大根やぐらライトアップ｜2024-2025

2024年12月13日（金）〜2025年1月16日（木）18:00〜22:00、宮崎県宮崎市田野町、田野運動公園の周辺（2ヶ所）で『大根やぐらライトアップ』を実施。田野町の冬の風物詩となるイベント。宮崎市周辺では、収穫した大根を櫓（やぐら）を組んで天日干しにする光景を見ることができますが、その櫓をライトアップ。

地元生産者が日本農業遺産登録の大根やぐらをライトアップ

漬け物大根の生産量日本一の宮崎県ですが、宮崎の漬物文化を支えるのが、大根。
生産地のひとつ、宮崎市田野町では寒風が吹く頃になると、巨大な大根やぐらが組まれ、冬の風物詩になっています。
幅50m、高さ6m、棚数は10段前後。
竹で組み立てた大きな櫓にびっしりと大根が並べられます。

大根を鰐塚山（わにつかやま）から吹き下ろす寒風に当て、厳冬期の夜は冷えすぎないようにストーブを焚いて氷点下になるのを防いでいます。
10日〜15日ほど干すと、酵素の作用で辛みが抜け、旨味と甘みが出てくるとのこと。
手間ひまかけて、沢庵や切り干し大根が生まれているのです。

この大根やぐらが日没とともに七色に照らされ、幻想的。

日本農業遺産認定「大根やぐら」とは!?

『宮崎の太陽と風が育む「干し野菜」と露地畑作の高度利用システム』として日本農業遺産に認定される「大根やぐら」。宮崎県宮崎市田野町・清武町で、おもに漬物などの原料となる大根を櫓（やぐら）を組んで冬の西風（寒風）にさらすことで、旨味、甘みをアッ