大湯環状列石
鹿角市にある大湯環状列石(おおゆかんじょうれっせき)は、昭和6年に発見された遺跡で、ストーンサークルともよばれている縄文時代後期の大型の配石遺跡。国の特別史跡に指定され、世界遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成資産ひ…
鹿角市にある大湯環状列石(おおゆかんじょうれっせき)は、昭和6年に発見された遺跡で、ストーンサークルともよばれている縄文時代後期の大型の配石遺跡。国の特別史跡に指定され、世界遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成資産ひ…
1600(慶長5)年、関ヶ原の戦い後に出雲(いずも=島根県)から岩国に移封された毛利一門の吉川広家(きっかわひろいえ=吉川元春の子)。周防国(すおうのくに)岩国に赴任した後から横山山頂に築城を始め、1608(慶長13)年…
下関市豊北町、神田岬の砂丘地帯にある弥生時代の墓地遺跡が、土井ヶ浜遺跡。今から二千数百年前の弥生人の集団墓地であったと考えられ、約300体の人骨が出土、石棺や副葬品なども多く、日本人の起源や現代人の成り立ちを探る貴重な遺…
海士ヶ瀬戸(あまがせと)に隔てられた離島・角島(つのしま)と、本土とを結ぶのが、全長1780mの角島大橋。かつて角島との往来は渡船に頼っていましたが、平成12年の大橋完成後、気軽に島に渡ることができ、新たな観光名所のひと…
源平の最終決戦となった壇之浦の合戦で平家一門が敗れ、二位尼(にいのあま)に抱かれ、数え年8歳だった安徳天皇(平清盛の孫)は入水して命を絶ちます。赤間神宮の水天門は、入水した安徳帝を慰めるために竜宮城に見立てて建てられてお…
赤間ヶ関阿弥陀寺(今の赤間神宮)に住む盲目の琵琶法師・芳一の演奏する壇之浦の下りに平家の亡霊がその調べに聞きいるという「耳なし芳一の話」。昭和32年に建立された赤間神宮境内の芳一堂。その名の通り、山口県防府市出身の彫刻家…
赤間神宮にある平教盛、平知盛、平経盛、平教経、平資盛、平清経、平有盛、平盛継、平時子(従二位尼)など平家一門を祀る七盛塚。彦島にある平清盛と合わせて盛の付く武将が7人いるのが七盛塚という名の由来とか。
関門海峡を見下ろす高台に建つ赤間神宮。1185(文治元)年の壇之浦の戦で敗れて入水した安徳天皇を祀る神社です。もとは阿弥陀寺という寺で、1191(建久2)年、勅命で安徳天皇の御陵に御影堂が建立されたため、安徳天皇御影堂と…
中心部を流れる馬淵川(まべちかわ)と新井田川(にいだかわ)沿いに古代から近世にかけての遺跡が残る八戸市。世界文化遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成資産となる是川石器時代遺跡のガイダンス施設で、世界遺産関連資産の長七…
青森県八戸市是川中居にある縄文時代の遺跡群が是川石器時代遺跡(これかわせっきじだいいせき)。縄文時代晩期中心の中居遺跡、前期・中期の一王寺遺跡、中期の堀田遺跡の総称が是川石器時代遺跡(是川遺跡)で、国の史跡、世界文化遺産…
幕末の戊辰戦争(ぼしんせんそう)時に砲台が置かれた黒崎御台場(くろさきおだいば)。南部藩(盛岡藩)の大砲、二貫目銅筒を復元して配置しているのが黒崎砲台跡です。黒崎御台場の周囲には土塁を巡らせ、砲台場、火薬庫詰め所を配置。…
国指定の名勝、種差海岸の一角にある葦毛崎展望台(あしげざきてんぼうだい)。周辺は原生花園で、初夏から夏にかけてハマナス、ニッコウキスゲ、ハマヒルガオなどが咲き乱れます。要塞のような雰囲気の展望台ですが、実際に幕末には異国…
秋保温泉から秋保大滝に向かって宮城県道62号(仙台山寺線)を走ると、馬場小学校のある馬場集落手前で名取川を渡ります。この名取川に架かる旧道の橋が小滝沢橋。昭和14年に完成した石造アーチ橋で、仙台市の文化財に指定されていま…
関門海峡に突き出した企救半島(きくはんとう)の先端、周防灘(すおうなだ)に臨んで建つ部埼灯台(へさきとうだい)。幕末の1867(慶応3)年、徳川幕府が兵庫開港に伴う外国船の安全航行を確保するためイギリス公使と交わした大坂…
関門海峡門司港側の和布刈(めかり)地区に建つ古社が和布刈神社。眼前は関門海峡でも一番幅が狭く潮の流れが速い早鞆瀬戸(はやとものせと)だ。社伝によれば神功皇后の三韓遠征凱旋時に創建といい、古代から関門海峡の守護神、大陸への…
関門海峡、壇之浦に臨むのがみもすそ川公園。平家滅亡の舞台となった壇之浦合戦では、御裳川(みもすそがわ)沖は、幼帝・安徳天皇が入水した場所でもあるのです。関門海峡の最狭部に位置する一帯は公園となって関門橋(かんもんきょう)…
大王崎の西側一帯が八幡さん公園。地元で「八幡さん」と呼ばれる八幡社が建っているのが名の由来。八幡社は海上安全にご利益があり、地元の漁民などから信仰を集めますが、この八幡社周辺は日の出、夕景の国内有数の人気撮影ポイント。「…
男木島の北端に明治28年12月10日に初点灯した全国でも珍しい総御影石造りの灯台が男木島灯台。日清戦争直後の海運助成策で、急増する瀬戸内海航路の安全のために灯台が建設されました。総御影石造りで無塗装の灯台は角島灯台(つの…