小野神社
東京都多摩市一ノ宮1丁目に鎮座する古社が小野神社。武蔵国の一之宮で、平安時代編纂の『延喜式神名帳』に記載されている「武蔵国多磨郡 小野神社」ではないかと推測される社です。中世には後北条氏、太田道灌の尊崇を得、江戸時代には…
東京都多摩市一ノ宮1丁目に鎮座する古社が小野神社。武蔵国の一之宮で、平安時代編纂の『延喜式神名帳』に記載されている「武蔵国多磨郡 小野神社」ではないかと推測される社です。中世には後北条氏、太田道灌の尊崇を得、江戸時代には…
毎年5月17日~5月18日、栃木県日光市の日光東照宮で『春季例大祭』が斎行。東照宮の数ある年間行事の中でも最も盛大な神事。5月17日には馬上から的を射る勇壮な『流鏑馬神事』(やぶさめしんじ)、5月18日には『百物揃千人武…
庚申とは干支(かんし、えと)の「庚(かのえ)」「申(さる)」のこと。中国道教の説く三尸説(さんしせつ)に仏教、神道、修験道や民間信仰などが結びついて庚申信仰(こうしんしんこう)が生まれました。そんな庚申信仰を今に伝える日…
律令時代の武蔵国の国府があった場所に鎮座し、国司が参拝した総社を前身とするのが東京都府中市の大國魂神社(おおくにたまじんじゃ)。5月5日の例祭を中心に執り行なわれる『くらやみ祭』も国司祭をルーツとしています。厄除け祈願、…
2024年5月17日(金)〜5月19日(日)、東京都台東区の小野照崎神社(おのてるさきじんじゃ)で『大祭』。平安末期の歌人、小野篁(おののたかむら)を祭神として、仁寿2年(852年)創建。3年に一度、本社神輿の渡御が行な…
東京都台東区下谷にある小野篁(おののたかむら)を祭神とする古社が小野照崎神社(おのてるさきじんじゃ)。溶岩を積んだ富士塚「下谷坂本富士」があることから地元では「お富士さん」と呼ばれています。境内に残る11基の塔が残る庚申…
瀬戸内海に浮かぶ大山祇神社(愛媛県今治市大三島町)。全国の三島神社の総本社とされますが、さらにそのルーツとされる淀川の川中島(御島)に鎮座した三島鴨神社(大阪府高槻市)、東海道に鎮座する三嶋大社(静岡県三島市)とともに三…
古くから伊豆国一之宮として、信仰を集めた古社が静岡県三島市に鎮座する三嶋大社。三島市は律令時代に伊豆国の国府があった地。蛭ヶ小島に配流されたという源頼朝が源氏の再興を三嶋大社に祈願し、宿願を実らせたなど、多くの伝説が残さ…
神奈川県箱根町湯本にある臨済宗大徳寺派の寺、早雲寺(そううんじ)。小田原の戦国大名で、後北条氏の祖である北条早雲(北條早雲)の遺命により、2代目の北条氏綱が建立した古刹。温泉街として知られる箱根湯本は、早雲寺の開山の際、…
東京都台東区根岸、JR鶯谷駅前に鎮座するのが元三島神社。由来書によれば弘安の役(1281年=九州に元・朝鮮連合軍が攻め寄せた二度目の元寇)の際に伊予水軍の武将・河野通有(こうのみちあり)が、瀬戸内海の大三島に浮かぶ大山祇…
東京都台東区東上野3丁目にある天平2年(730年)、峡田の稲置が創建と伝えられる(行基が伏見稲荷大社を勧請したとも)都内屈指の歴史を誇る古社が下谷神社(したやじんじゃ)。東京メトロ銀座線の稲荷町駅の名の稲荷町はかつて下谷…
2024年5月10日(金)〜5月12日(日)、東京都台東区の下谷神社で『大祭』が斎行されます。下谷神社は、天平2年(730年)、峡田の稲置らが創建したという古社。本来の例祭は5月11日ですが、近年は11日に近い土・日曜日…
慶長16年(1611年)、豊臣秀吉の甥、豊臣秀次一族の菩提を弔うために京・三条大橋近くに建立された寺が瑞泉寺。豊臣秀次は、悲運の武将で、最初跡継ぎのいない秀吉の養子となり、関白の位を継いでいましたが、秀吉に嫡男・秀頼が誕…
滋賀県守山市にある平安時代編纂の『延喜式神名帳』記載の古社、下新川神社(しもにいかわじんじゃ)。祭神は第10代崇神天皇皇子である豊城入彦命(とよきいりひこのみこと)、新川小楯姫命。祭神の豊城入彦命が船で琵琶湖を渡ってきた…
滋賀県近江八幡市にある天平8年(736年)、聖武天皇によって創建されたと伝わる古社が賀茂神社。もともとは天智天皇が牧(官設の牧場)を築いた地で、聖武天皇が吉備真備に命じて社殿を築かせたと伝えられています。その由来から「馬…
毎年4月22日8:30〜17:00、滋賀県多賀町の多賀大社で『古例大祭』(多賀まつり)が行なわれます。多賀大社の年中行事のうちで最も重要な大祭で、武家や公家などの装束に身を包んだ氏子ら総勢500人が、馬を引き連れて神社周…
『古事記』に「伊邪那岐大神(いざなぎのおおかみ)は淡海(=近江)の多賀に坐す」と記された滋賀県多賀町の多賀大社。「お伊勢参らばお多賀へ参れ、お伊勢お多賀の子でござる」、「お伊勢七度熊野へ三度 お多賀さまへは月参り」と謳わ…
毎年5月3日、滋賀県米原市の筑摩神社(ちくまじんじゃ)で『鍋冠まつり』(なべかぶりまつり)が行なわれます。筑摩地区は桓武天皇の時代に内裏大膳職の御厨(みくりや=神饌を調進するための領地)が置かれた地。筑摩神社の春の例祭『…