群馬県前橋市、群馬県庁昭和庁舎の向かい側に建つレトロな洋館は、昭和5年築の群馬県内最古の公会堂、群馬会館(国の登録有形文化財)。設計は群馬県庁昭和庁舎(昭和3年築)と同じく佐藤功一。佐藤功一は日比谷公会堂(昭和4年)、早稲田大学大隈講堂(昭和2年築)、滋賀県庁舎(昭和14年築)などの公共建築物を手がけています。
開館以来の「群馬會舘食堂」が今も営業
ルネサンス様式の建物は、地上4階・地下1階。
1階部分を石造仕上げ、2階以上をスクラッチタイル張りとしているところは、群馬県庁昭和庁舎と似ています。
館内には全客席数410席のホールなどもあり、コンサート、結婚式、会議などで前橋市民に親しまれてきました。
昭和58年の第38回国民体育大会(「あかぎ国体」)に合わせて外観を維持したまま内部改修が行なわれています。
建物の完成と同時に創業したステンドグラスが美しい「群馬會舘食堂」が今も営業を続けており、カニクリームクロケットなどのアラカルトから、コース料理まで味わうことができます。
ランチは手頃なコース料理や、上州牛のハヤシライス、カレーライスなどを用意。
スイーツもトラッドなので、伝統的なフレンチが好きな人は、一度は足を運ぶ価値があります。
群馬会館 | |
名称 | 群馬会館/ぐんまかいかん |
所在地 | 群馬県前橋市大手町2-1-1 |
関連HP | 群馬県公式ホームページ |
電車・バスで | JR前橋駅から徒歩20分。または、JR前橋駅からバスで6分、JR新前橋駅からバスで7分 |
ドライブで | 関越自動車道前橋ICから約3.5km |
駐車場 | 県民駐車場(778台/2時間まで無料、以降有料、8:00〜22:30、入庫は21:30まで) |
問い合わせ | 群馬会館 TEL:027-226-4850/FAX:027-243-5099 |
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