千葉県佐倉市にある自動案内軌条式旅客輸送システム(AGT)路線が山万ユーカリが丘線(4.1km)。ユーカリが丘を開発する街づくり企業・山万が運営する新交通システムで、ユーカリが丘ニュータウン内の交通の利便性を高める目的で建設されたもの。
車両はコアララッピングの「こあら号」
不動産業者が電車を走らせる奇異の例で、昭和57年11月2日、ユーカリが丘〜中学校が開業。
昭和58年9月22日、中学校〜公園が開業し、ラケット状の環状運転が行なわれています(開業以来、無事故運転を継続し、「鉄道等の運転無事故事業者」として表彰されています)。
ユーカリが丘〜公園は両方向に運転される単線、公園〜女子大〜公園は反時計回りにのみ運転される環状線です。
現在、日本では唯一、案内軌条に日本車輌製造が開発した中央案内式(VONA)を採用したAGTになっています。
各編成には、ユーカリが丘にちなんで、ユーカリを主食とするコアラから「こあら号」の愛称が付けられ、「こあらファミリー」のラッピングと前面にコアラのステッカーを掲示。
運賃は均一制で、1日乗車券を発売。
山万ユーカリが丘線 | |
名称 | 山万ユーカリが丘線/やままんゆーかりがおかせん |
所在地 | 千葉県佐倉市ユーカリが丘・井野・宮ノ台 |
関連HP | 山万ユーカリが丘線公式ホームページ |
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