泉が森

泉が森

茨城県日立市水木町の泉神社とその神域の総称が泉が森。和銅6年(713年)編纂の地誌『常陸国風土記』に「蜜筑里(みつきのさと)の大井」と記された泉と、泉神社が生い茂る常緑樹のなかにあり、神秘的な雰囲気を醸し出しています。1日の湧水量4320トンの湧水は環境省の平成の名水百選にも選定。

『常陸国風土記』にも記される泉が森湧水

泉神社は、平安時代編纂の『延喜式神名帳』にも記載された古社(日立地方では最古とも)。
周囲50mほどの池泉の中央には弁財天が祀られ、一帯は茨城県の史跡になっています。

湧水が湧く池にはイトヨが生息するため、地元住民が住宅建設を阻止し、日立市と協同してイトヨの里泉が森公園を整備し、生態系の保護に尽力。
イトヨの里泉が森公園には、湧水の滝やイトヨの観察デッキ、水遊び場が整備され、夏には涼を求める人で賑わいます。
環境省の平成の名水百選の指定名称は「泉が森湧水及びイトヨの里泉が森公園」で、このイトヨの保護運動の成果が反映したもの。

ちなみに、『常陸国風土記』には「此より東北二里に、密筑里あり。村の中に浄き泉あり。俗、大井といふ。洽く冬温かなり。湧き流れて川となる。夏の暑き時には、遠邇の郷里より酒と肴とを齎賷きて、男女会集ひて、休ひ遊び飲み楽しぶ。其の東と南とは海浜に臨む。」と、夏の暑い日には、人々が泉の周囲に集ったことが記され、奈良時代と今も変わらぬ情景があったことがわかります。

名称 泉が森/いずみがもり
所在地 茨城県日立市水木町2-22-1
関連HP 日立市公式ホームページ
電車・バスで JR大甕(おおみか)駅から徒歩15分
ドライブで 常磐自動車道日立南太田ICから約5.5km
駐車場 イトヨの里泉が森公園駐車場(10台/無料)
問い合わせ 泉神社 TEL:0294-52-4225
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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