外大野のしだれ桜

外大野のしだれ桜

茨城県大子町外大野に咲く巨大なしだれ桜が、外大野のしだれ桜。下大倉(しもおおくら)に咲くため地元では「下大倉の桜」と呼ばれています。徳川光圀(水戸光圀)の手植えという伝承がある樹齢300余年のイトザクラの巨樹で(大子町の天然記念物に指定)、樹高は20mもあり、枝も東西18m、南北19mに張り出しています。

水戸黄門お手植えの桜との伝承が

徳川光圀が、「他所へ移植されても根付くな」という意味の和歌を詠んだので、枝を挿し木しても根付かないとも伝えられています。
ただし、和歌そのものは伝わっておらず、あくまで伝承の域を出ません。

見頃は4月上旬~4月中旬で、開花期間中にはライトアップも実施されています。
外大野のしだれ桜の膨らみや花の咲き具合を見て、地元では苗代づくりや田植えの準備を初めた、まさに農業暦となっている桜です。

幹に腐っているため、年輪解析ができないため正確な樹齢はわかりませんが、樹齢300年超えとなると徳川光圀は、元禄13年12月6日(1701年1月14日)に没しているので、伝承ももしかしたらと思わせるものがあります。

外大野のしだれ桜
名称 外大野のしだれ桜/そとおおののしだれざくら
所在地 茨城県久慈郡大子町外大野
関連HP 大子町観光協会公式ホームページ
電車・バスで JR水郡線常陸大子駅から茨城交通バスで25分、高藪下下車、徒歩7分
ドライブで 常磐自動車道高萩ICから約41.2km
駐車場 例年臨時駐車場を開設
問い合わせ 大子町観光協会 TEL:0295-72-0285/FAX:0295-72-0963
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
阿弥陀寺のしだれ桜

阿弥陀寺のしだれ桜

2019年3月3日

 

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