神戸開港と同時に江戸幕府が開いた、兵庫運上所が前身となる歴史ある税関。明治6年に神戸税関と改称していますが、往時のままに神戸港の出入港を守っています。花崗岩・煉瓦張りの旧館は昭和2年築のレトロ建築。平成10年築の新館(3代目庁舎)と見事に調和しています。内部には広報展示室があり見学も可能。
密輸の手口を詳細に紹介するなど異色の展示が面白い!
広報展示室には、神戸税関の歴史を紹介したコーナー、密輸の手口やコピー商品、ワシントン条約該当物品の展示コーナーがあるほか、「プレイ体験ゾーン」では、ブランド品の「本物」と「ニセ物」を見分けたり、密輸品を発見したりとゲーム感覚で楽しむことができます。
個人の場合は、フリーでふらりと見学できるので、勉強がてらファミリーでの見学もおすすめです。
(名前・住所・連絡先を警備に伝え、「入庁証」を借りて、庁舎に入るシステムです)
お役所食堂の「神戸税関食堂」もあり、ランチを味わうことも可能。
ちなみに旧館(神戸税関本館)は、経済産業省の「商業貿易港として発展し続ける神戸港の歩みを物語る近代化産業遺産群」の構成資産になっています。
神戸税関(広報展示室) | |
名称 | 神戸税関(広報展示室)/こうべぜいかん(こうほうてんじしつ) Kobe Custom Museum Exhibition room |
所在地 | 兵庫県神戸市中央区新港町12-1 |
関連HP | 神戸公式観光サイト |
電車・バスで | JR三ノ宮駅・阪神三宮駅・阪急三宮駅から徒歩15分 |
ドライブで | 阪神高速道路神戸線京橋ランプから約1kmで市営三宮駐車場 |
駐車場 | 市営三宮駐車場(1083台/有料) |
問い合わせ | 神戸国際観光コンベンション協会 TEL:078-303-1188/FAX:078-302-2946 |
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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