瑞祥院

瑞祥院

茨城県稲敷市の江戸崎地区にある臨済宗の古刹、瑞祥院(ずいしょういん)。霞ケ浦が湾入し、舟運と醤油醸造業で栄えた江戸崎は、江戸の文化を今に伝える町。かつては稲敷地方の農作物の集積地として栄え、7月には繁栄を今の伝える『祇園祭』も行なわれています。裏山の竹林に五百羅漢や舟運の歴史を伝える金比羅神社があります。

羅漢山の山上には見事な五百羅漢が並ぶ

瑞祥院

瑞祥院は、文和元年(1352年)、夢窓国師の弟子・黙翁禅師の開山で、足利尊氏の開基と伝えられる臨済宗の古刹。

瑞祥院の裏山が金比羅山で、江戸時代、象頭山金毘羅大権現(ぞうずさんこんぴらだいごんげん=琴平山・象頭山の山岳信仰と修験道が融合した神仏習合の神で、不動明王が本地仏)として船乗りたちに信仰され栄えた讃岐の金毘羅を真似たもの。

その奥、羅漢山にある穏やかな顔で佇む五百羅漢は「羅漢山の夕照」として江戸崎八景のひとつに選ばれている景勝地。
盲目の兄の開眼祈願のため苦労して全国の神社・寺詣りをし、大乗妙典(法華経)を奉納した豊島和七(としまわしち)が宿願を果たし仏恩に報じるためにと、24年の歳月をかけて江戸時代後期の文化元年(1804年)に完成したもの。
現存する羅漢像は493基あり、確認できるものだけで下総、上総、江戸など、522名の寄進者があります。
五百羅漢発願に至る話は民話になり、今も江戸崎で語り継がれています。

境内のひょうたん池には、天保14年(1843年)に江戸崎出身の江戸商人(浅草花川戸の醤油酢問屋)、伊勢屋宇兵衛(いせやうへい)が架けた石橋が残されています。
伊勢屋宇兵衛は一代で財を成し、交通不便な街道筋88ヶ所に橋を架けていますが、現存するものは瑞祥院の石橋くらいです。

名称 瑞祥院/ずいしょういん
所在地 茨城県稲敷市江戸崎3076-1
関連HP 稲敷市観光協会公式ホームページ
電車・バスで JR土浦駅からJRバス江戸崎行きで46分、終点下車、徒歩5分
ドライブで 圏央道稲敷ICから約2km
駐車場 10台/無料
問い合わせ TEL:029-892-2554
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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