高良大社スロープカー

高良大社スロープカー

福岡県久留米市、筑後国一之宮の高良大社(こうらたいしゃ)参拝の足となるのが高良大社スロープカー。「平成の大修理」の一環として平成29年12月31日に運行開始した斜面走行モノレール(跨座式モノレール)で、山麓の三の鳥居と高良大社境内を結んでいます。

高良大社参拝はスロープカー利用も可能

高良大社スロープカーは、6人乗りの小型。
石段の登り口と境内を1分半で結び、乗車した人が自らがボタンを押して操作する仕組み。

三の鳥居前から境内へ行くには、高低差約20m、全長45m、傾斜30度ほどの「本坂」の石段(131段)を上る必要があり、これまではこの石段が高齢者などの参拝のネックになっていたのです。
「高齢の方が石段を登れず、その場で手を合わせる姿を心苦しく思っていました」(竹間宗麿宮司)とのことで、家族揃っての参拝が可能になりました。

スロープカーは、工事用モノレールなどを手掛ける地元・福岡県飯塚市の嘉穂製作所が開発・製造している斜面走行モノレール(跨座式モノレール)。
急坂、階段を克服するバリアフリー対策などで、稲佐山公園(長崎市)、飛鳥山公園(東京都)など全国に設置されていますが、福岡県には皿倉山展望台、英彦山、本正寺(北九州市)にも設置されています。

高良大社スロープカー
名称 高良大社スロープカー/こうらたいしゃすろーぷかー
所在地 福岡県久留米市御井町1
関連HP 高良大社公式ホームページ
電車・バスで JR久留大学前駅からタクシーで15分
ドライブで 九州自動車道久留米ICから約5.2km
駐車場 50台/無料
問い合わせ 高良大社 TEL:0942-43-4893/FAX:0942-43-4936
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
高良大社

高良大社

高良大社(こうらたいしゃ)は、筑後国の一之宮で、福岡県久留米市の霊山・高良山(こうらさん/標高312m)の山上に鎮座し、山頂に高良山奥ノ院(奥宮)、中腹に高良大社が建っています。さらに山腹には古代の山城、高良山神籠石(こうらさんこうごいし)

 

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