正法寺
室町時代初期に活躍した猿楽師・世阿弥(ぜあみ)。父の観阿弥とともに猿楽(現在の能)を大成していますが、足利義教と不仲になり、永享6年(1434年)、72歳の時に佐渡に流されています。その世阿弥が配所された寺とされるのが佐…
室町時代初期に活躍した猿楽師・世阿弥(ぜあみ)。父の観阿弥とともに猿楽(現在の能)を大成していますが、足利義教と不仲になり、永享6年(1434年)、72歳の時に佐渡に流されています。その世阿弥が配所された寺とされるのが佐…
「佐渡ヶ島の800年前の世界をリアルに体感」というミュージアムが佐渡市真野地区にある佐渡歴史伝説館。佐渡の風土に溶け込み、豊かな文化を佐渡に伝えた先人がなぜ佐渡に流されたか、奈良時代に始まる佐渡配流の歴史、配流された順徳…
佐渡市(旧畑野町)の小倉地区(小倉ダムの北側)、標高400m前後の急斜面に張り付くように広がる千枚田が小倉の千枚田。江戸時代の初期の慶安3年(1650年)、佐渡金山の繁栄による人口増の米不足で、佐渡奉行の新田奨励策で開田…
沖縄本島南端、沖縄戦跡国定公園の小さな岬が喜屋武岬(きやんみさき/糸満市)。突端、限界を意味する「きゃん」に喜屋武(きやん)という漢字を当てたもの。高さ50m内外の海食崖が続き、断崖の上には昭和47年建造の喜屋武埼灯台が…
識名園は、1799年に造営された琉球王家最大の別邸。国王一家の保養のほか、中国皇帝の使者である冊封使(さっぽうし)の接待にも利用された場所です。国の特別名勝に指定され、世界文化遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の構成…
座喜味城(ざきみぐすく)は、沖縄本島中部の読谷村(よみたんそん)の小高い丘の上に位置し、15世紀の初めに、護佐丸按司(ごさまるあじ)が築城した城(グスク)。一帯は座喜味城跡公園として整備され、「続日本100名城」に選定さ…
後鳥羽上皇が執権・北条義時と対峙し、鎌倉幕府倒幕の狼煙(のろし)を上げた承久の乱(じょうきゅうのらん)。倒幕に失敗し佐渡に流罪となった後鳥羽天皇の第三皇子・順徳上皇は、24歳の若さで佐渡に流され、46歳で崩御するまでの2…
大正9年に建てられた旧宿根木小学校校舎を再生し、漁具や船大工の道具、民具など約3万点の資料を収蔵する佐渡国小木民俗博物館。小木に住む人々が漁具や農具などを持ち寄り開館した素朴な博物館で、北前船が寄港し、佐渡の金銀を積み出…
大同3年(808年)、京から布教に訪れた僧・賢法が建立したと伝えられる佐渡市新穂(にいぼ)地区にある真言宗豊山派の古刹、清水寺(せいすいじ)。京の清水寺を模したことが名の由来。観音堂の「救世殿」(ぐぜでん)の姿はまさに清…
佐渡市小木にあり、正嘉2年(1258年)創建と伝わる曹洞宗の古刹、海潮寺。山号は梵音山。南宋から来日し、鎌倉・建長寺の開山となった高僧・蘭渓道隆(らんけいどうりゅう)の高弟・日山祖春が、当地に草庵を開いたのが始まりという…
佐渡の北西、外海府(そとかいふ)の達者(たつしや)から北狄(きたえびす)に至る約4kmの海岸線が尖閣湾(せんかくわん)。何万年にもわたって浸食された高さ30mにもおよぶ海食崖と岩礁、大小の岩と洞穴、紺碧の海とが織りなす自…
慶長6年(1601年)、佐渡が上杉氏支配から幕府支配に変わり、佐渡金山の開山にともない、老中配下の遠国奉行の一つとして置かれた佐渡奉行。慶長8年(1603年)には、大久保長安によって佐渡奉行所が創建。往時の建物は何度かの…
佐渡島の中央部に広がる国中平野、佐渡市新穂(にいぼ)地区にあるトキの保護増殖事業を行なう佐渡トキ保護センターに隣接するのがトキの森公園。「トキ資料展示館」と「トキふれあいプラザ」を見学することで、トキの生態を学び、実際の…
「5月と7月に館山ではダイヤモンド富士を見ることができます。これをもっと観光の目玉にしたい」というのが金丸謙一館山市長以下、観光行政の考え。「実はパール富士も素晴らしいんだけど、これは撮影が難しいので」(金丸謙一市長)と…
二条城南にある神泉苑は、平安京選定と同時に計画され、平安京大内裏に接して築かれた禁苑(一般の人は入れない天皇家の庭)。現在では聖観音・不動明王・弘法大師を本尊とする東寺真言宗の寺になっています。かつての大内裏南に位置し、…
宇賀福神が、源頼朝の夢枕に立ち、佐助ヶ谷に湧く霊水で神を祀れば、天下太平に治まるというお告げを受けて建立された神社が銭洗弁天と通称される銭洗弁財天宇賀福神社。もとは国家鎮護のために造営されたわけなのですが、今では金運上昇…
鳴門公園(徳島県鳴門市)、大鳴門橋遊歩道「渦の道」入口近くにある展望台が千畳敷展望台。もうひとつのお茶園展望台が大鳴門橋を橋の東側から眺めるのに対し、こちらの千畳敷展望台は西側の側面を眺めることに。周辺には食事処や鳴門名…
大鳴門橋の徳島市側のたもと、鳴門公園にあるお茶園展望台。鳴門公園は南側から鳴門海峡を眺望する展望公園で、鳴門と淡路島を結ぶ全長1629mの吊り橋、大鳴門橋の眺めがバツグン。お茶園展望台は、阿淡藩主・蜂須賀候が、茶屋を設け…