谷汲口駅

谷汲口駅

岐阜県揖斐郡揖斐川町にある樽見鉄道樽見線(たるみてつどうたるみせん)の駅が、谷汲口駅(たにぐみぐちえき)。昭和31年3月20日、国鉄樽見線(大垣駅〜谷汲口駅)の開業に伴い、盲腸線の終着駅として開業。昭和59年10月6日に第三セクターの樽見鉄道の駅になっています。

春には桜が咲き誇る

谷汲口駅

駅名の通り、谷汲山華厳寺への玄関駅で、昭和33年4月29日、国鉄樽見線が、谷汲口駅から美濃神海駅(現・神海駅)間の延伸開業に伴い中間駅となっています(無人駅です)。

もともと樽見線は、「大垣ヨリ福井県大野ヲ経テ金沢ニ至ル鉄道」(『鉄道敷設法別表』)という壮大な計画がありましたが、国鉄時代には結局、美濃神海駅までしか開業せず、樽見鉄道が工事を受け継いで、神海駅〜樽見駅を開業しています。

谷汲口駅は1日の平均乗降客数が20人にも満たない小さな駅ですが、桜の開花期には美しい駅として有名です。
日本三大桜に数えられる薄墨桜の開花期には「桜ダイヤ」で運転され、もうひとつの桜の名所・谷汲山華厳寺へのバス乗換駅(揖斐川町ふれあいバス谷汲口線/土・日曜、祝日のみ運行が基本、事前に確認が必要)として賑わいます(名鉄谷汲線廃止で、谷汲口駅または揖斐駅からアプローチ)。

谷汲口駅
谷汲口駅
名称 谷汲口駅/たにぐみぐちえき
所在地 岐阜県揖斐郡揖斐川町谷汲長瀬
関連HP 樽見鉄道公式ホームページ
問い合わせ 樽見鉄道 TEL:0581-34-8039
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
華厳寺

華厳寺

『谷汲山根元由来記』によれば、延暦17年(798年)に豊然(ぶねん)上人が開創し、天慶7年(944年)、朱雀天皇が鎮護国家の勅願寺としたのが岐阜県揖斐川町の華厳寺(けごんじ)。地元中京圏では谷汲山(たにぐみさん)という山号で知られ、春の桜、

谷汲駅跡

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岐阜県揖斐郡揖斐川町にある、かつての名古屋鉄道谷汲線の駅跡が、谷汲駅跡。谷汲山華厳寺の巡礼客の交通の便の確保として、大正15年4月6日、谷汲鉄道の駅として開業。昭和19年に名鉄に合併し、谷汲線となりましたが平成13年10月1日に廃止。駅舎と

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