群馬県みどり市大間々町にあるのが、岡直三郎商店(大間々工場)。江戸時代中期の天明7年(1787年)創業という大間々町の老舗醤油蔵。本社は東京都町田市にありますが工場は今も大間々にあるのです。大間々工場の店舗兼主屋は、国の登録有形文化財。醤油は国産の大豆を使い昔ながらの木桶で仕込まれています。
天明7年創業の醤油蔵で「日本一しょうゆ」購入
わたらせ渓谷鉄道の大間々駅から徒歩5分の場所にある大間々工場。
平成24年にリニューアルが行なわれ、古民家再生技術で生まれ変わった店舗で、自慢の醤油、味噌、漬物、うどんなどを購入できるほか、希望で仕込蔵見学も可能。
初代の岡忠兵衛は、近江商人で、足尾銅山から江戸へと銅を運ぶ交通の要衝に河内屋を創業。
伝統の天然醸造醤油は、「日本一しょうゆ」(登録商標)として親しまれています。
工場直売では、火入れ(加熱処理)がないため天然酵母が生きている「生揚げ醤油」(きあげしょうゆ)も人気。
もちろん定番の濃い口醤油も販売されています。
本醸造の溜り醤油(たまりしょうゆ)も、大豆と塩だけで醸造した昔ながらのたまり(小麦を使っていません)。
関東ではあまり馴染みがありませんが(東海3県・九州地方がおもな生産地)、寿司、刺し身などに使うだけでなく、煮物、割り下などにも最適です。
天然醸造醤油造りの工程、使われる桶や諸味の工場見学を随時受付(所要15分~40分、仕込み時期や繁忙期などで不可の場合もあり)。
大間々駅、大間々工場周辺には、昭和12年築の劇場「ながめ余興場」、高津戸峡、高津戸峡の渓谷沿いにあるながめ公園などもあり、散策に絶好。
岡直三郎商店(大間々工場) | |
名称 | 岡直三郎商店(大間々工場)/おかなおさぶろうしょうてんおおままこうじょう |
所在地 | 群馬県みどり市大間々町大間々1012 |
関連HP | 岡直三郎商店公式ホームページ |
電車・バスで | わたらせ渓谷鐵道大間々駅から徒歩5分 |
ドライブで | 北関東自動車道太田藪塚ICから約10km |
駐車場 | 7台/無料 |
問い合わせ | 岡直三郎商店(大間々工場) TEL:0277-72-1008/FAX:0277-72-1016 |
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