上越市の金谷山スキー場、高田本町商店街などを会場に『レルヒ祭』が行なわれます。明治44年、オーストリアの軍人レルヒ少佐が日本に初めてスキー術を伝えた日本スキー発祥の地「金谷山」でその歴史と伝統を全国に…
『日本書紀』に伊奘冉尊(いざなみのみこと)が火の神である軻遇突智(かぐつち)をお産した時、焼かれて死亡し、紀伊国の熊野の有馬に埋葬されたという記述があり、産田(うぶた)というのは軻遇突智の生まれた地と伝えられています。産…
博多の新春は十日恵比須の祭りで始まるといわれる『十日恵比須神社正月大祭』で知られる神社。香椎宮社家の武内平十郎が1591(天正19)年の正月、香椎宮、筥崎宮への参詣の帰途、香椎浜で恵比須大神像2躰を拾い上げ、それを自宅に…
天橋立の入口、宮津市文殊切戸にある臨済宗妙心寺派の古刹、智恩寺。日本三文殊のひとつに数えられ、「三人集まれば文殊の知恵」でお馴染みの知恵の仏様、文殊菩薩が本尊(秘仏)。「切戸の文殊」、「知恵の文殊」とも呼ばれ、本尊は、1…
商売繁盛の神様「えべっさん」として知られる神社で、大阪市浪速区に鎮座するのが今宮戎神社(いまみやえびすじんじゃ)。毎年1月9日〜11日にかけて『十日戎』(とおかえびす)が開かれることでも有名。推古天皇8年(600年)、聖…
大阪市北区にある商売繁盛の神様「堀川のえべっさん」として知られるのが堀川戎神社(ほりかわえびすじんじゃ)。毎年1月9日〜11日に行なわれる『十日戎』(とおかえびす)が有名。社伝によれば、6世紀、欽明天皇の御代に創建された…
創建年代は定かでありませんが少なくとも平安時代の記録に残される古社が兵庫県西宮市にある西宮神社。全国に3500社あるという商売繁盛の神・福の神「えびす神」の総本社で「西宮のえべっさん」として親しまれています。1月9日〜1…
元和2年12月(1617年1月)、久能山に創建された東照社(久能山東照社)。徳川家康の遺言で、久能山に埋葬され、東照大権現の神号が贈られた家康。久能山東照宮の拝殿・石の間・本殿は、創建時のもので国宝に指定されています。寛…
日本平からロープウェイで5分の久能山駅から徒歩1分の久能山山頂に鎮座するのが久能山東照宮。1616(元和2)年4月17日、75歳の徳川家康が駿府城で没した際、その遺言により、山上にあった久能城を廃城にし、2代将軍・秀忠の…
島根半島の中心部、標高300mの一畑山の山上に建つ名刹、総本山一畑寺(いちばたじ)。一般的には一畑薬師(いちばたやくし)の名で、「目のお薬師様」として知られています。894(寛平6)年、一畑山の麓、赤浦海中から漁師・与市…
1175(承安5)年に法然上人が吉水に設けた草庵に始まる浄土宗の総本山が知恩院。正式名は、華頂山知恩教院大谷寺。法然は自身が説いた学問や修業のない念仏仏教が信仰されるも、宗教追害にあい流刑の後、この地で入滅しています。没…
年越しの除夜の鐘を撞く模様がテレビで必ずといいほど中継される知恩院の大鐘。京都方広寺、奈良東大寺と並び日本三楼鐘(日本三大梵鐘)のひとつに数えられる高さ3.3m、口径2.8m、重さ約70トンという巨大な鐘を吊るす鐘楼です…
1175年(承安5年)に法然上人が設けた草庵に始まる浄土宗の総本山が知恩院。法然の像を安置する大殿(だいでん)が、御影堂(みえいどう)で、1639年(寛永16年)、3代将軍徳川家光の再建で国宝。奥行35m、間口45mの大…