広島県五大名城とは!?

広島県五大名城

天守が新幹線駅舎に最も近い福山城(福山市)、毛利氏の本拠地・郡山城(安芸高田市)、広島城(広島市)が日本100名城に選定、小早川隆景ゆかりの新高山城(にいたかやまじょう)、小早川水軍の本拠地となった三原城が続日本100名城選定で、以上が広島県五大名城といえる城です。

福山城|日本100名城

所在地:広島県福山市丸之内1-8
築城年:元和5年(1619年)
築城者:水野勝成(みずのかつなり=徳川家康のいとこ)
主な城主:水野勝成、松平忠雅、阿部正弘(あべまさひろ)
史跡:国の史跡
文化財:伏見櫓、筋鉄御門は国の重要文化財
備考:徳川幕府の西国鎮護の拠点として築かれた城で、慶長20年(1615年)の一国一城令の後で築城された近世城郭として貴重
復興天守(福山城博物館)は、新幹線の駅に一番近い天守
福山藩の藩庁

福山城

福山城

福山城は、徳川幕府の西国鎮護の拠点として、譜代大名の水野勝成(みずのかつなり=徳川家康のいとこ)に命じて元和5年(1619年)に福山藩10万石の初代藩主として、築いた城。慶長20年(1615年)の一国一城令の後で築城された近世城郭として貴重

郡山城|日本100名城

所在地:広島県安芸高田市吉田町吉田
築城年:建武3年(1336年)
築城者:毛利時親(もうりときちか)
主な城主:毛利時親、毛利輝元、毛利元就
史跡:国の史跡(「毛利氏城跡 多治比猿掛城跡 郡山城跡」)
遺構:曲輪、石垣、土塁、堀切、井戸などが現存
備考:吉田荘(よしだのしょう)を見下ろす、標高400mの郡山の山上にある山城で、毛利氏の本拠地
毛利隆元墓所近くにある山麓の駐車場から山頂の本丸まで徒歩40分

郡山城跡

郡山城

広島県安芸高田市、かつての吉田荘(よしだのしょう)を見下ろす、標高400mの郡山の山上にある山城の跡が、毛利元就(もうりもとなり)の居城、郡山城跡(こおりやまじょうせき=吉田郡山城)。「毛利氏城跡 郡山城跡」として国の史跡に指定されるほか、

広島城|日本100名城

所在地:広島県広島市中区基町21-1
築城年:天正17年(1589年)
築城者:毛利輝元(もうりてるもと)
主な城主:毛利輝元、福島正則(近世城郭に改修)、浅野長晟(あさのながあきら)
史跡:国の史跡
遺構:石垣、堀などが現存(往時の天守などは原爆で焼失)
備考:毛利輝元は、山城・郡山城を拠点とすることをやめ、瀬戸内海の交易や毛利水軍を利用できる広島平野に拠点を移し、平城を構築(築城前年に京の聚楽第と大坂城を視察)
広島城が「鯉城」(りじょう)と呼ばれたのが広島カープのチーム名カープ(carp=鯉)の由来
広島藩の藩庁
現在の天守は、昭和33年3月26日竣工の復興天守、平成3年に二の丸表御門が、平成6年には二の丸の平櫓、多聞櫓、太鼓櫓が復元

広島城

広島城

広島城は、天正17年(1589年)、豊臣秀吉の五大老の一人、毛利輝元(もうりてるもと)により築城され、天守は昭和6年に国宝に指定され、城郭建築が残されていました。残念ながら原爆投下により全壊し、現在の天守は昭和33年に復元されたもの。名古屋

三原城|続日本100名城

所在地:広島県三原市城町
築城年:永禄10年(1567年)頃
築城者:小早川隆景(こばやかわたかかげ)
主な城主:小早川隆景、浅野忠長
史跡:国の史跡
遺構:石垣、堀などが現存
備考:城郭と軍港の一体化した小早川水軍の拠点で、藩政時代は広島藩の支城として幕末まで城として機能
『やっさ踊り』は、築城完成を祝って城下の人たちが踊ったのが始まり

三原城

三原城

広島県三原市にある戦国時代から江戸時代の城跡が三原城。永禄10年(1567年)頃、小早川隆景が築城を開始し、小早川水軍の拠点として機能していました。三原市の『やっさ祭り』で披露される『やっさ踊り』は、築城完成を祝って城下の人たちが踊ったのが

新高山城(にいたかやまじょう)|続日本100名城

所在地:広島県三原市本郷町本郷
築城年:天文21年(1552年)
築城者:小早川隆景(こばやかわたかかげ)
主な城主:小早川隆景
史跡:国の史跡
遺構:石垣、堀切、土塁、井戸などが現存
備考:標高197.6mの新高山の山上に築かれた東西400m×南北500mという大規模な山城
三原城築城に際して新高山城は破却され、石垣も三原城の築城に転用
登城口から山頂まで徒歩30分

新高山城

新高山城

広島県三原市本郷町にある小早川氏の本拠となった山城が、新高山城(にいたかやまじょう)。小早川氏の居城としては、沼田川(ぬたがわ)の対岸に高山城がありましたが、12歳で当主となった小早川隆景(こばやかわたかかげ)は、天文21年(1552年)に

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