博多の新春は十日恵比須の祭りで始まるといわれる『十日恵比須神社正月大祭』で知られる神社。香椎宮社家の武内平十郎が1591(天正19)年の正月、香椎宮、筥崎宮への参詣の帰途、香椎浜で恵比須大神像2躰を拾い上げ、それを自宅に祀ったのが起源で、自宅に祀った恵比須大神像を拝むと家運が隆盛、近隣の人が詰めかけたとか。
博多の新春は十日恵比須の祭りで始まる
1592(文禄元)年1月10日、武内平十郎が神像を拾い上げた場所に社殿を建立。
以来、商売繁盛の神様と親しまれています。
江戸時代初期の1681(元和元)年、4代目となる武内平十郎が崇福寺境内に社殿を移し、明治12年に福岡県の指示で東公園に遷座。
東公園整備に伴って現在地に遷座したのは昭和4年のこと。
祭神は事代主大神(ことしろぬしのおおかみ)と大國主大神(おおくにぬしのおおかみ)。
商売の元金(種銭)に、縁起のよいお金を授与し、翌年、繁昌したお礼として、借りたお金を倍にして返すという「えびす銭」も授与してくれます。
おみくじも「めでたいみくじ」、「恵美須みくじ」などユニーク。
1月8日〜11日が『十日恵比須神社正月大祭』で、1月8日が「初えびす」、9日が「宵えびす」、10日が「正大祭」、11日が「残りえびす」となっていて、例年4日間で100万人もの人出が見込まれています。
博多券番の「芸妓かち詣り」(1月9日)などでも有名です。
十日恵比須神社 | |
名称 | 十日恵比須神社/とおかえびすじんじゃ Toka Ebisu-jinjya Shrine |
所在地 | 福岡県福岡市博多区東公園7-1 |
関連HP | 十日恵比須神社公式ホームページ |
電車・バスで | 福岡市営地下鉄千代県庁口駅から徒歩8分 |
ドライブで | 福岡都市高速千代ランプから約950m。または、呉服ランプから約1.5km |
駐車場 | なし/周辺の有料駐車場を利用 |
問い合わせ | 十日恵比須神社 TEL:092-651-1563/FAX:092-651-1633 |
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
最新情報をお届けします
Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!
Follow @tabi_mag