詩人・小説家の室生犀星(むろおさいせい)は、明治22年8月1日、金沢市生まれ。平成14年に生誕地跡に開館したのが室生犀星記念館。有名な「ふるさとは遠きにありて思ふもの」(「小景異情 その二」)が掲載された『抒情小曲集』の直筆の原稿や、犀星が幼い我が子たちに宛てた挿し絵の描かれたハガキ、遺品などが展示されています。
金沢生まれの詩人・小説家、室生犀星の記念館
室生犀星は室生犀星記念館の建つ地で生まれ(室生犀星記念館入口には「室生犀星生誕地跡」の碑も立っています)、すぐ近くの寺、雨宝院で育ちました。
館内には犀星の全著書の表紙パネルが年代順に並ぶ「心の風景」、自筆原稿や書簡、遺品などを展示する「生涯と作品・交友と人柄」、東京都大田区馬込の室生犀星宅の庭から「九重塔」、「四方仏のつくばい」を移して築いた犀星好みの庭などがあります。
タッチパネルで「声をきく」「朗読をきく」「校歌をきく」「歌をきく」が楽しめる「音で聴く犀星の世界」、犀星文学に関する様々なテーマの企画展が開催される「企画展示室」、ミュージアムショップなどを併設。
2館以上回るなら「金沢文化施設共通観覧券」の購入がお得です。
室生犀星
本名は室生照道(むろおてるみち)。
明治22年8月1日、加賀藩の足軽頭だった小畠弥左衛門吉種と女中・ハルの間に生誕。
私生児だったため、雨宝院住職・室生真乗に引き取られ、室生家の養子になっています。
犀星の名は、犀川(さいがわ)の西に生まれ育ったことに由来しています。
昭和37年3月26日没(「犀星忌」)。墓所は、野田山墓地。
犀川大橋から桜橋までの両岸の道路は「犀星のみち」と呼ばれています。
明治22年8月1日、加賀藩の足軽頭だった小畠弥左衛門吉種と女中・ハルの間に生誕。
私生児だったため、雨宝院住職・室生真乗に引き取られ、室生家の養子になっています。
犀星の名は、犀川(さいがわ)の西に生まれ育ったことに由来しています。
昭和37年3月26日没(「犀星忌」)。墓所は、野田山墓地。
犀川大橋から桜橋までの両岸の道路は「犀星のみち」と呼ばれています。
室生犀星記念館 | |
名称 | 室生犀星記念館/むろおさいせいきねんかん |
所在地 | 石川県金沢市千日町3-22 |
関連HP | 室生犀星記念館公式ホームページ |
電車・バスで | JR金沢駅から北陸鉄道バス野町・平和町方面行きで15分、片町下車、徒歩7分 |
ドライブで | 北陸自動車道金沢西ICから約5.5km |
駐車場 | 5台/無料 |
問い合わせ | 室生犀星記念館 TEL:076-245-1108/FAX:076-245-1205 |
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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