千葉県立館山野鳥の森

千葉県立館山野鳥の森

千葉県館山市大神宮、南房総国定公園の最南端に広がる22.4haの常緑照葉樹の森が千葉県立館山野鳥の森。林野庁の「森林浴の森日本100選」にも選定される森は、サシバなどワシ・タカ類の渡りのコースに位置し、特別鳥獣保護区に指定されています。駐車場のある緑の広場を起点に探鳥道がのびています。

富士見展望台からは富士山まで眺望

園内にはグリーンシャワーコース、バードウォッチングコース、ファミリーハイキングコース、健康と癒しの森コースという4つの探鳥コースが用意され、野鳥観察だけでなく、森林浴に絶好。

展望台は5ヶ所(平砂浦展望台・大島展望台・富士見展望台・国見展望台・ピーヒョロ見晴台)ありますが、とくに人気なのが、4コースとも通るスタートから約400mの富士見展望台(標高63.6m)。
なかでも富士見展望台は、大房岬の先に富士山が浮かぶ絶景の地になっています。

ファミリーハイキングコースは、1.9km、所要1時間30分で、もっとも手軽。
それでも標高103mの平砂浦展望台、標高87mの国見展望台にも寄り道します。
健脚なら、全長2.7km(所要2時間)のバードウォッチングコース、全長3.4km(所要2時間30分)のグリーンシャワーコースにも挑戦を。
グリーンシャワーコースなら富士山と大島を眺望する大島展望台まで足をのばします。

みどりの広場駐車場横の「ふれあい野鳥館」(管理事務所)は、ビジターセンターになっていて、ジオラマ展示コーナー、野鳥情報コーナー、休憩コーナーなどがあります。
探鳥道にはトイレがないので、出発前にここでトイレの利用を。

ちなみに、林野庁と緑の文明学会、地球環境財団が選定した「森林浴の森日本100選」は、千葉県内では千葉県立館山野鳥の森と、鹿野山の2ヶ所のみとなっています。
千葉県立館山野鳥の森に茂るのは、スダジイ、ヤブツバキなどに 代表される暖帯林(常緑照葉樹林)ですが(太平洋岸の照葉樹林帯の東端に位置します)、かつて薪炭林として管理されたコナラ林、植栽されたマテバシイ林もあります。
千葉県立館山野鳥の森で繁殖が確認されている野鳥は、トビ、サシバ、ヒヨドリ、シジュウカラ、カワラヒワ、スズメ、カケス、メジロ、コゲラなどです。

千葉県立館山野鳥の森
名称 千葉県立館山野鳥の森/ちばけんりつたてやまやちょうのもり
所在地 千葉県館山市大神宮553
関連HP 千葉県立館山野鳥の森公式ホームページ
電車・バスで JR館山駅からJRバス安房神戸回り白浜行きで25分、安房神社前下車、徒歩7分
ドライブで 富津館山道路富浦ICから約15.8km
駐車場 40台/無料
問い合わせ 千葉県立館山野鳥の森管理事務所 TEL:0470-28-0166/FAX:0470-28-0187
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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