毎年4月第2日曜、愛知県知多市の日長神社例祭『日長の御馬頭祭り』(ひながのおまんとまつり)が行なわれます。例祭で奉納されるのが日長の御馬頭。江戸の昔からの伝統的な行事で、知多市内に残る唯一の御馬頭なっています。御馬頭は、もともと「馬の塔(御馬塔)」と呼ばれ、美しい馬具で飾られた農耕馬を神社に奉納するもの。
農耕馬、軍馬、荷役馬の供養をしたのが祭りの始まり
五穀豊穣・雨乞いなどを願い、標具(だし)と呼ばれる「札・御幣」などの造り物を立て、美しい馬具で飾られた農耕馬を神社に奉納するもので、日長や新舞子の各地区から日長神社へ向かう「道中」、引き手が神社神前で受ける「御祓い」、神社石段下の通りで行われる「献馬奉納」で構成されています。
13:30頃に日長神社の社前、大門の四ツ辻に献馬が勢揃い。
飾馬が集まると毎年決められている地区の順番に従って、大門の通りを往復します。
知多地方もかっては数多くの御馬頭が奉納されていましたが、『日長の御馬頭祭り』は、知多半島内に残る唯一の「標具オマント」で、知多市の無形民俗文化財に指定されています。
日長の御馬頭祭り|知多市 | |
開催日 | 毎年4月第2日曜 |
所在地 | 愛知県知多市日長森下4 |
場所 | 日長神社 |
関連HP | 知多市観光協会公式ホームページ |
電車・バスで | 名鉄日長駅から徒歩5分 |
ドライブで | 知多半島道路阿久比ICから約9km |
問い合わせ | 知多市観光協会 TEL:0562-51-5637 |
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