伐株山(玖珠城跡)
大分県玖珠郡玖珠町、玖珠(くす)盆地の南に位置する標高685.4mの山、伐株山(きりかぶやま)。耶馬日田英彦山国定公園に指定される山頂はメサ(卓状台地)と呼ばれる平坦な草原で、その名の通り、まるで木の切り株跡のようなユニ…
大分県玖珠郡玖珠町、玖珠(くす)盆地の南に位置する標高685.4mの山、伐株山(きりかぶやま)。耶馬日田英彦山国定公園に指定される山頂はメサ(卓状台地)と呼ばれる平坦な草原で、その名の通り、まるで木の切り株跡のようなユニ…
長野県塩尻市、中山道木曽路で最大の宿場町、奈良井宿。櫛問屋中村家の建物を、古民家の特徴がわかる資料館として公開するのが中村邸です。建てられたのは、天保8年(1837年)の奈良井宿の大火の直後に建てられた建物で、間口が狭く…
長野県塩尻市奈良井(旧楢川村)と木祖村の境をなす、鳥居峠。標高1197mの鳥居峠は、木曽川水系と信濃川水系を分ける中央分水嶺で、街道時代には中山道・木曽路の難所のひとつにも数えられていました。奈良井宿から薮原宿までの旧中…
大分県宇佐市院内町にある院内町石橋群のひとつが両合川橋。旧安心院町との境に近い余谷(あまりだに)地区の小平川に架る道路橋で、日本の棚田百選に選定される両合棚田に中心に位置しています。大正14年10月に石工・吉村万太郎が架…
大分県宇佐市院内町を流れる恵良川に架る石橋が分寺橋。院内町石橋群のひとつに数えられる3連アーチの石橋で、大正初期に架けられたもの。担当した石工は高名繁喜で、院内町石橋群ではこの橋だけが高名繁喜が架けたものと推測されていま…
大分県宇佐市院内町斎藤にある院内町石橋群のひとつが久地橋(きゅうちばし)。恵良川支流・日岳川に架かる桁橋として、明治初期に築かれたものと推測されています。橋の長さは7.15m、幅は1.8mほどで、アーチなどはなく、谷をま…
大分県宇佐市院内町副にある、大正2年築造の石造アーチ橋が荒瀬橋。恵良川に架かる2連アーチの石造橋ですが、その高さは18.3mと院内町石橋群でも最高を誇っています。院内を代表する石造橋を数多く手がけ、「石橋王」との異名をも…
大分県宇佐市院内町御沓(みくつ)にある、大正14年築造の石造3連アーチ橋が御沓橋。院内地区は75基の石造橋が現存する日本一の石橋密集のエリアですが、院内町石橋群のなかでもこの御沓橋は、橋の長さが59mと、町内では最長を誇…
大分県宇佐市院内町を流れる恵良川に架かる5連の石造アーチ橋で、75基と日本一の石橋の数を誇る院内町石橋群のなかでも、屈指の出来と称される石橋が鳥居橋。その優美さから「石橋の貴婦人」との別名も。完成は大正5年で、「石橋王」…
大分県中津市、昭和50年に全線廃止となった大分交通耶馬渓線(旧耶馬溪鉄道)の跡地は、現在サイクリングロード「メイプル耶馬サイクルライン」となっていますが、平田駅ホームは、大正3年築造の石造プラットホームが現存し、国の登録…
大分県中津市、昭和50年に全線廃止となった大分交通耶馬渓線(旧耶馬溪鉄道)の跡地は、現在サイクリングロード「メイプル耶馬サイクルライン」となっていますが、旧耶馬渓鉄道一号厚ヶ瀬トンネル(25m)、二号厚ヶ瀬トンネル(32…
大分県中津市に残る大正2年開業の耶馬溪鉄道の橋梁が旧耶馬溪鉄道山国川第二橋梁(第二山国川橋)。現在はメイプル耶馬サイクリングロード(全長35km)に転用され、自転車で橋を渡ることができます。旧耶馬渓鉄道(開業時は軽便鉄道…
大分県中津市にある日本三大水城ひとつ、中津城。山国川の支流、高瀬川(現在の中津川)の河口デルタに位置する天然の要害地で、水門から堀に海水を引き入れた水城。城の北側は海、西側は川に面しており、本丸跡の南西隅には、水門跡(水…
大分県中津市にある日本三大水城ひとつ、中津城。天正16年(1588年)、築城の名手・黒田孝高(黒田如水、黒田官兵衛)によって築かれ、細川忠興が完成させた城。往時の天守はありませんが、中津城本丸南側、三の丁駐車場目の前のお…
大分県中津市にある中津城は、天正16年(1588年)、築城の名手・黒田孝高(黒田如水、黒田官兵衛)によって築かれ、細川忠興が完成させた城。その本丸跡の北側、薬研堀には、黒田氏時代の石垣と、細川氏時代の石垣が見られる場所が…
大分県中津市、中津市立南部小学校一帯は江戸時代には中津城の三の丸だった場所。南部小学校と南部幼稚園の南西角あたりに中津城大手門跡の看板が立っていますが、その看板から東側数m部分が築城の名手といわれた黒田孝高時代の石垣で、…
長野県塩尻市、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定される中山道の宿場町、奈良井宿。奈良井宿で幕府の役人や諸大名の旅用に、伝馬(てんま)、徒役(かちやく)を管理した上問屋の建物を公開するのが上問屋史料館(かみといやしりょう…
長野県塩尻市にある、中山道(なかせんどう)の宿場町が奈良井宿。街道時代には、鳥居峠を越える旅人を泊める旅籠が軒を連ねた木曽路最大の宿場町。塗りや細工などの職人も多く、全盛期には「奈良井千軒」とうたわれるほど繁栄。家並みは…