兵庫県立兵庫津ミュージアム・初代県庁館

兵庫県立兵庫津ミュージアム・初代県庁館

兵庫県神戸市兵庫区中之島2丁目に令和3年11月3日にオープンした兵庫県のルーツを示す復元施設が、兵庫県立兵庫津ミュージアム・初代県庁館。『兵庫勤番所絵図』などの史料に基づいて時代考証を行ない、歴史空間を体感する施設として復元したミュージアムです。

大坂町奉行所兵庫勤番所が初代の県庁に

幕府の直轄地だった兵庫津で、廃藩置県に先立って、慶応4年5月23日(1868年7月12日)、兵庫県誕生とともに急遽設置された兵庫県の初代庁舎を復元したもので、それまでの大坂町奉行所兵庫勤番所(戦国時代に兵庫城があった場所で、その後は兵庫津奉行所、江戸時代中期に天領となり、兵庫勤番所に)が県庁舎として使われたため、一般に想像されるような洋館ではありません。
兵庫勤番所があった場所は、明治9年に新川運河が開削されているため、旧地に復元されているわけではありません(兵庫勤番所近くの中央卸売市場跡地を活用)。
勤番所時代は周囲を堀が囲んでいましたが、その堀は復元されていません。

初代県庁館には、初代知事(伊藤博文)の執務室を含む県庁舎、吟味場(お白州)、庭園、取次役所、旧同心屋敷、旧船見番小屋、長屋門などが復元されています。

取次役所では地元・兵庫津の名主などがここに日勤し、兵庫津や近在の取締りや訴訟の取次を行なっていました。
長屋門は、明治34年に刊行された『神戸覧古』(こうべらんこ/ 若林秀岳著)に掲載される絵をもとに復元しています。

兵庫県立兵庫津ミュージアム・初代県庁館
犯罪人を短期間拘置するために使われていた仮牢
兵庫県立兵庫津ミュージアム・初代県庁館
名称 兵庫県立兵庫津ミュージアム・初代県庁館/ひょうごけんりつひょうごのつみゅーじあむ・しゅだいけんちょうかん
所在地 神戸市兵庫区中之島2-2-1
関連HP 兵庫県立兵庫津ミュージアム公式ホームページ
電車・バスで 神戸市営地下鉄中央市場前駅から徒歩5分。または、JR兵庫駅から徒歩20分
ドライブで 阪神高速道路3号神戸線柳原出口から約1.5km
駐車場 なし
問い合わせ 兵庫県立兵庫津ミュージアム TEL:078-651-1868/FAX:078-651-1869
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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