利神城
兵庫県佐用郡佐用町平福にある国の史跡に指定される山城が、利神城(りかんじょう)。赤松一族の別所敦範が、南北朝時代の貞和5年・正平4年(1349年)、北方の守りとして利神山に築いた山城が起源。関ヶ原の合戦後に播磨国入りした…
兵庫県佐用郡佐用町平福にある国の史跡に指定される山城が、利神城(りかんじょう)。赤松一族の別所敦範が、南北朝時代の貞和5年・正平4年(1349年)、北方の守りとして利神山に築いた山城が起源。関ヶ原の合戦後に播磨国入りした…
兵庫県姫路市妻鹿町甲山にある中世の山城の跡が、国府山城(こうやまじょう)。妻鹿城(めがじょう)とも呼ばれ、羽柴秀吉に姫路城を譲った黒田官兵衛と、父・黒田職隆(くろだもとたか)は、この国府山城(妻鹿城)に入城しています。本…
兵庫県佐用郡佐用町にある山城で土塁、石垣、空濠などが現存するのが、上月城(こうづきじょう)。延元元年(1336年)、赤松氏の一族・上月景盛が築城。天正6年(1578年)には、毛利輝元と織田方の尼子勝久との間で、上月城の戦…
兵庫県加古川市志方町にある曹洞宗の寺、観音寺。観音寺は、黒田官兵衛(NHK大河ドラマ『軍師 官兵衛』主人公)の妻・光(てる/みつ)が生まれた櫛橋家の居城・志方城の城跡。現在の観音寺境内が本丸跡で、本丸を囲む内堀の周囲に二…
大阪府八尾市と奈良県生駒郡平群町(へぐりちょう)の境に位置する標高487.5mの山、高安山(たかやすやま)の山上にある古代の城跡が、高安城(たかやすのき)。日本書紀の天智6年(667)条に記される古代山城の跡だと推測され…
三重県津市丸之内、津城(お城公園)の城山稲荷神社東側にあるのが、天守台跡。津藩の藩祖となった藤堂高虎は、津城の修築にあたって、天守は構築していないので、天守台は織田信包時代に5層の天守が建っていた跡とも、富田家時代に3層…
三重県津市丸之内、津城(お城公園)に立つのが、藤堂高虎公像(とうどうたかとらこうぞう)。お城公園は津城の本丸と西之丸の跡、そしてそれを取り囲む内堀を公園化したもので、本丸跡に立つのが伊勢津藩の初代藩主となった藤堂高虎の像…
愛媛県今治市通町3丁目、今治城の二の丸東隅に再建されているのが、御金櫓(おかねやぐら)。今治城の遺構は、明治維新後にすべて破却され、現存する建物はすべて昭和55年以降の再建ですが、御金櫓は絵図などを基に昭和60年にコンク…
愛媛県今治市通町3丁目、今治城の三の丸西隅に再建されているのが、山里櫓。今治城の遺構は、明治維新後にすべて破却され、現存する建物はすべて昭和55年以降の再建ですが、山里櫓は平成2年、市制70周年記念事業として建築されたも…
愛媛県今治市、日本三大水城に数えられ、日本100名城にも選定の今治城(現・今治城吹公園)。博物館となっている模擬天守前に立つのが、藤堂高虎公像(とうどうたかとらこうぞう)。関ヶ原の合戦後に今治を領有した藤堂高虎は、新たな…
愛媛県今治市、日本三大水城に数えられ、日本100名城にも選定の今治城。今治城三の丸大手口にあたる門が、鉄御門(くろがねごもん)。今治城の土橋を渡った先、吹揚神社や天守への入口なので、人も車も24時間出入り可能となっていま…
愛媛県今治市、日本三大水城に数えられ、日本100名城にも選定の今治城内で、もっとも巨大な石が、勘兵衛石。築城の名手・藤堂高虎(とうどうたかとら)によって慶長9年(1604年)に完成した今治城ですが、藤堂高虎の重臣、渡辺勘…
香川県高松市玉藻町、高松城の桜の馬場と三の丸の間にあるのが、桜御門。『高松城下図屏風』に描かれる門で、戦前に国宝(現在の重要文化財)になることが決まっていましたが、昭和20年7月の高松空襲で焼失。令和4年6月に再建され、…
大阪府大阪市中央区、大阪城公園にある重要文化財(10棟)に指定される徳川時代の遺構のひとつが、金明水井戸屋形。本丸にある復興天守「大阪城天守閣」の横、小天守台にある井戸で、昭和44年の解体修理の際、天守と同じ寛永3年(1…
大阪府大阪市中央区、大阪城公園となっている大坂城本丸跡で、小天守台上の金明水井戸屋形とともに国の重要文化財に指定される江戸時代の遺構が、金蔵(きんぞう・かねぐら)。その名の通り、徳川幕府の金貨・銀貨の保管庫で、宝暦元年(…
大阪府大阪市中央区、大坂城の正面玄関が、大阪城公園・大手門。本丸、二の丸、西の丸跡などを整備した大阪城公園でも、この門をくぐって、桜門へと向かうのが登城ルートの筆頭で、大手枡形の一部を形成する大手門は国の重要文化財に指定…
大阪府大阪市中央区の大阪城跡、国の特別史跡となっている大阪城公園で、国の重要文化財に指定される10棟の遺構のひとつが、焔硝蔵(えんしょうぐら)。焔硝とは黒色火薬のことで、江戸時代の石造火薬庫。貞享2年(1685年)築造の…
大阪府大阪市中央区、国の特別史跡となっている大阪城公園で、ニの丸南面の南外堀に面して並んだ一番櫓から七番櫓のうち、六番櫓とともに現存する2つの櫓のひとつが一番櫓。国の重要文化財に指定されていて、外堀を隔ててその勇姿が確認…