四本龍寺
栃木県日光市の日光山内にある二荒山(日光山)発祥となる寺が四本龍寺(しほんりゅうじ)。天平神護2年(766年)、日光開山の祖である勝道上人(しょうどうしょうにん)が大谷川の激流を渡り開山した、輪王寺の前身となる寺(創建時…
栃木県日光市の日光山内にある二荒山(日光山)発祥となる寺が四本龍寺(しほんりゅうじ)。天平神護2年(766年)、日光開山の祖である勝道上人(しょうどうしょうにん)が大谷川の激流を渡り開山した、輪王寺の前身となる寺(創建時…
世界文化遺産「日光の社寺」を構成する二社一寺(日光東照宮、日光二荒山神社、日光山輪王寺)のルーツとなるのが、神橋近く、日光山内の高台に位置する四本龍寺(しほんりゅうじ)。その境内に聳える三重塔は、国の重要文化財(登録は輪…
天平神護2年(766年)、日光開山の祖である勝道上人(しょうどうしょうにん)が大谷川を渡り草案を築いたのが日光山開山の始まり。そのルーツとなるのが輪王寺境内、神橋に近い四本龍寺です。観音堂は、大同2年(807年)、下野国…
神奈川県横浜市、日本最大の中華街でもある横浜中華街の関帝を祀る廟。関帝とは、『三国志』でその名を知られる中国の武将、関羽(かんう=西暦220年1月没)のこと。明治6年、居留民によって、山下町140番地付近に日本で最初の小…
京都市東山区祇園町にある古社が八坂神社。社伝によれば、平安遷都以前の斉明天皇2年(656年)創建と伝えられ、「祇園さん」の通称でお馴染みの全国の2300ある祇園社(八坂神社・天王神社)の総社です。遷都以前に渡来人である八…
兵庫県神戸市にある「神戸」という地名の語源となった古社が生田神社(いくたじんじゃ)。平安時代編纂の『延喜式神名帳』にも記載の古社で、神功皇后の三韓外征の帰途、神戸沖で船が進まなくなり、占いを行なったところ稚日女尊(わかひ…
福岡県福津市にある神功皇后(じんぐうこうごう=『日本書紀』に記載の仲哀天皇の皇后、新羅遠征の折りに当地に滞在したという伝承があります)を主祭神とする古社が宮地嶽神社(みやじだけじんじゃ)。大注連縄、大太鼓、大鈴の3つの日…
JR新大久保駅にほど近い、東京都新宿区歌舞伎町の繁華街の外れにある神社が稲荷鬼王神社(いなりきおうじんじゃ)。神仏習合の天保2年(1831年)、大久保村の氏神・稲荷神と、熊野から勧請されていた鬼王権現を合祀し、稲荷鬼王神…
水戸の偕楽園(茨城県)、金沢の兼六園(石川県)、岡山の後楽園(岡山県)が「日本三名園」。共通点はいずれも大名庭園であること。日本三景に割り当てられた雪月花同様に、雪=兼六園、月=岡山後楽園、花(梅)=偕楽園と日本三名園に…
東京都新宿区、ランドマークにもなっている抜弁天近くにある日蓮宗の寺が、法善寺(春時山光晴法善寺)。本堂には極彩色の七面明神像(七面明神=身延山近くの霊山、七面山の女神で、日蓮宗の守護神の一つ。身延山久遠寺の鎮守で、七面天…
滋賀県高島市今津町の今津港観光船乗り場脇に立っているのが『琵琶湖周航の歌』歌碑。「われは湖(うみ)の子 さすらいの 旅にしあれば しみじみと 昇る狭霧(さぎり)や さざなみの 志賀の都よ いざさらば」の歌詞で知られ、三高…
神奈川県横浜市の日本大通り沿いに建つ横浜地方検察庁玄関脇に設置されるのが電信創業の地の碑。明治2年9月19日(1869年10月23日)、横浜裁判所と東京築地運上所の間に設けられた「傳信機役所」を結ぶ32kmの電信線架設工…
日本で最初の洋式庭園として、横浜居留地に住む外国人が開設したのが神奈川県横浜市、山手地区にある山手公園。その一画、横浜山手テニス発祥記念館前のテニスコートの片隅に立つのが日本庭球発祥の地碑(碑文は「日本庭球発祥之地碑」)…
「観音様」とは観音菩薩(かんのんぼさつ)のこと。本来の寺名ではなく、〇〇観音と通称されるように、庶民の願いを聞き届けてくださるありがたい仏様。日本三大観音と通称されるのは、浅草観音(金龍山浅草寺/東京都台東区)、大須観音…
東京都台東区浅草(あさくさ)にある東京で最古の寺が浅草寺(せんそうじ)。本尊は聖観世音菩薩で浅草観音とも通称されています。浅草のシンボル雷門から参道の仲見世を抜けると宝蔵門、左手には五重塔、そして正面に大本堂があります。…
三重県津市大門にある真言宗醍醐派の古刹が津観音。正式名は恵日山(えにちざん)観音寺大宝院で、浅草寺(東京都台東区)、大須観音(愛知県名古屋市)とともに日本三大観音に数えられています。本尊は聖観音菩薩ですが、「国府阿弥陀如…
北海道七飯町の大沼公園、大沼に浮かぶ島々のうち西大島の北東に設置されているのが「千の風になって」名曲誕生の地モニュメント。名曲『千の風になって』を作曲・訳詞した新井満(あらいまん)は、函館の友人の紹介で大沼公園に別荘を購…
日本三景は江戸時代前期の儒学者・林春斎(はやししゅんさい)が決めたもの。これに対し、大正5年、現在のブルーガイドブックで知られる実業之日本社が『婦人世界』の読者投票で決めたのが「日本新三景」(新日本三景)。大沼公園(北海…