広島県尾道市、瀬戸内海に浮かぶ向島と因島とを結ぶ橋が、全長1270mの因島大橋(いんのしまおおはし)。瀬戸内しまなみ海道(西瀬戸自動車道)の一部で、橋は2層構造になっていて、下層は因島大橋・自転車歩行者道ですが、自転車道(自転車と原付バイク)と歩行者の専用道が別々に用意されています。
布刈瀬戸(めかりせと)の海上散歩を楽しもう
尾道市街と向島とを繋ぐ新尾道大橋には、自転車歩行車道が併設されておらず、一般道の尾道大橋も歩道が狭く交通量も多いため、尾道海峡は渡船(駅前渡船、福本渡船、尾道渡船)で渡るのがセオリー。
渡船で渡った向島から因島への海峡(布刈瀬戸)は因島大橋・自転車歩行者道が利用できます。
因島大橋は、西瀬戸自動車「しまなみ海道」では唯一、歩行者道と自転車道が区分された通行レーンのある橋となっています。
隣接する大浜PAには下り線には因島大橋まで遊歩道が、上り線には歩道橋が整備され、往復で1時間ほどの海上散歩が可能となります。
因島大橋を徒歩で渡る場合は通行料金は無料ですが、自転車、原動機付自転車(原付バイク)で渡る場合には有料です(通行料金は、用意されているボックスへ投入)。
自転車歩行者道の通る下層部分で海面から58mの高さがあるので、爽快。
大浜埼灯台を眺めることもできます。
海面から50m以上の距離を確保した斜張橋(吊り橋)を建設したのは、眼下の布刈瀬戸が、1日あたり400隻の大型船舶が通航する三原瀬戸航路のため。
橋を渡った因島側には大浜埼灯台記念館(旧大浜埼船舶通航潮流信号所)のある因島大橋記念公園も整備されているので、時間が許せば寄り道を。
因島大橋・自転車歩行者道 | |
名称 | 因島大橋・自転車歩行者道/いんのしまおおはし・じてんしゃほこうしゃどう |
所在地 | 広島県尾道市向島町立花・因島大浜町 |
関連HP | 本州四国連絡高速道路公式ホームページ |
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