不知沼(シラヌタの池)
静岡県賀茂郡東伊豆町、天城山系・万三郎岳(1405.6m)を源とする川久保川の上流部、標高640mほどに位置するのが不知沼(シラヌタの池)。不知沼と書いて「しらぬたぬま」と読ませるように、幻の沼的な存在。伊豆半島ジオパー…
静岡県賀茂郡東伊豆町、天城山系・万三郎岳(1405.6m)を源とする川久保川の上流部、標高640mほどに位置するのが不知沼(シラヌタの池)。不知沼と書いて「しらぬたぬま」と読ませるように、幻の沼的な存在。伊豆半島ジオパー…
静岡県伊東市、伊豆海洋公園と八幡野港を結ぶ城ヶ崎自然研究路途中の、自然観察のポイントが、いがいが根。城ヶ崎海岸は4000年前の大室山の爆発で流出した溶岩流で形成される岩場の海岸ですが、は溶岩流が平たくテーブル状に広がって…
静岡県伊東市八幡野、城ヶ崎海岸の西部、八幡野港近くにある橋立つり橋(海の吊り橋)の東側から岩場に下ったところが、大淀・小淀。城ヶ崎海岸は、4000年前に噴火した大室山の溶岩流で形成されていますが、柱状節理の窪みにできた潮…
静岡県伊東市八幡野、城ヶ崎海岸の西部、八幡野港近くにある入江に架かる吊り橋が、橋立つり橋。城ヶ崎海岸では、城ヶ崎ピクニカルコース途中の「海の吊り橋」と呼ばれる門脇つり橋が有名ですが、城ヶ崎海岸の南半分を踏破する城ヶ崎自然…
静岡県伊東市富戸、城ヶ崎海岸の門脇埼灯台(かどわきさきとうだい)の北側の入江に架かる吊り橋が、門脇つり橋。城ヶ崎ピクニカルコースの一部ですが、城ヶ崎海岸のハイライトでもあるため、灯台と吊り橋だけを見学する人も多数。時間が…
埼玉県秩父市を流れる荒川水系の一級河川・中津川の生み出した渓谷が、中津峡。旧塩沢地区から中津川地区間の10kmにわたる渓谷で、中津峡(峡谷)と呼ばれるように高度差100mにも及ぶ断崖が続いています。秩父古生層の固い岩盤を…
埼玉県秩父市上影森、秩父鉄道・浦山口駅から徒歩15分の地にある石灰岩の大岩壁の下に建つのが、曹洞宗の寺、橋立堂(秩父三十四所観音霊場・札所28番)。石段を上がった先、そそり立つ大岩壁(高さ75m)の基部に三間四面、観音堂…
埼玉県秩父市大滝、秩父往還の旧道に位置する手掘りのトンネルが、大達原の手掘り隧道(おおだはらのずいどう)。一帯は、秩父帯のチャート、石灰岩が帯状に分布し、現在の国道140号が走る荒川沿いを通り抜けることができなかったため…
埼玉県秩父市大滝の神庭地区の荒川の削る断崖にある洞窟が、神庭鍾乳洞(かにわしょうにゅうどう)。荒川の河岸段丘上部の石灰岩が浸食され、水平洞と垂直洞、ドーム状の空間を含め総延長460mの鍾乳洞が誕生。観光施設でないため照明…
埼玉県秩父市大滝の神庭地区の荒川の削る断崖にある洞窟が、神庭洞窟(かにわどうくつ)。荒川の流れで石灰岩の下部にある比較的軟らかな泥岩が浸食され、5万年ほど前に形成された洞窟で、縄文時代から近世に至る遺物が出土し、神庭洞窟…
兵庫県豊岡市竹野町、山陰海岸ジオパークのジオサイトにもなっている竹野海岸にある海蝕洞が、淀の洞門。切浜海水浴場の北、切浜浄化センターから海岸沿いの遊歩道(高波時は危険)を歩けば到達できます。休暇村竹野海岸では夏場にシーカ…
静岡県伊東市の伊豆高原にあるミニ富士のような姿が印象的な火山が、大室山(おおむろやま)。伊豆東部火山群の一部で4000年ほど前に噴火した火山。火山活動で噴出した火山砕屑物が火口の周囲に積もり、丘となったスコリア丘です。山…
静岡県下田市、下田と弓ヶ浜の間に位置する田牛(とうじ)の集落にある不思議な場所が竜宮公園。田牛海水浴場の北端(下田寄り)に位置するお椀を伏せたような小さな岬で、天井部分と海側が空洞となった2穴洞窟があり、干潮時にはなんと…
静岡県賀茂郡南伊豆町、石廊崎の西方、中木へと続く断崖絶壁の奥石廊海岸(おくいろうかいがん)。海岸美を堪能できるのが静岡県道16号(下田石廊松崎線)沿いにある、あいあい岬です。駐車場、展望広場と売店があり、眼下に秘境・ヒリ…
和歌山県西牟婁郡白浜町日置、志原海岸に西に突き出した大崎にある海蝕洞が、鳥毛洞窟(とりけどうくつ)。南紀熊野ジオパークのジオサイトのひとつ。白浜の千畳敷に似た海食棚、海蝕洞があるので「志原の千畳敷」とも呼ばれていますが、…
和歌山県西牟婁郡白浜町日置、国道42号走る日置川町の海岸線で、志原海岸と日置大浜を隔てる巨大な岩がベアーズロック。熊の頭部に見えることがベアーズロックの名の由来。道の駅志原海岸があり、その眼前、小さな岬状になったのがベア…
富山県中新川郡立山町、10万年前の立山の火山活動で流出した溶結凝灰岩の断崖が、悪城の壁(あくしろのかべ)。幅2km、高さ500mというスケールは一枚岩の断崖としては日本一の規模。称名滝へ向かう富山県道170号弘法称名立山…
埼玉県秩父郡小鹿野町を流れる赤平川河岸の崖が、ようばけ。「はけ」とは、崖の古語で、畑仕事をしていて、日が落ちてもしばらく残照で輝くこの大きな崖を見て、陽(ひ)の当たる崖という意味で「ようばけ」と名付けられたもの。秩父盆…