広島県安芸太田町にある可部線安野駅跡一帯を再生したのが安野花の駅公園。昭和29年3月30日の可部線開通時に開業した駅ですが、平成15年12月1日、JR可部線非電化区間(可部駅〜三段峡駅間)の廃線に伴い廃止になっています。ホームが残され、キハ58が静態保存されています。
安野駅のホームに広島色のキハ58が停車
かつて猫が住み着き、「猫の駅長」として話題になった駅舎もほぼ現役状態のままに保存され、ホームには広島色のキハ58 554が停車しています。
国鉄キハ58系気動車は、昭和36年に登場した急行形気動車(国鉄気動車の最多記録となる1823両が生産)。
津山まなびの鉄道館(岡山県津山市)に保存されるキハ58形は国鉄色ですが、安野花の駅公園に保存されるキハ58 554は、平成4年頃に登場した広島色(上半分が黄、下半分が白にグレーの帯)で、可部線の廃止時にもこの広島色の気動車が走っていました。
安野花の駅公園(JR可部線安野駅跡)の西には太田川に架る沈下橋の程原橋がありますが、車では渡ることができません。
安野花の駅公園(可部線安野駅跡) | |
名称 | 安野花の駅公園(可部線安野駅跡)/やすのはなのえきこうえん(かべせんやすのえきあと) |
所在地 | 広島県山県郡安芸太田町穴554 |
ドライブで | 中国自動車道加計スマートICから約11km、戸河内ICから約17km |
駐車場 | あり |
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