大室古墳群(大室公園)

大室古墳群(大室公園)

赤城南麓の中心、前橋市の城南地区は、古墳の多い群馬県でもとくに古代遺跡の多い地区。前二子古墳(墳長94m・全長148m)、中二子古墳(墳長111m・全長170m)、後二子古墳(墳長85m・全長106m)、小二子古墳(墳長38m)は、大室古墳群(国の史跡)と総称。大室公園として整備され、「日本の歴史公園100選」に選定されています。

赤城山を望む五料沼周辺に巨大な前方後円墳が

大室古墳群(大室公園)
復元された「古代住居」
大室古墳群(大室公園)
前二子古墳の石室

大室古墳群は、全体では10以上の大小の古墳が点在。

葺石を使い埴輪が並ぶ大型の前方後円墳の存在は、6世紀初頭(前二子古墳築造)には大和朝廷の力が赤城南麓にも及んでいることの証になっています。
一帯は前二子古墳、中二子古墳、後二子古墳、小二子古墳という4つの古墳を中心に、五料沼横に水時計のオブジェの配された「時の広場」、石切場を再生した「岩室ゾーン」、水遊びの楽しめる「親水ゾーン」、赤城型民家(養蚕農家)「旧関根家住宅」を中心とした「民家園」、ピクニックに最適の「みんなのはらっぱ」などが整備され、大室公園として公開されています。

中心に位置する五料沼は、江戸時代に築かれた農業用の溜め池。
前二子古墳、後二子古墳は、石室も公開されています。
前二子古墳、後二子古墳は明治11年に日本で最初に西洋の科学的な方法を用いて調査された古墳。
イギリス政府から派遣された外交官、アーネスト・サトウ(Sir Ernest Mason Satow)も明治13年に大室を訪れ、前二子古墳の出土品のスケッチや測定を行なっています。
また、前二子古墳は豊城入彦命(とよきいりひこのみこと=崇神天皇第1皇子)の陵墓に認定されています。
『日本書紀』などによれば、豊城入彦命は、東国の治定し、上野毛、下野毛の始祖とされています。

また、大室公園内の南東端には豪族が住んだと推定される堀と柵で固まれた大きな館跡(梅木遺跡)も発掘されています。

東に隣接する多田山丘陵には赤堀茶臼山古墳があるほか、近くの産泰神社は5世紀創建と伝えられる古社で信仰の対象となった巨石群もあるので寄り道を。

大室古墳群(大室公園) DATA

名称 大室古墳群(大室公園)/おおむろこふんぐん(おおむろこうえん)
所在地 群馬県前橋市西大室町2545
関連HP 前橋市公式ホームページ
電車・バスで JR前橋駅から日本中央バス大室公園行きで50分、終点下車
ドライブで 北関東自動車道伊勢崎ICから約6.6km。波志江スマートICから約4km
駐車場 530台/無料
問い合わせ 前橋市文化財保護課 TEL:027-280-6511
公園管理事務所 TEL:027-225-2116
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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