成田山公園

成田山公園

成田山新勝寺の本堂から徒歩5分ほどの裏山に広がる新勝寺の大庭園が成田山公園。約16万5000平方メートルにもおよぶ敷地には、放生(ほうじょう=捕らえた魚や鳥を放す)の場を表わす龍智、竜樹、文殊の3つの池が点在、池畔には浮御堂が建っています。昭和3年開園の成田山公園は、不殺生を表し、尊い生命を育む場になっているのです。

成田山新勝寺の裏手に広がる仏教思想を取り入れた自然公園

モミジや梅林、藤棚などもあり、梅、桜、藤、菊と四季折々に花を観賞できるほか、秋は紅葉の名所に。
春(2月下旬〜3月上旬)には『成田の梅まつり』、秋(11月中旬〜11月下旬)には『成田山公園紅葉まつり』も開催。

平和の大塔の直下には西洋庭園、昼なお暗い森には雄飛の滝(3つの池の水源)も流れ落ちるなど変化に富んだ公園となっています。
公園内には、平成4年、興教大師850年御遠忌記念事業として成田山書道美術館が開館しています。

一帯は野鳥の宝庫でもあり(成田山新勝寺境内、成田山公園全域が禁猟区)、鳥舎も設けられていますから、バードウォッチングを兼ねながらの散策にもってこい。
成田山参詣の際には、ぜひとも訪れたい場所。

カエデ、クヌギ、ナラ、イチョウなどが色づく紅葉の見頃は、例年11月中旬~12月上旬頃。

成田山公園
平均樹齢70年を超える約500本の紅梅や白梅が開花
成田山公園
カエデを中心に美しく色づく池の畔
成田山公園
名称成田山公園/なりたさんこうえん
Naritasan Park
所在地千葉県成田市成田1
関連HP成田山新勝寺公式ホームページ
電車・バスでJR成田駅または、京成本線京成成田駅から徒歩12分
ドライブで東関東自動車道成田ICから約5.3km
駐車場弘恵会土屋駐車場(300台/有料)、弘恵会田町駐車場(80台/有料)、弘恵会本町駐車場(40台/有料)、混雑時は国道沿いの市営東和田駐車場(530台/有料)の利用
問い合わせ成田山新勝寺 TEL:0476-22-2111/FAX:0476-24-2210
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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