千葉県館山市にある真言宗智山派の寺、遍智院小塚大師。弘仁6年(815年)に空海(弘法大師)が衆生救済の祈願にあらゆる災難・禍の身代りとして自らの木像を自刻し、本尊として創建と伝わる古刹。曼茶羅山金胎寺遍智院というのが正式名で、大神宮字小塚にあることから一般に「小塚大師」という名で親しまれています。
源頼朝も武運長久を祈願したという安房の名刹
源頼朝が石橋山の戦いに敗れ、船で安房(あわ=房総半島南部)に逃れていた際、参詣して武運長久を祈願、征夷大将軍になったのちに田を寄進し、堂宇を新築したと伝えられています。
本堂には本尊の弘法大師像が安置されています。
1月21日の初大師には、厄除けの名刹として、毎年数万人の人が訪れています。
空海(弘法大師)入定の3月21日には『春季大祭』が行なわれ、露店が多数出店するほか、毎月21日の縁日には10:00〜護摩が焚かれています。
遍智院小塚大師 | |
名称 | 遍智院小塚大師/へんちいんこづかだいし |
所在地 | 千葉県館山市大神宮2161 |
関連HP | 遍智院小塚大師公式ホームページ |
電車・バスで | JR内房線館山駅からJRバス神戸経由安房白浜行きで犬石下車、徒歩30分 |
ドライブで | 館山自動車道富浦ICから約16km |
駐車場 | 200台/無料 |
問い合わせ | 遍智院小塚大師 TEL:0470-28-1341/FAX:0470-28-1336 |
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