天寧寺

天寧寺

広島県尾道市の高台にある曹洞宗の寺、天寧寺(てんねいじ)。貞治6年(1367年)に尾道の道円の発願で足利義詮(あしかがよしあきら)の寄進により建立したのが天寧寺(てんねいじ)。代々の足利氏の庇護を受け、大伽藍を誇っていましたが、大部分は焼失。現存する三重塔(海雲塔)は、足利時代を偲ぶ貴重な建築物で国の重要文化財。

三重塔越しの尾道水道は、尾道を代表する眺め

足利義詮が創建時に建物を寄進したのは、足利尊氏の遺志を継いだから。
足利尊氏は、建武の新政時、西に退いた際に、尾道に寄港し、浄土寺の本尊・十一面観世音に戦運の挽回を祈願。
さらに尾道浦を出港する際には、吉和(尾道市吉和)の漁師船団が九州までの水先案内役を買ってでたのです。

天寧寺三重塔は、嘉慶2年(1388年)、やはり足利義詮の寄進。
もともとは五重塔でしたが元禄5年(1692年)、老朽化したため上部の2層(四重目・五重目)を取り除いています。
内部には本尊として弥勒菩薩を安置。
足利氏の全盛時代には寺も東西三町にわたる七堂伽藍を配した大寺院だったとか。
当時は臨済宗でしたが、元禄年間(1688年〜1704年)に現在の曹洞宗に転じています。

本堂の左手にある羅漢堂には、五百羅漢像のほかに十六羅漢、釈迦十大弟子の群像が並んでいます。
526体の五百羅漢は、江戸時代の文化年間(1804年~1824年)から明治初期の約60年間をかけ寄進されたもの。
春の枝垂れ桜、そしてボタンの名所としても知られ、4月末頃には庭一面にボタンの花が美しく咲き乱れます。

名称 天寧寺/てんねいじ
所在地 広島県尾道市東土堂町17-29
関連HP 尾道観光協会公式ホームページ
電車・バスで JR尾道駅から徒歩12分
ドライブで 山陽自動車道尾道ICから約7.6km
駐車場 なし
問い合わせ TEL:0848-22-2078
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
尾道灯りまつり

第16回尾道灯りまつり|尾道市|2019

2019年10月12日(土)18:00~21:00、広島県尾道市で『第16回尾道灯りまつり』が開催。寺と寺を結ぶ路地や参道、駅前緑地帯などを3万4000個という膨大なロウソクの灯りでライトアップする。千光寺山ロープウェイは17:30~22:

 

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